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妊娠、出産について

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32歳で第1子を。 その過程の中で考えたことについて。
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#日記

第二子について考える

第二子について考える

娘はもうすぐ一歳。
二人目について考えることが増えた。
正確には夫に話を振ることだ。

というのも、娘を産んだ後からすぐに「二人目産む時もこんなに痛いの!?いや~」といらぬ心配をするくらいもう一人産みたいと思っていたから。

夫はこの子を妊娠する前から「一人っ子がいい」と言っていたので、その話をするとなんとなく茶化して濁されることが多かった。

一昨日、いつもより少し真面目な感じでこの話を振ると夫

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みんなお母さんのふりをしている。

みんなお母さんのふりをしている。

子供が産まれる前、はっきりとお母さんになんてなりたくない!って思ってた。
お母さん=自己犠牲というイメージが強くて、どう考えても憧れのお母さん像が分からなかったのだ。
自分の親に感謝しているけど、私もそうなりたいかと言われれば違うと思った。

でも、子供が産まれて、強烈に可愛い赤ちゃんを前にして、お母さんになれて本当に良かった。ありがとう。という気持ちでいっぱいになった。
手のひら返しのように、気

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寝かしつけで悩まない

寝かしつけで悩まない

娘が生後5か月になった。
出産を終えてすぐに、育児について知らないことばかりで驚いたことを覚えている。
産後の疲れが取れない中で始まる頻回授乳。
生まれて間もない赤ちゃんは昼夜逆転していること。
すごく覚えづらく、種類の多い赤ちゃんの服。

そんな中で、「ネントレ」「セルフねんね」という言葉と出会った。

赤ちゃんの寝かしつけで苦労している私にとって、自分で一人で寝てくれる!だなんて、助かるし、す

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義母に「娘ちゃんの面倒は見るから働けば?」と言われた話

義母に「娘ちゃんの面倒は見るから働けば?」と言われた話

先日、義理実家に長く滞在して、お義母さんとたくさんお話をしました。
その中で、タイトルのような言葉を言われて、モヤモヤしつつ、スッキリもしたのでそのことを…。

文脈を書かないと、このセリフ誤解を与えそう。
「自分の子供を祖母が奪おうとしている」とか「働けと強いている」とか…思われても致し方ない。
でも、そんなステレオタイプな困った義母として、この発言を言ったわけではない。

夫と私は別居婚をして

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私たちの人生を縛る呪いについて

私たちの人生を縛る呪いについて

「逃げるは恥だが役に立つ」の中で、50歳近い女性が、20代の女性からの若さマウントをとられて言うこのセリフがとっても話題になった。

「若くなければダメだ」など、誰かの言った言葉に影響を受け、自分自身の選択を制限させてしまうものが呪いなんだと思う。

そういう呪いがこの世にははびこっていて、気をつけていても知らず知らずのうちに、私たちは呪いにかかっている気がする。
出産を経て、すごくそれを感じる。

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”母親らしさ”を受け止めること

”母親らしさ”を受け止めること

母性的なものを考えると自己犠牲が頭に浮かぶ。
自分らしさや自分を満たすことも大事だよという優しい言葉に救われる。
ただ、私の場合は自分の今までの人生で、あまりにも〇〇らしさを無視して生きてきたなという愚かさを感じる。

大学生のころに、友人に言われた印象的な言葉がある。
「最初からお兄ちゃん、お姉ちゃんだった人は一人もいない」
血液型の性格診断は馬鹿馬鹿しくて、嫌いだけど、家族構成で性格が出ると思

