記事一覧
アナログ人間が電子書籍に手を出し始めた話
最近、10代の頃に好きでよく読んでいた本を、Kindleで集める、というようなことをし始めている。
なぜ1度読んだ本を集めているのかというと、知らない本を買って面白くなかったらどうしようと怯えているからである。保守派である。
手始めに、小川洋子「刺繍する少女」を読んだ。それから、吉本ばなな「アムリタ」を読んだ。 良かった。
いや、それはそうなのだ。良いことは分かっている。既に読んだことのある、
「蛇にピアス」を観て思い出したこと
最近日々の生活にゆとりがあるので、映画を次々観ている。
「蛇にピアス」は、2004年の芥川賞受賞作であり、作家金原ひとみさんのデビュー作でもある。当時、綿矢りささんの「蹴りたい背中」とWで芥川賞受賞だったこともあり、ちょっとした話題になっていたのだった。
原作は、受賞後割とすぐ読んだ。なにせ14年も前のことなので、ざっくりしたあらすじは覚えていたけれどもその時自分が読んで何を思ったかなんていうの
「君の名は。」を観たことによる自浄作用
元々、男女が入れ替わるネタとか、タイムリープとか、タイムスリップとか、あまり得意ではないのだ。そういうファンタジック。なぜかというと、私は誰の体と入れ替わるのも嫌だし、何度も同じ1日を繰り返すなどというのも、自分の身に降りかかったら本気で困ると思っている。それに、タイムリープものは、絶対どこかで矛盾点を見つけてしまって、そこが気になってだんだんよくわからなくなるから、観ていてストレスだし、あまり観
もっとみる古書店で働く未来を夢見たこともあった
今までに読んだ素晴らしかった本のことを書くのもいいのですが、最近全く本が読めていないため、買ったままずっと読んでいない本について熱い思いをぶつけて書こうと思います。
長いですので、もし興味のある部分がありましたらそこだけ拾っていただけたらと思います。
本の内容に関しても、なにせ読んでいないため、中身のことを書いていても全て憶測とうろ覚えの記憶によるものです。
① ヴァン ゴッホ
ア
駆け落ちについての考察
駆け落ちをするのにはある種の才能が必要だと思う。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
を満を持して観た。
作中で可愛い奥菜恵が、同級生の男の子に駆け落ちを持ちかけるシーンがあり、
私の大好きなおやすみプンプンという漫画でもヒロインが主人公を駆け落ちに誘っている。
物語の世界では、数えきれないくらい駆け落ちが題材にされている。
けれどももし自分だったら、すごくすごく好きな人に駆け落ちしよ