恵比寿

一般人です

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    最近の記事

    ふと日記

    今日は部下の子を1人残して仕事を退勤した。そんな日は、なんとなく帰りがたくて、少し心配もあって、駐車場だとか、仕事先の館内なんかで時間を潰したりする。もしもトラブルがあって呼ばれても大丈夫なように。呼ばれることなんて、ほとんど無いのに。 6年働いて、4年目でちょっとした責任者になってから、心配性な私は、いつも早く帰りがたくて、車だとか、休憩室でなんとなく時間を潰す日が多くて、そういうのあんまり良くないんだろうけれども、でも帰りがたくて。 順調にいけば、あと1年もしないうちに今

      • 2019年、春、4月のある日

        年末から年が明けて3月までわりと慌ただしく毎日を過ごしていて、半月に1度のペースで風邪を引き、風邪を風邪と言うと移りたくない人達に嫌がられるんじゃないかと思って花粉症ということにしてしのいでいた。すぐそういうことをしてしまう。私は。 慌ただしかった3月に大きめの仕事があって、それに成功したら昇進の近道になるし、君のことを上に推せるから、がんばってくれと言われて挑んだその仕事がなんともいまひとつな結果に終わってしまい、私は本当に決めるところで決めきれないんだよなぁいつも。と、

        • 暗くない日記

          暗くない日記もあります。 11月13日 「微笑みながら消えていく」という銀色夏生さんの本を、高校生の時に買って持っていた。読んでいて、ふとページをめくる手を止めてしまうようなフレーズがいくつもある素敵な本だったのだけれど、いつかの断捨離の時に売ってしまった。 今日久しぶりに本屋さんに行って、銀色夏生さんの本を見つけて、「微笑みながら消えていく」の好きだった部分がいくつか思い浮かんで、猛烈に読みたくなって、けど売ったので手元になくて、と、いつもそういうのを繰り返してしまう。謎

          • 根暗日記

            最近根暗の勢いがすごいので、少しでも何か活用できないかと思って根暗日記を書きました。 11月13日 「ヴィレッジヴァンガードでわくわくしない」 ことに危機感を覚えています。私が悪いのか、ヴィレッジヴァンガードの品揃えが悪いのか、どうなのでしょう。全く分かりません。 私の生まれ育ったところはまあまあの田舎で、かろうじてコンビニは近所(?)に中学生の頃に出来ましたが、周りは見渡す限り畑で、小学生の頃は年に1回車で1時間かけて街に映画を見に連れて行ってもらって、(映画はジブリかド

            アナログ人間が電子書籍に手を出し始めた話

            最近、10代の頃に好きでよく読んでいた本を、Kindleで集める、というようなことをし始めている。 なぜ1度読んだ本を集めているのかというと、知らない本を買って面白くなかったらどうしようと怯えているからである。保守派である。 手始めに、小川洋子「刺繍する少女」を読んだ。それから、吉本ばなな「アムリタ」を読んだ。 良かった。 いや、それはそうなのだ。良いことは分かっている。既に読んだことのある、自分の好きな本を買っているんだから。そもそもこの2冊は紙の本で持っているのだ。一

            「ニート」に学ぶ別れの流儀

            さびしさは痛切ではなく、花の香りのように仄かに漂っていて、見つめようとするとたちまち色褪せるのだった。 これは、絲山秋子さんの「ニート」という短編小説(の続編の「2+1」という短編)のクライマックスに出てくる一文である。 私はこの一文を読むたび、絲山秋子という人の圧倒的な凄さを痛感するし、プロの物書きの方と自分との差を感じて唸ってしまう。この美しさ。さびしさを、花の香りに例えるなんて。 誰か大事な人との別れを経験した後、さびしいという気持ちを抱きながらも、仕事があって、生

            「蛇にピアス」を観て思い出したこと

            最近日々の生活にゆとりがあるので、映画を次々観ている。 「蛇にピアス」は、2004年の芥川賞受賞作であり、作家金原ひとみさんのデビュー作でもある。当時、綿矢りささんの「蹴りたい背中」とWで芥川賞受賞だったこともあり、ちょっとした話題になっていたのだった。 原作は、受賞後割とすぐ読んだ。なにせ14年も前のことなので、ざっくりしたあらすじは覚えていたけれどもその時自分が読んで何を思ったかなんていうのは全く覚えていなかった。映画化されても、吉高由里子さんが好きなのでずっと気にはな

            「君の名は。」を観たことによる自浄作用

            元々、男女が入れ替わるネタとか、タイムリープとか、タイムスリップとか、あまり得意ではないのだ。そういうファンタジック。なぜかというと、私は誰の体と入れ替わるのも嫌だし、何度も同じ1日を繰り返すなどというのも、自分の身に降りかかったら本気で困ると思っている。それに、タイムリープものは、絶対どこかで矛盾点を見つけてしまって、そこが気になってだんだんよくわからなくなるから、観ていてストレスだし、あまり観ないようにしている。 ので、「君の名は。」も、めちゃめちゃ人気なのは分かっていた

