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9周年です。

「1月中は休む」と決めていたものの、こんなに完璧に休むことになるとは思わなかった。
休んだ理由は、風邪。長引いている。



旅行でも行こうかと思っていたのに。
山登りでも行こうかと思っていたのに。

「風邪のおかげで」
全くどこにも行かなかった。


代わりに、「得たもの」は大きかった。

大きな大きな、余白の時間。
静かで愛おしい、日常の時間。


自分の現在地を確認して、自分の今の願い、これからの願いを確認するには、もってこいの時間になった。


今週初め、やっと風邪が治ってきた感じがあったので、調子に乗ってわんこの早朝散歩1時間×3日連続。

ひゃっほー!身体動かすたのしー!きもちー!となっていた、ら。

昨日の昼に咳と熱がぶり返した。
なんてことだ。


残念な気持ち、情けないような気持ち。

と同時に、「余白時間の延長で、何を見つけよう?」という気持ちがある。




昨日は、1月31日。
喫茶店、9回目のお誕生日。

周年記念を病に伏せたまま迎えるのは、開業以来初めて。


当初予定していたお祝いイベントは延期になったけれど、喫茶店に行けるようになったら、喫茶店に御礼とお祝いを伝えに行こうと思う。



9周年ともなると、そこそこ年表のようなものも書けるようになってくる。

印象深い思い出の一つ一つや、その時々で深く関わり合えた人たちのことも、喫茶店を通り過ぎていった人たちも、とにかくたくさんの人と出来事を思い出す。

ふとした時に喫茶店が見せてくれる、奇跡みたいに美しい光の射し方や、神秘的な空気や、逆にひどく乱れたようなときもあったなとか、思い出す。


全部全部、私が今の人生に、「もう大満足、すでに大往生」と感じさせてくれるくらいの威力がある。
私の人生を語るときに必要な、ドラマの一つとなっている。


とにかく、たくさんの人と出逢い続ける9年だった。

こんなわがままな喫茶店を、面白がったり、気に入ったりしてくれて、ふわっと遊びに来たり付き合い続けたりしてくれる人たちには、本当に、感謝しかない。



余白期を経て。
次の新しいターンに、ついに行く時が来たのかな、と。いま感じている。

次の新しいターンに行く準備は、精神的にも物理的にも、できてきたのかなと感じている。

そんなふうに感じられるようになったのは、私がますます、私の好きなように生きていいよと、サポートしてくれる存在がいくつも、人生に増えたことも大きい。



いまはまだ抽象的なことしかここには書けないけれど、家族や大事な友人たちと話し合いながら、少しずつこれからも、ラムピリカ(いい塩梅)のペースで。

歩みを続けていけたらと思っている。



これからも、よかったらこの喫茶店の在り方も、「変わりたくない」と言いながらも結局は変わり続けざるを得ない私の生き方も、面白おかしく見守ってくださったら、嬉しいです。


いつもこのブログを読んでくださっている皆さま、ほんとうに、ありがとうございます。


9周年です。
迎えられて、ほんとうに嬉しいです。

みんな、ラムピリカ、そしてわたし。
ほんとうにほんとうに、ありがとう。

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