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くじらの部屋@note/Kindle小説

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Kindle小説「くじらの部屋;不登校を死語にしてもいい」にまつわるエトセトラ。 物語の内容や、ベースになった出来事をまとめたマガジン。 週に1回程度の記事と、ときどきのつぶやき… もっと読む
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初めてKindleで出版をした日の話。小説「くじらの部屋」をリリースするまで。

初めてKindleで出版をした日の話。小説「くじらの部屋」をリリースするまで。

初めてKindleで出版してみようと、一念発起。

僕の大きなテーマは変わらず《不登校を死語にしてもいい》です。

小説「くじらの部屋」を、3月15日にKindleでリリースしました。
初めて書いた小説です。

この物語はこの物語は、主人公・高校生の『颯太』の視点で進んでいきます。
颯太たちが自由に話しているし、いっぱい悩んでくれて、物語の登場人物たちが、話していることを、僕は、ただそれを聴いて、

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子育ては、子どもへの愛情を与える「母性」と、子どもの成長を促す「父性」のバランスが大切なんだけど。

子育ては、子どもへの愛情を与える「母性」と、子どもの成長を促す「父性」のバランスが大切なんだけど。

この連休の前半は、
家族との大切な時間と
原稿執筆の仕事を半々に分けて過ごした。

連休の後半で、家族旅行と読書。
家族でのんびり過ごすことにして、
仕事のことは一旦忘れることに。

日々の疲れを癒やし、
また新たにクリエイティブな活動をするエネルギーを満たす機会にします。

そして、スタエフの朗読会に、今月も参加した。
僕の書いた小説「くじらの部屋」からの一節から。

朗読に選んだのは、
主人公

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くじらの部屋99円

くじらの部屋99円

小説「くじらの部屋」では、
コロナ禍の高校生たちと、
その周辺の人々の生活を繊細に描きました。

コロナという未曽有の時代を生きる、
彼らのリアルな日常は、
多くの読者の方々に共感していただき、
深い感動につながったという声を多くいただきました。

読者の皆様からの温かいレビューには、
いつも心から感謝しています。

「涙なしには読めなかった」
「教育者や塾の先生にも読んでほしい」

という声は、

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マルチタスクの根っこの部分にあるものは?

マルチタスクの根っこの部分にあるものは?

ちょっと疲れた。
そんな時は、
セルフコーチングで振り返り。

あれもこれも、やりたくて。

一つに集中したほうが、効率が良いんだけど、マルチタスクを好んでしまうのは、ただ単に、僕が飽きっぽいからなのかもしれない。

でも、
集中力が切れたと思った時に、
すぐ切り替えながら進めるほうが、
モチベーションが続く。

クラウドファンディングと、執筆作業。

支援の呼びかけと、小説「水溜りの空〜くじらの

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書けば書くほど味わい深い

書けば書くほど味わい深い

出すよ、出すよと言い続けて、
1か月が経っちゃいました。

3冊目のKindle小説ですが、
順調に書き上がっています。

え、書き終わってないんじゃん!
と、言われそうですけれども…

書いてるうちに、

「あー、このエピソードも入れたいなぁ」

とか、

「そういえば、ここで、
 こう書いたほうが、
 もっとわかりやすいかなぁ」

とか、

「ここと、あれが、こうすると
 伏線になるっぽいなぁ

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2023年のSNS活動を振り返ると、毎月…

2023年のSNS活動を振り返ると、毎月…

一歩、踏み出したら顔を合わせて話すことで、
安心と信頼が増す。

オンライン上であっても、
声のトーンや表情が言葉以上に、
その人の、人となりを豊かに表すから。

先日、僕が参加している

オンラインコミュニティ
ライフル(Lifefull)

の、年内最後のイベント
『1on1交流会』に参加した。

ライフルと出会ったのが、
今年の1月。

あの時も、
たくさんのSNSで活動されている
先生たち

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あ。
道標と居場所。
思い出した。
僕の指針となる言葉。

