こんにちは。 三好碧といいます。 去年の年末から、短歌を詠み始めました。 ずっと以前から、式子内親王の和歌が大好きでした。出会いは普通、百人一首の 「玉の緒よ 絶…
最近、よく父や母のことを思い出します。 ひとつには短歌を始めたことで、家族の風景を詠むことが増えたからだと思います。 そんな中、昨日は、私の父の歌がNHKのさくら短…
おはようございます。 今回は、次号がくるまでに塔を読み終えることが出来たので、全体/から私の好きな歌五首について書きたいと思います。いつもながら個人的な感想です。…
今月も、塔の若葉集から、個人的に好きだった歌を五首書かせていただきます。敬称略、すみません。 出かけてしまうパパを引き留めようと泣く子をぎゅっと抱きしめる場面と…
私が短歌を始めてしばらくして、オットがハーモニカを吹くようになりました。私が短歌を楽しそうにやっているので、自分も何か趣味を持ちたいと思ったようです。 ハーモニ…
親友が、私のために歌を詠んでくれました。 その返歌です。 親友が私のために詠んでくれた歌を読みつつ鎮もる心 いつも、ありがとう。
こんにちは。 いつも通り、私の主観での好きな歌五首について書かせていただきます。 敬称略で、失礼します。 連作のうちから、身近な方が亡くなったことがわかります。 …
こんにちは。 式子内親王と河野裕子さんの歌集はたくさん持っているのに、現代の歌人を知らなすぎるので、やっぱりこれはマズイと思い、歌集を三冊買いました。 まず一冊…
若葉集193pに、五首掲載して頂きました。 いつもながら景ばかりの歌で、少しずつ、情も入れて行きたいなぁ、と思うこの頃です。 実は送っても掲載されなかった歌に、次の…
こんにちは。 山の家にも遅い春がやってきて、桜が咲いてきました。 これからののどかな春がとても楽しみです。 さて、塔四月号の若葉集より、好きな歌五首です。敬称略で…
木は、私にとって特別な存在です。 小学生の頃は校庭の奥にある樹に「お母さんの木」と名前をつけて、いろんな事を話してました(もちろん心の中で)。 その後も、素敵な木…
「塔」四月号の「特別作品」に掲載されました。 「特別作品」というのは、特に優秀な歌が選ばれた集ではなくて、15首以上の連作を投稿する場です。今回は15編の中から5編選…
「さくらの花は散ってしまい、桜色があるというわけでもない空を、なにを眺めるというのでもなくじっと眺めていると、そのなにもない空に春雨が降っている」 平井敬子さん…
今月も、たくさんたくさん、心に響くお歌ばかりだったのですが、全部書ける気がしないので、無理無理五首に絞って、感想を書いていきます。 敬称略で失礼します。 同じ若…
「塔」三月号より、私の好きな歌です(敬称略)。 潮さんの短歌、全部が好きでしたが、この一首は私を打ち抜きました。 短歌を、心の底からの短歌を詠もうとするとき、私…
愛子さまの卒論が式子内親王についてだったとニュースで知り、大興奮! さすが、お目が高い!(←不敬💦) 読んでみたいーーー。どのお歌を取り上げられたのでしょう? ワク…
三好 碧
2023年1月25日 16:50
こんにちは。三好碧といいます。去年の年末から、短歌を詠み始めました。ずっと以前から、式子内親王の和歌が大好きでした。出会いは普通、百人一首の「玉の緒よ 絶えねば絶えね ながらえば 忍ぶることの 弱りもぞする」という歌。なんて激しい歌だろうって思った。こんな歌を詠んだ人はどんな人だろう。そして、誰を忍んでの歌なんだろう。そういう興味から、式子内親王の人生への探究が始まりまし
2024年7月17日 12:07
最近、よく父や母のことを思い出します。ひとつには短歌を始めたことで、家族の風景を詠むことが増えたからだと思います。そんな中、昨日は、私の父の歌がNHKのさくら短歌大会で秀作に選んでいただきました。角川の「短歌」に佳作で載ったのも、父の歌でした。今月号の塔にも、父のことを詠んだ歌が載りました。母は千葉で生まれた総領娘(長女)、父は熊本で七人兄弟の下から二番目で生まれ、幼いころに父母
2024年7月9日 09:51
おはようございます。今回は、次号がくるまでに塔を読み終えることが出来たので、全体/から私の好きな歌五首について書きたいと思います。いつもながら個人的な感想です。敬称略、申し訳ありません。直前の一首に、「不愉快だどけど私に怒鳴るのが私の夫であるということ」という歌があります。つまり、日常的に怒鳴られているのだと思います。それを友人、もしくは親戚、もしくは本人に「やめて」と訴えたとき、「被害妄
2024年6月26日 19:13
今月も、塔の若葉集から、個人的に好きだった歌を五首書かせていただきます。敬称略、すみません。出かけてしまうパパを引き留めようと泣く子をぎゅっと抱きしめる場面と読みました。下の句の「お腹のなかに押し戻すごと」がとても効いていて、一首をとても深いものにしていると思います。実は、私はこの歌にとても共感しました。私は二人の子どもがいますが、共働きだったので、二人とも産休までしか一緒にいられませんでし
2024年6月15日 09:33
