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違うこと

「違い」を体験する機会は大変貴重です。現在6歳と5歳になる娘たちは、コロナ後約2年半ぶりに日本へ帰国しており、爺ちゃん婆ちゃんのサポートを受け「違い」を体験する機会を得ています。

例えば今回、爺ちゃん婆ちゃんの計らいでプール付きのホテルに泊まる機会があり、大好きなプールに入った娘たちが「なぜあの人は服を着て椅子に座ってプールを見ているの?」と聞いたそうです。タイのプールに監視員がいることは稀なので、とても珍しかったようです。

温泉に入った際も、真っ裸の人たちがお湯に浸かっている姿を見た娘たちは、しばらく固まってその状態をただただ観察していたそうです。湯船に浸かるということ自体が珍しいタイで生活している娘たちにとって、皆んな裸で大きな風呂に入ることが異様に映ったのでしょう。

日本もこれから外国に対してオープンにならざるを得ないフェーズに突入するはずです。「違いを知る・受け入れること」は多様化する社会を生き抜くために必要なスキルだと思っています。なぜなら世界は違うことだらけだからです。

そう語りつつ、実は私もこの違いを体験することについては課題です。なぜならタイ在住歴が長くなり過ぎて、「違い」を感知するスカウターの感度が大変鈍くなっているからです。これらを解決するためには、環境を変えること以外ないでしょう。まだ知らない世界が待っていることを想像するとワクワクします。

娘たちにには沢山の「違い」を体験してタイへ戻ってきてほしいと思います。

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