誰かの道標になるような仕事をする、そんな居場所を作るのが、僕の生き方。

そういうことを
20代の頃から漠然と考えていた。

Kindle小説3冊目には、そんな意味もあったんだ。年内にリリースしようと準備中。

仕事と仕事を組み合わせること。

仕事と仕事を組み合わせること。

例えば、教師×作家。

思いつくのは、北村薫先生。

高校の国語の先生をしながら、
『空飛ぶ馬』でデビューされ、
その後直木賞も受賞している。

『空飛ぶ馬』は、
「私」と「円紫師匠」が謎解く、
日常のミステリー小説で、

僕が北村薫先生を知った最初の一冊でもある。

この何気なさ、というか、ごくごく普通の生活の中での謎解きが、実に爽快なんですよね。

教師×作家。
古くは宮沢賢治先生、詩人の俵万

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お母さん・お父さんのための教育系メールマガジン『くじらの教室通信』、始めました

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こんにちは。

僕は、ふだんは高校の先生として仕事をしています。

だけど、文章を書くのも好きで、いつか作家になりたいなあ、と思っていました。

でも、「いつか…」と思っているだけだと、実現しないんですよね。

そこで、思い切って小説を書きました。

 2023年3月に処女作
「くじらの部屋〜不登校を死語にしてもいい」
を発表。

ありがたいことに、

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『誰かが用意した檻の中で〜くじらの部屋②』をペーパーバック版でも出版した話

『誰かが用意した檻の中で〜くじらの部屋②』をペーパーバック版でも出版した話

気付けば、ペーパーバック版が販売開始になっていました。
このnoteは、小説『誰かが用意した檻の中で: くじらの部屋②』についての記事です。

1.KDPにペーパーバック版を申請して届いた通知表紙(PDF形式のみ)と本文(PDF形式が推奨)をKDP(Kindle Direct Publishing)に登録して、2日後に通知が届きました。

ペーパーバックの販売が始まりました、というお知らせでしたが

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不登校の描き方だけじゃなくてストーリー展開も。『かがみの孤城』を対談してて思い出した話

不登校の描き方だけじゃなくてストーリー展開も。『かがみの孤城』を対談してて思い出した話

忘却って面白い記録を読み返すことで、
記憶から薄まったことを、
改めて濃くすることができる。

昔の僕は、スケジュールも、何かあったことも、とりあえず記憶していた。
日記を書いても『三日坊主』だったし。
(三日以上は続いたけれど…)
どうも学生の頃って、記録することを面倒くさがっていた。

社会人になって、今は手帳を使っているけれど、
忘れることで、新しい発見ができることに気がついた。

忘れるか

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小説で何を描きたいのか、物語を通して何を得て欲しいのか。

僕が執筆しているときって、心に浮かんだ映像を文字に翻訳してるんです。心のままに書き上げた、その行き着く先が、目的地

Kindleでリリースした2冊目の小説で描きたかったこと…
「子育ては親育て」ってことなのかもしれない

対談の準備って大事。そこで、Kindle小説「誰かが用意した檻の中で:くじらの部屋②」の出版記念で対談したときのトークプロットを全部公開します

対談の準備って大事。そこで、Kindle小説「誰かが用意した檻の中で:くじらの部屋②」の出版記念で対談したときのトークプロットを全部公開します

ラッタさん、というライティングの先生で、「さよなら、赤信号」というロングセラーのKindle本の作家さんと、ご縁があって、8月8日の午後8時から、Xのスペースで対談させていただきました。

対談するにあたって、僕が書いた物語「誰かが用意した檻の中で」の想いが届くように、あらかじめ、Q&Aを想定して、作っていました。

この対談のために作った、プロットを公開しようと思います。

《使用したアプリ》

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絵師とギターボーカルと教師の出会いで生まれた総合芸術的作品

絵師とギターボーカルと教師の出会いで生まれた総合芸術的作品

【誰かが用意した檻の中で:くじらの部屋②〜不登校を死語にしてもいい】

今回、8月8日にリリースするKindle小説は、そんな「不登校の親」としての『僕』が感じたことを、共有したいと思いました。

高校生の子の母親が、子どもが不登校になったとき、どのように子どもと向きあったか、どんな対応をしたのか、物語の中で描きました。

同時に、子どもが生まれたとき、子育てと仕事の両立も含めて、親としての成長も

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