私が短歌を始めてしばらくして、オットがハーモニカを吹くようになりました。私が短歌を楽しそうにやっているので、自分も何か趣味を持ちたいと思ったようです。ハーモニカは存外、奥が深いらしく、最初は高音や低音が出せませんでした。ギターをずっとやっていたオットは、「楽器なのに出ない音があるとか、ある!?」と、文句まじりに、楽しそうに言っていました。何でも器用に、すっと出来てしまうオットには、思う
2024年6月11日 03:55
親友が、私のために歌を詠んでくれました。その返歌です。親友が私のために詠んでくれた歌を読みつつ鎮もる心いつも、ありがとう。
2024年5月30日 12:10
こんにちは。いつも通り、私の主観での好きな歌五首について書かせていただきます。敬称略で、失礼します。連作のうちから、身近な方が亡くなったことがわかります。その方のご遺体が焼かれて、収骨をしているときの景と読みました。なにか、後悔があるのでしょう。亡くなってからその時まで、心の中で「ごめん」と言い続けてきたように思います。生前に言えなかった「ごめん」、もうその人に届かない「ごめん」。
2024年5月20日 10:25
こんにちは。式子内親王と河野裕子さんの歌集はたくさん持っているのに、現代の歌人を知らなすぎるので、やっぱりこれはマズイと思い、歌集を三冊買いました。まず一冊目。王道的な一冊。歌友さんで寺山修司の短歌を誦じている方が多いので、教科書的に買いました。と言っても、これはKindleです。最近の歌集は装丁や紙、短歌の文字組まで工夫されてる方が多いので、そこも楽しみたく紙の本がいいですが、こ
2024年5月17日 10:03
若葉集193pに、五首掲載して頂きました。いつもながら景ばかりの歌で、少しずつ、情も入れて行きたいなぁ、と思うこの頃です。実は送っても掲載されなかった歌に、次の一首があります。心など谷に投げ果て生きてゆく冬ざれの野にひとひらの雪式子内親王の大好きな歌日に千度(ちたび)心は谷になげはててあるにもあらずすぐる我が身はへのオマージュでした。まだまだですね。精進しますᕦ(ò_
2024年4月29日 14:35
こんにちは。山の家にも遅い春がやってきて、桜が咲いてきました。これからののどかな春がとても楽しみです。さて、塔四月号の若葉集より、好きな歌五首です。敬称略で書かせていただきます。人間を好きな人が、自分にはとても寂しく感じられる…。どんな状況なのだろうと、考え考えしているうちに、こんなことを想いました。主体は、「このひと」のことが好きなのだろう、と。そして「このひと」も主体にとても親切
2024年4月23日 08:50
木は、私にとって特別な存在です。小学生の頃は校庭の奥にある樹に「お母さんの木」と名前をつけて、いろんな事を話してました(もちろん心の中で)。その後も、素敵な木を見つけると抱きついていました。そういえば、子どもたちが産まれてからも抱きついていたなぁ。「お母さんは木とお話出来るのよ」と言って。「木さんは何て言ってるの?」と聞かれると、「元気だったか?」って言ってるよ、と言って。
2024年4月17日 08:13
「塔」四月号の「特別作品」に掲載されました。「特別作品」というのは、特に優秀な歌が選ばれた集ではなくて、15首以上の連作を投稿する場です。今回は15編の中から5編選ばれたと書かれてました。年齢が、ばれますね(汗)山に来て、少し野鳥の名前を覚えたころ、ゴジュウカラって「五十から」ともいえるなぁ、と思ったのがきっかけです。その前に、家のベランダの手すりに野鳥が止まって、わー、野鳥だ!と思っ
2024年4月14日 18:03
「さくらの花は散ってしまい、桜色があるというわけでもない空を、なにを眺めるというのでもなくじっと眺めていると、そのなにもない空に春雨が降っている」平井敬子さんによる現代語訳ではそう書かれています。また馬場あき子さんの著作からは、「式子内親王が父親の後白河より伝領して晩年を過ごした大炊御門殿には巨大な八重桜の古木があった」という。(となると、先日の私の早春の歌の解釈は間違えになるのですが・汗
2024年4月9日 19:04
今月も、たくさんたくさん、心に響くお歌ばかりだったのですが、全部書ける気がしないので、無理無理五首に絞って、感想を書いていきます。敬称略で失礼します。同じ若葉集、入会一年目の藤田さんのこの感性の素晴らしさ。特に下の句が印象的で、射貫かれました。「ゆっくり泳ぐさかな、ぎんいろ」。その静謐な美の中に残る、ざらっとした違和感。それを「笑へないのに笑ふとき」、「皮膚の下」に感じるという。七首採ら
2024年3月26日 15:54
「塔」三月号より、私の好きな歌です(敬称略)。潮さんの短歌、全部が好きでしたが、この一首は私を打ち抜きました。短歌を、心の底からの短歌を詠もうとするとき、私にとってもその一行は絶叫になっていると思います。だから、なかなかお洒落な歌は詠めないし、明るい歌も少ないです。でも、短歌は叫び。この叫びに心を震わせてくれる人がいたなら・・・。潮さんの絶叫は、私の魂全体を震わせました。すごい歌を読
2024年3月20日 18:22
愛子さまの卒論が式子内親王についてだったとニュースで知り、大興奮!さすが、お目が高い!(←不敬💦)読んでみたいーーー。どのお歌を取り上げられたのでしょう? ワクワク!