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「生き金」と「死に金」:目に見えないものに投資する
お金の使い道は古くからある人間の重要なテーマです。美味しい食事に使ったり、流行りの洋服を買ったり、あるいは住宅ローンの頭金にしたり。はたまた、株式や投資信託に“投資”してみたり。
私は、美輪明宏さんの人生訓が好きで、氏の著作を愛読しています。その美輪さんが、お金について語った文章があります。
「お金は“目に見えないもの”に使いましょう。洋服やアクセサリーなど、形あるものは、すぐに流行おくれに
我が節約生活の始まり②:micromaniaに陥らないために
コンビニで買ったジムビームのミニボトル(200mL)が517円(税込)。大切に飲んでいると、4日持つことが分かりました。つまり、1日当たり130円。
酒屋さんの自動販売機で350mLのビール1缶240円を買うのと比較すると、明らかに大きな節約です。
私にとって、節約額も大事ですが、同じくらいアルコール量も大事です。
ビール350mL1缶の場合、350×5%=17.5mL
ジムビーム200mLを4
努力が苦にならない、それがあなたの「道」
あだち充のコミック『H2』のなかで、こんなくだりがあります。
比呂「がんばってますなァ。」
春華「国見くん達の練習ほどじゃないわ。」
比呂「勉強と比べられてもなァ。」
春華「目標に向かって
がんばってるのは同じでしょ。」
比呂「ふ――む。」
「どうして
この根気と集中力が
ほかのことには回らねえんだろ。」
春華
「その道を行けっていってるのよ、
自分が力一杯がんばれる道を――」
「みんな
人生に悩んだら「一事」を思い定める
悠久の進化の歴史の中で、人間の脳は極度に発達してきました。その結果として、高度な文明・文化を発展させてきた一方で、言わば「頭でっかち」な種として、懊悩の絶えない生き物になってしまった感があります。
物事を必要以上に複雑に考え、煩瑣な事柄に苛まれ、やがては自ら命を断つ人も少なくないのです。生き延びるために発達させてきた脳に、命を奪われるとしたら、これほど本末転倒なことはないでしょう。
そういう
数の概念と精神の成熟
人間誰しも、快楽を希求して日々活動しているわけですが、必ずしも快楽ばかりが幸福ではありません。明治時代の碩学、大西祝は、『悲哀の快感』『辛苦』などを著し、私たちにとってマイナス(負)である「悲哀」や「辛苦」もまた幸福にとって欠かせないと述べています。
私たちは、小学生の時代、やがて習う負の数という概念に触れることなく、正の数の範囲のなかで算数を学びます。正の数、負の数に、数の概念が拡張されるの
「感謝」とは「あるもの」を認識すること
私たちは、膨大な自明性の上に生きています。
自動車、電車、スマホ、水道、電気、ガスに始まり、お米、机、ペン、コーヒーカップ、ベッド、布団を経て、空気、大地、水に至るまで、膨大な条件の上に生活しています。
でも、それらはあまりに「当たり前(自明的)」すぎて、普段私たちはそれらを「認識」できません。
「存在しているのに認識できない」ものが、この世には沢山あるのです。
そこで、存在しているものを
人とウィスキー:『響30年』は70万円
30代の頃、ウィスキーにハマりました。
ウィスキーは一般的に熟成の期間が長いほど価値が高いものです。
精神科医の樺沢紫苑先生は、余市蒸留所を訪れ、0年、5年、10年、15年の原酒を試飲したことがあるそうです。
年数を経るにつれて、とげとげしさが抜け、まろやかに美味しくなっていくとのことです。
樺沢先生は、「これは人間の成長そのものだ」と感じて、さらにウィスキーのファンになったと言います。