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二人の仮定法過去完了昔話(元カレですの気持ちいいところ)
AKB48が好きだった。今も昔も彼女たちの笑顔を見るだけで心が和むし、時代時代のスターに何回も心が弾んでいたり、メンバーもそうだけど時代を彩ってきた数々の名曲達にも恋してきた。
今AKBは終わりかけていると言われている。
チーム制を廃止してキャプテン制も廃止して、何がやりたいのかわからないとファンだけじゃなくメンバーからも言われていて、厄介な状況が続いていて、あれ?これ素人の自分でもヤバいってのわ
魔王と青春とアイドル①~プロローグ~
「よっ!みんな、おはよう!!!」
「おはよー」
「おっはー」
「おっす!!!」
いい朝だ。俺は機嫌よく自分の席に着いた。
おっと、自己紹介が遅れたな。俺の名前は「道程坂ドテオ」15歳だ…ということにしておこう。
「おっはよー、ドテオ。今日もクールに決まってるねー。」
「なんだアヤネか、今日は仕事ないのか??」
「ああ、今日は何もないよー。ルンルンだなー。」
今声をかけてきたのは「
アイドルと中学生の時に出会っていたら~西川怜について~
西川怜についてわかっていたことはいろいろあるが、1番驚いたのはアイドルの仕事をしつつ学年ナンバー4を取ったということ。仕事をしながらでも真面目にやっていれば取れるんだと暗に俺らに教えているようだった。俺はバスケ部との両立から学んでいたが西川は仕事との両立から。そりゃ仕事との両立のほうがすごいって思うわな。いくら売れてないアイドルといえどもお金稼いでいるプロのアイドルなんだと聞くと、バスケ部の俺が大
もっとみるアイドルと中学生の時に出会っていたら~バスケ部と勉強の両立~
俺は元来頭がいいことは自覚していた。
頭がいいということはいい高校に行き、自分の能力に見合った教育を受けて、さらに一流の大学に行き、そして大企業で勤めて、何不自由ない人生を送ること、結婚して子供が生まれて、家を建てて、いいい感じで年を重ねえていく、そんな人生の最初の足掛かりであることは何となく誰でもわかっていることだけど、中学生の俺にはそんな未来のことはまだ何もわかっていなくてただ何となく勉強し
アイドルに中学生の時に出会っていたら~アイドルと自分の距離感~
中学生の頃は本当にアイドルには何の関心もなかった。マジで無頓着で無知識。モーニング娘。が流行ってるのを知ってたくらいしかアイドル知識のない男の子。普通の男の子。
そしてクラスにはなぜかアイドルとして仕事しているとかいうふざけた肩書の西川怜という女の子がいて、さっきの通り勉強のライバル。まあ勝手にライバルと思っているだけで、西川にとっては俺なんかただのアホなクラスメイトと何ら変わらない男子なんだろ
アイドルに中学生の時に出会っていたら~クラスメイトがアイドルでライバルで~
俺は今日も退屈な授業を受けながら、なんとか奴に勝つ方法を模索していた。何で勝ちたいかって?もちろん期末試験に決まっている。
誰に勝ちたいか?それはもちろん中間試験学年4位の西川怜だ。アイドルをやっている傍ら、勉強も気を抜かない才色兼備な女だった。少なくとも最初の印象は。
ちなみに俺は中間試験学年7位でクラスのワンツーは西川と俺。それがどうしても気に入らなかった。
女に負ける?しかもアイドルし