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言葉が増えれば世界も広がる —私が多言語に携わることとなったのは
青木隆浩
第二回:スピーチコンテストへの挑戦
1.大会に向けての取り組みみなさん、こんにちは。今回はスピーチコンテストへの挑戦についてお話いたします。
中国語に夢中だった私は、中国語が学べる高校に進学しました。その高校では、1、2年生は週6時間、3年生は週9時間と、毎日中国語の授業があり、高校3年次に私は学習の集大成として、日中友好協会主催の全日本中国語スピーチコンテストに挑戦することにしま
第3回:【中級者向け】48h英語上達プラン
こいけかずとし
私がハリー・ポッターまでに読んだ本理論がいかに良くても実践できなければ意味がありません。今回は私が英語の多読多聴をはじめてからハリー・ポッターまでに読んだ洋書を紹介します。英語中級者が上級を目指す48時間の学習プランとして、そのままご利用いただけます。
私の場合、最初のうちはGraded Readers(英語学習者向けに語彙や文法を調整して作られた本)を読み進め、途中からRo
第1回:東大生が海外留学し挫折するまで
こいけかずとし
東大入試と英会話は別物です私は福島県の田舎にある高校から東大に入学しました。受験勉強のおかげで英文法と英語の読み書きはある程度できました。しかしリスニングとスピーキングが苦手で、英会話はまったくできませんでした。
東大入試でもリスニング問題が出題されます。私の場合、リスニングはほぼ0点で、それ以外の部分でリスニングの失点を補っていました。振り返ると、リスニングが苦手だった原因
第3回:猫英語ファンタジー「ふくちゃんと天使のだいきち」
長澤大輔 〈株式会社 A&S 代表取締役〉
今回は、前回までに解説した猫英語表現の応用編です。
猫英語を駆使して、英語でファンタジーを創作してみました。創作の源泉は、この1枚のイラストです。私の妻が、2年半前に先住猫のキジシロの「だいきち」が逝去したあとに描いた水彩画です。ちなみに、キジシロ猫のことを英語では"brown and white tabby cat"といいます。
ではどんなストーリ
第2回:猫英単語・熟語の文法解説
長澤大輔 〈株式会社 A&S 代表取締役〉
猫英語単語や熟語は、標準英語の語彙や構文をベースに、猫にまつわる単語や概念を取り入れることで、まるで猫が話しているかのような親しみやすさと楽しさを演出する、ユニークな表現方法です。
日本語の猫語は、猫の鳴き声である「にゃあ」や「にゃ」の擬音語を文章の冒頭や最後につけて「訛り(なまり)」を演出するケースがほとんどですが、猫英語ではオリジナル単語や熟語