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指導主事のHubになる!
「4月から指導主事として働いてください・・・」
私がそう言われた時、とりあえずインターネットで検索しましたが、知りたい情報は出てきませんでした。何も分からないまま仕事を始め、先輩たちに教えを請いながら必死に取り組み、数年経つと自分の仕事は何とかなってきました。
そんな折、ふとインターネットで指導主事について改めて検索しました。しかし、数年前と状況は変わらず、指導主事の実務に関する情報はほぼ出て
カリキュラムオーバーロード問題:変わることは簡単ではない。
前回、文部科学省大臣の発言をもとに、学習指導要領が減るかもしれないという投稿をしました。
これ自体も実現は簡単ではありませんが、学習指導要領が変わった先にある、学校が変わることも簡単ではないと思います。
これは教育委員会への調査ですが、学校の場合、「地域とのつながり」や「力を入れている行事」などの理由によって、さらに簡単ではなくなると聞きます。
減らすことは、それほど難しいのだと思います。
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カリキュラムオーバーロード問題:次期学習指導横領の内容は減るのか?
次期学習指導横領に向けて、中教審の各部会で議論が進んでいます。
先日は、教育課程部会が開催され、部会長には奈須正裕氏(上智大学教授)が選任されました。
この日は、PISA2022の結果を踏まえた議論等がなされました。
私が注目しているのは、カリキュラム・オーバーロードの問題です。
働き方改革の視点、学校主体のカリキュラム・マネジメントの視点からも、教委課程において何をどこまで求めるかを見直した
学校が最悪の状態にあるとき、全員に全く同じ順序で教える。では、最良の状態のときには?
「自由進度学習」といった個別最適な学びを促す授業が注目されています。しかし、これが方法論になってしまっている状況も散見されます。「自由進度学習をやること」が目的になっている場合です。本来、「自由進度学習」は手段であり、達成される目的があるはずが見失ったり、そもそも目的をもっていなかったりする場合も考えられます。
そんな時、「そもそも論」で考えることは重要だと考えます。
この指摘は、学校関係者には
学習到達度調査「PISA2022」の結果から考えること
先日、経済協力開発機構(OECD)が行っている学習到達度調査、いわゆるPISA調査の結果が公表されました。
3つの領域の全てにおいて、世界トップレベルという報道がされています。
■ 数学的リテラシ― 5位(前回 6位)
■科学的リテラシ― 2位(前回 5位)
■読解力 3位(前回15位)
この理由として、コロナ禍による休校期間が短かったということが挙げられています。もちろ
データなどのエビデンスを基にした話が重要かどうか。
私の大学院での研究テーマは「教員研修」であり、どのように行うことで行動変容につなげることができるかを考えています。
多様な本や論文を読んでいますが、少し前に読んだ本の中から印象に残った部分を抜粋し、考えたいと思います。
指導主事になってすぐ、「根拠を大事にすること」と教えてもらいました。確かに教員時代は「根拠、俺。」で語ることが多かった自分を自省し、学習指導要領をしっかり理解することに努めました
1人1台端末とChatGPTが、個別最適な学びを現実的なものにするのか
文部科学省も検討を始めているChatGPT等の生成系AIですが、「使わない」という選択をする前に、「何のために、どのように使うのか」をまず考えてみる必要があると思います。
少し前に、東京大学の吉田塁准教授が資料を公開されていました。ChatGPTの教育利用について、非常に分かりやすくまとめられていると感じました。
イベント「教員向け ChatGPT 講座 ~基礎から応用まで~」 5/13 開催報