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赤ちゃんと天使

赤ちゃんと天使

赤ちゃんが産まれた日々の話を綴っています。
赤ちゃんの名前はあだ名のくりちゃんで表記します。

***

父がくりちゃんを見ながら
「仏様みたいな顔して眠ってるなー」
と何気なく言った。

確かにすやすや眠る顔は、優しく微笑む仏様みたいだ。
その時、むしろ仏様が赤ちゃんをモデルにしてるのかな?と思った。

そういえば、いわゆる天使(エンジェル)も赤ちゃんだ。
しかも裸ん坊の。生後3、4ヶ月くらいか

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当たり前じゃない幸せ

当たり前じゃない幸せ

赤ちゃんが産まれた日々の話を綴っています。
赤ちゃんの名前はあだ名のくりちゃんで表記します。

***

当たり前の幸せを見過ごさないように。
感謝すること。

その通りだなと思う。
そうした気持ちが大切だと感じる。

ただ、くりちゃんが生まれてからの日々は、この反対だなと感じることが多い。

当たり前じゃない幸せを痛感する。
だから、感謝している。

妊娠と出産の中で、くりちゃんの存在が当たり前

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出産とはセックスの延長なのかもしれない。

出産とはセックスの延長なのかもしれない。

助産院でのワークショップで、陣痛時、思いの外"セクシー"な声になっていたと話す経産婦さんがいた。
すると、院長が「出産ってセックスの延長みたいなものだから」とあっさりと言った。

私はその会話に衝撃を受けて、なぜ?出産がセックスとずっと引っかかっていた。

私にとって、神秘的な命の誕生と快楽をも楽しむ愛の行為が全く繋がらなかったから。

でも、実際に出産を経験して(しかも、助産院で夫とずっと一緒に

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大人になること。明るいほうへ進むこと。

大人になること。明るいほうへ進むこと。

24歳くらいだったかな?

働くことに慣れてきた社会人2年目くらいの頃。
大学時代の友人(男)が結婚して、おめでとーって飲み会を何人かでした。
帰り道に親友と酔っ払って、2人で締めはラーメン?いやいや、回らない寿司でしょ!と贅沢して、笑いながら帰った。

32歳になる年を迎えて、その友人とランチをしながら色んな思い出話をした時に、その日のことをふと思い出す。

「あの時さ…私たち、ぜーんぜん、結婚

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産休を経ての反省点と育休にむけて改善点

産休を経ての反省点と育休にむけて改善点

今までの妊娠についての記録はこちらからご覧下さい。

◆産休をやり直すなら…反省点

・はやめに休む必要は無かった。
妊娠は、初めてのことだから、いつも今は何周だから無理しては行けない…と思っていたけど、31週の私はまだまだ元気だった!
こんなに暇なら33週まで働けばよかった。

・里帰りは1ヶ月前から。
約15年ぶりの親との暮らし。
予定日2ヶ月前からお世話になっていた。
親が悪い、私が悪い!

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陣クスというおまじない 妊婦記録vol.5

陣クスというおまじない 妊婦記録vol.5

予定日前日!

今までの妊娠については、よろしければ、こちらのマガジンをご覧下さい。

いつ来るか分からない陣痛。

私だけのタイミングでは無く、赤ちゃんが選んで来てくれる!と分かってはいるものの、予定日が近づくとそわそわ。
陣痛が来ると言われる陣クスを色々試してみました。

◆夫とゆっくりできる最後のデート
幸せホルモンであるオキシトシンを出そう!と思い、予定日前の最後の週末にアフターヌーンティ

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初めての出産までに、助産院で経験したこと

初めての出産までに、助産院で経験したこと

初めての出産を、助産院で迎えることにした。
その理由については下記のnoteをご覧下さい。

⬛︎助産院で経験したこと悩んだ末に助産院で産むことを決めたのが、32週。
(妊娠初期に見学に一度行っていたので、出産間近でもスムーズでした。)

ドキドキしながら、電話でその旨を伝えた時に、「良ければ何で悩んでいたか教えてくれる?」と院長に言われた。

"問い"というものには、力がある。
答える中で、自分

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はじめての出産、助産院で迎えることにした理由

はじめての出産、助産院で迎えることにした理由

予定日まで、1週間をきったところで自身の妊娠生活を振り返っています。
下記のnoteに記事がありますので良ければご覧下さい。

⬛︎はじめに
今回は、助産院で出産をすることにした理由について書いていきます。
まず助産院とは?(正式名称は助産所のよう)

要は、医者がおらず医療行為ができないが、助産師さんの元で出産できる場所。
全てがそうなのか、分からないけれど、「妊婦の希望を尊重したお産」「自然な

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