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ビジネス森の哲学者にリスが学んだ大切なこと

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ビジネス世界の崇高で深淵な教えを説く師“森に住む哲学者”と、“森を覗くリス”の物語。実話をアレンジしてのメタファーによって、リスが学んだ大切な「ビジネス哲学」をわかりやすく解説し…
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#心

第1話:森の哲学者とリスの出会い

第1話:森の哲学者とリスの出会い

はじめまして。リスです。
僕はこれからこのnoteでこっそりと、ビジネス森の、尊敬する哲学者の話をします。

なぜこっそりとするかって?
崇高で深淵で荘厳な佇まいだからね。

あとは『想像力』を働かせてください。
よろしくお願いします(笑)。

リスが初めて森で哲学者を見たある日。
リスは不思議だった。

哲学者は見るからに怖い顔をしていたし、
厳しい言葉も発していたし、
森にいたウサギもシカも、

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第2話:弱虫ウサギとピンクの夕日

第2話:弱虫ウサギとピンクの夕日

哲学者が現れる場所は「ビジネス森」と呼ばれていた。

哲学者が凄かったのは、
ただ本をとんでもなく沢山読んだり、
森小屋の重厚な造りの机にかじりついて勉強したことを
教える人じゃなかったからだ。

哲学者はそれは「知識」でしかないと言った。
哲学者の教えは「知恵」だった。

実は哲学者は、元々は都会に住んでいて
世界中の凄い都市にも沢山行って
世界中の超一流という人達に会い、
実際に実践する人だっ

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第3話:心を奪っていくものの正体

第3話:心を奪っていくものの正体

ビジネス森はマネジメント山の裾野に広がっていて、いろんな動物達が登っていた。
そんな動物達は、ビジネス森に降りてきては
小さな小さな湖の冷たい水を飲んで喉を潤した。

ゴマスリさせたら世界一のサルや
サボることばかり考えてるシカや
意外にも細やかな心遣いのイノシシや
いばり散らしてるタヌキや
いつもおろおろ心配しているキツネや。

全く余談だけど、
動物は見かけによらない(笑)。
動物は見た目が9

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番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

なぜ僕が「リス」を選んだのか。
そこにも何かこの物語を書く意味がありそうだと、ふと思った。
別に、森なんだからリスじゃなくても鹿でもたぬきでもいいわけで。

なんでもそうだけれど、

もう辞めちゃおうかなと思った時は
立ち止まって、原点にかえるといい。

迷わずリスと決めたのはなぜだったかな?と立ち返った時、思い出した。

哲学者は本当に僕に厳しい。いまだにずっと。
哲学者が森で教えた中で1番叱ら

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