            12月25日

            メリークリスマスミスターローレンスが、毎年クリスマス時期に流れているのをどこかで耳にするので、毎年一回はこの曲聞いてるな。私はこの曲すごく良い曲だと思ってるよ。不意に流れてきていつもやられちゃうよね。でも、この曲好きって誰にも言ったことないな。言っても、「私も〜」って言ってもらえなかったら寂しいから。そもそも戦場のメリークリスマスなんて映画、今みんな知ってんのかな。知らなかったらなんか知識ひけらかすみたいな感じになっても嫌だしな。 クリスマスの日に銭湯の湯船につかり、有線で

            入院日記

            かくかくしかじかでこのたび二泊三日の検査入院をしてきた。 ここ1、2年、厄年のせいなのか手を変え品を変えころころと様々な病気になり、それはまるで彼氏の途切れないモテる女の子みたいだと自虐も込めて思っていて、入院も、この2年足らずでもう3回目であり、しかも全部違う病院だったので、それはそれでなかなか興味深い体験であった。 ここ最近、久しぶりに仕事が忙しく、朝から出勤して夜まで休憩が取れないとか、休日もなんだかんだ職場に行かないといけなかったりと、まあまあ体力的に疲れてもいた

            古書店で働く未来を夢見たこともあった

            今までに読んだ素晴らしかった本のことを書くのもいいのですが、最近全く本が読めていないため、買ったままずっと読んでいない本について熱い思いをぶつけて書こうと思います。 長いですので、もし興味のある部分がありましたらそこだけ拾っていただけたらと思います。 本の内容に関しても、なにせ読んでいないため、中身のことを書いていても全て憶測とうろ覚えの記憶によるものです。 ① ヴァン ゴッホ アントナン アルトー 著 アントナン アルトーという人はフランスの詩人、小説家、俳

            禁煙中に煙草を吸った話

            今人生何度目かの禁煙をしている。本当に、何度目になるか分からない。 元々そんなにたくさん吸う方ではなかったのだけれど、やめるつもりもなく、ただ毎日2、3本をだらだらと吸っていた。 煙草を吸い始めて10年くらいになるけれど、この10年で値段は上がり、煙草を吸える場所も減った。カードが無いと自動販売機でも買えなくなった。持つ気がないのであのカードの名前が今本当に思い出せないけれど、とにかく喫煙者に厳しい時代になったと思う。 学生時代は周りがみんな吸っていたので誰に何を言わ

            自由研究

            夏休みに入ってしばらく経った8月12日、私は友達と朝から映画に行ってごはんを食べて遊んで、と、絵に描いたような気楽な夏休みを過ごしていた。本日封切りの夏休みの目玉映画は期待以上に面白くて、興奮冷めやらぬまま帰ってきたら双子の弟が縁側で宿題の自由研究をやっていた。 私はそれを見てふと立ち止まる。私が家を出たのが朝の10時で、その時点で彼はすでにそこにいたように思う。今が夕方の6時半なので、ずっとそこで宿題をやっていたのだろうか。いやまさか。 そう思って、私は弟に声をかけた。

            7月17日

            今日はコインランドリーに行った。 うちのアパートにはベランダが無くて大きい洗濯物が干せないので、布団だとか、シーツだとか、大きい洗濯物がある時はコインランドリーに行く。 私生活がまるで廃人の私は、つい最近までこたつの布団を出しっぱなしにしていたのだけれど、気がつくと2017年が半分終わっていたので、重い腰を上げてこたつの布団を洗濯に行ったのだった。 コインランドリーはクーラーがついておらず、エアコン自体はあるのにリモコンが設置されていなくて利用者が勝手につけられないように

            ご褒美の話

            私はひとつものを買う時にもの凄く悩むほうで、服にしても靴にしても、鞄なんてとてつもなく悩むし、家に置く棚とか、電化製品など、あらゆるものに対して本当になかなか購入に踏み切れないのだけれど、この度久しぶりに衝動買いというものをしてしまった。 というのも、ある真夜中に地震のことを考えて眠れなくなり(基本的に病気なんじゃないかと不安になるくらい過眠気味なので夜寝れないなんて3、4年ぶりぐらいだった)、地震の防災セットを買おうかと思ってネットの海をぐるぐるしていたら、なぜかタブレット

            駆け落ちについての考察

            駆け落ちをするのにはある種の才能が必要だと思う。 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? を満を持して観た。 作中で可愛い奥菜恵が、同級生の男の子に駆け落ちを持ちかけるシーンがあり、 私の大好きなおやすみプンプンという漫画でもヒロインが主人公を駆け落ちに誘っている。 物語の世界では、数えきれないくらい駆け落ちが題材にされている。 けれどももし自分だったら、すごくすごく好きな人に駆け落ちしようと言われたとして、ついて行くことはできるんだろうか。 子どもの頃は思っていた