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塔四月号 掲載歌


若葉集 308p

木は、私にとって特別な存在です。

小学生の頃は校庭の奥にある樹に「お母さんの木」と名前をつけて、いろんな事を話してました(もちろん心の中で)。

その後も、素敵な木を見つけると抱きついていました。
そういえば、子どもたちが産まれてからも抱きついていたなぁ。
「お母さんは木とお話出来るのよ」
と言って。
「木さんは何て言ってるの?」
と聞かれると、
「元気だったか?」
って言ってるよ、と言って。

この歌は、本当に木樵が大樹を伐っているのを見て生まれた歌です。
犬の散歩の時に見ました。
あぁ、あんなに大きな、素敵な樹を伐ってしまうんだぁ、と思いながら見ていました。
これは歌にしなくちゃいけない、と思って詠みました。

読んでくださり、ありがとうございます。


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