【エッセイ】里の駅に行ってきました19 山々の紅葉が綺麗 [道の駅・里の駅](1138文字)
2023年11月25日。
夫と一緒に車で、京都府京都市の里の駅に行ってきました。
天気予報を見ると、前回の里の駅行きの時に比べて、かなり気温が下がるようなので、フランネルのシャツに薄手のダウンコートを羽織り、大判のスカーフを持って行くことにしました。
この格好なら大丈夫と思ったのですが、外に出ると、思ったよりも寒くて、ダウンコートの前を閉めました。
青空に灰色のもくもくした雲。
「わぁ!」
私は声を上げました。
里の駅に向かう道中の遠方の山々が、紅葉で、黄色のグラデーションに輝いていたのです。
ところどころ赤色も混じっていました。
鮮やかなこと!
遠景の山々を見るなら、今が一番綺麗かもしれませんね。
里の駅の駐車場に車を停めると直ぐに、翌日の朝市の準備をしていた、いつも楽しくお喋りする生産者さんに呼び止められました。
夫は、車を降りて、いつも楽しくお喋りする生産者さんのところに歩み寄って、少しの間、立ち話をしました。
私は、車の中で、身なりを整えるのに手間取って、間に合いませんでした。
帰り際にお話できるかなと思いましたが、忙しそうで、できませんでした。
残念。
里の駅では、西洋人参・紫人参・赤かぶ・かぶ間引き菜・日野菜・菊芋・柚子・ミニトマト・栃餅を購入。
売り場には、複数種類の大根・複数種類の人参・複数種類のかぶ・複数種類のトマト等、野菜がたくさんありました。
複数の生産者さんの柚子もありました。
購入した西洋人参は、大ぶり、いつも通り、ぬか漬けにします。
久しぶりの紫人参は、小ぶりで細身、鉄鍋蒸し焼きにします。
大きな赤かぶも今回は、鉄鍋蒸し焼きにしてみます。
赤かぶの鉄鍋蒸し焼きは、初めてなので、楽しみ。
かぶ間引き菜は、里の駅のものは初めて、蒸し器で蒸してみます。
我が家のご馳走で、今季初購入の日野菜は、いつも通り、お吸い物にします。
いつもより小ぶりな菊芋は、いつも通り、ぬか漬けにします。
いつも楽しくお喋りする生産者さんの柚子は、先日食べて美味しかった、柚子そうめんにします。
ミニトマトは、洗って、そのまま食べます。
柴漬けは、残念なことに、忘れてしまいました。
そして、里の駅での買い物の楽しみのひとつの餅菓子、今日も栃餅。
車の中で、栃餅を食べました。
ん?今日の栃餅は、ここ最近の中では、一番美味しい!
餅の味が濃くて、香り高くて、気のせいかもしれませんが、いつもより濃厚な餡子が多く感じました。
帰途の車を降りる時に、大判のスカーフを首に巻きました。
寒くなりましたね。
12月も目前に迫ってきています。
里の駅の掲示板にも、正月用の餅の予約の案内が貼られていました。
そろそろ正月の準備の時期ですね。
寒くて、気忙しくて、私は、ちょっと苦手な頃です。
年末の買い物は、楽しいですけれどもね!
天野マユミ
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