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オープン・ダイアローグで初めて泣いた話
7月のオープン・ダイアローグ。1回目。 先日、満員御礼にて終了した。 まきさん( https://www.instagram.com/taiwano_maki/ )と、と由美子さんによる、とても丁寧なナ…
声と、身体と、生きていること
空が澄んできて、外気が鼻先を冷たくする。
冬が深まってきたと感じる。
「ねむい」と言う回数が増えた。
予定がなければ、永遠に布団の中にこもっていられそうだ。
衣擦れの音と、体温の反射による蓄熱。
心を自分の内側に向けるには、とてもいい季節だ。
なんとなく、冬に充分こもっておくからこそ、夏の躍動がより弾けるような気がしている。
自分の本来の歩き方。
自分の本来の声。
そういうものに、集中して耳
満月ダイアローグを終えて(1)
10月の満月の夜。
舞踊家の友人が踊り、私が音楽を奏で。
お客さんたちはその表現を受けて、自分の中から生まれ出てきたものを、絵や言葉で表す・・・
そんな集いを、喫茶店で開いた。
未知の領域。
恐る恐る飛び込んでみた。
失敗してもいいからと。
精一杯やったつもりだ。
毎日のギター練習で、左手の指先は皮が分厚くなって、タッチパネルがうまく反応しなくなった。
人差し指の第二関節の横も、硬過ぎ
満月ダイアローグがうまれたわけ
自分の真ん中を、表現を、自分そのものを、人前に出すのは怖い。
ほんとうに怖くて、自分で自分に「どうかしてる」と思うことがある。
身体の勉強で1年半前から師事している先生が、「【声】には、その人の全てが顕われる」と、つい先日話してくれた。
声と音で表現をするーー自分の真ん中、一番繊細で柔くて傷つきやすい部分。すべてが顕われる部分を、人前に晒すなんて、どうかしてる。
でもそんなふうに思ったあ
満月ダイアローグについて
音楽でも、舞踊でも、演劇でも。
「Live」 が好きだ。
だけど、いま自分が主催するなら。
ただの「 Live 」をやる気にはならない。
素晴らしい Live が、世界中にすでに山ほどあることが、わかっているから。
では、いまあえて、自分がなにか主催するとしたら。
【 演者 → 観客 】
この、表現の一方通行の定型を、壊してみたいと思う。
そして両者の間にあった垣根を、完全に溶かし
オープン・ダイアローグで初めて泣いた話
7月のオープン・ダイアローグ。1回目。
先日、満員御礼にて終了した。
まきさん( https://www.instagram.com/taiwano_maki/ )と、と由美子さんによる、とても丁寧なナビゲートのおかげで
緩みすぎてしまったのか、会の途中、思わぬところで古い感情が溢れ出して止まらなくて、泣いてしまった。
もう6〜7回目くらいの参加。
オープン・ダイアローグで泣いたのは初めての
なぜ喫茶店で、『オープン・ダイアローグ』を開催するのか?
「なぜ、喫茶店で、『オープン・ダイアローグ』を開催するのか?」
この問いに対しては、「たまたまご縁があった」
という回答が最も適切だ。
わたし自身が、「オープン・ダイアローグ」のようなコンテンツを探していたわけでもなければ、必要しているわけでもなかった。
ただ、オープン・ダイアローグは、
「私が何もしなくても、不思議と
喫茶店に定期的にやってくる」
そんなコンテ