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カルロス・アンチェロッティに学ぶマネージメント術
数々の逆転劇でUEFAチャンピオンズリーグ決勝まで勝ち上がり、見事優勝を果たしたスペインの銀河系軍団レアルマドリードを率いるイタリア監督のカルロス・アンチェロッティは、準決勝でクロースやマルセロと交代策について意見交換する場面がTwitter上で拡散されていたように、選手との対話を重視したマネージメントをする人物だということが彼の著書を通じてよくわかりました。
非常に興味深いのは、そのマネージメ
人は思い込みに支配されている
4月〜7月生まれの高卒Jリーガーが多いことはよく知られていると思います。それはなぜかというと、早く生まれるということは、遅く生まれた子たちよりも身体的な成熟度が早いと考えられているためです。しかしデータを追いかけると、20歳頃にはその身体的な有意差はなくなっているといいます。
なぜJリーガーの生まれ月に影響が出るのか?心理学では、スポーツを始めた時期を問題提起しています。サッカーを始めた時に、4
タイ人はタイ人のことを実はよく知らない
自国民の性質を知るためには、他国民の性質を知り比較してみると手っ取り早い。
例えば、有名なタイ人のマイペンライ精神
*マイペンライ
タイの言葉で、問題ない、大丈夫、という意味で用いること多い
タイに住んでいると、重大なミスを犯してもマイペンライで済まされ仕事が遅れるなど、時間にきっちりし細かいところに目の行き届く日本人からするとストレスの溜まるようなことにたくさん出会す。
一方、問題が起き
職業サッカーコーチの僕が子どもたちに伝えたいこと
1993年にJリーグが開幕し、創成期の華々しいプロサッカー選手たちを見て、僕たちは育った。
プロサッカー選手になりたかった。
サッカーは美しく夢があると思った。
約20年後、念願の夢が叶い幸せな気分だと言いたいところだが、その過程で見てきたものは、金、権力、政治、宗教、賭博、賄賂、決して美しいとは言い難いことばかりだった。
プロの世界に足を踏み入れた時点でそれは避けては通れぬことは重々承知
突然ですが、契約解除になりました。
私事ですが、契約期間満了を待たずにチェンライ・ユナイテッドを解雇されました。
理由は、あることがきっかけでオーナーを怒らせてしまったことによる一方的な契約解除。
長いコロナブレイクが明け、リーグ戦再開に向けてチームとしての準備期間を楽しみにしていた矢先の出来事に、さすがにショックでしたが、何よりも和解のチャンスすらなかったことが非常に残念でした。
僕自身、間違った行動をしたとは思っていません
世界戦での怒りのコントロール法
コロナがタイでも流行り始め頃、自チームのトレーニングも中断し、チェンライに取り残された期間が約3週間ほどありました。
先の見えない状況、でも時間はある。
そこで僕は何か作りたいと思い立ち、サッカーの本を書いてみることにしました。(BS1スペシャル「封鎖都市 武漢 76日間市民の記録」の中で日記を書く武漢の女性を見てめちゃくちゃ共感しました。人間は、自由には向いていなくて、何か課題のある毎日の方
アジアに期待される日本人
アジアには日本人選手や指導者の需要があると言われている?
確かにFIFAランキング28位の日本(2020年5月時点)は、サッカー後進国として位置付けられるアジア諸国から見ると、魅力的に映るのかもしれない。
ただ世界には日本よりFIFAランキングが上の国が27か国もあるわけで、日本じゃなくてもいい理由はあるよねと、日本人ながら思う僕はいささかひねくれ者ではある。
じゃあなぜ日本人の需要があると