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頼りにしていた先輩がSNSを消した。
面倒を見てくれた、とまでは言わないけれど、お世話になった先輩がInstagramのアカウントを消していた。
よくしてくれていた一つ年上のサークルの大学の先輩だ。
その先輩は色々これまでの人生の中で抱えてきたものがある人だった。
そういう心の少し薄暗いところをたまに垣間見せる人だったけど、それもその人の魅力で、皮肉の効いたことを言う人だった。
私はその先輩が恋愛的な意味で好きだったわけではない。
お笑いコンプレックス【わたし変遷史 #2】
私は幼少期、関西に住んでいたのに小学校に入るまで関西弁を話さなかった。きっと関西の地域では珍しい子どもだったと思う。
大きくなると周りの影響で関西弁は話すようになったけど、「冗談が通じない」とよく言われたし、子どもの間で流行っているバラエティー番組を家で見ることも少なかった。だから、私は「お笑い」を娯楽として見るという習慣がない関西人になってしまい、なんだか肩身の狭さがあったのだが。
そんな私
言葉にしてみる、そんな夜。
昔聴いていた曲をふと聴いた時の気持ち
このお題に、女優の橋本愛さんは
心臓にレモンをかけたような感覚になる、と答えていた。
私だったらどうだろう。
私は物心つくより前から、音楽に触れてきた子どもで、
人生のどこを切り取ろうとしても、何かしらの音楽が
そばにあるような人で。
だから、橋本愛さんが言っていたように
ただギュッと切なくなり、みずみずしい気持ちになるだけじゃなく、
その曲に対してものすご
仕事終わりに映画を観れば、全てがフィクションになる。
今までとは全く違うリズムを、生活が刻み始めたのはちょうど一年前くらいからだ。もう一年経とうとしているのか。
一年前。
ご時世的に卒業旅行に行くこともままならないまま、わたしは、社会人と呼ばれる、特に何も成し遂げていないのに、一定程度、社会から認めてもらえる、賃貸契約も難なく結べるような、そんな人間へとなった。
悲しくも嬉しくもなかった。ただ安堵した。「けっこうちゃんとしてますよ」みたいな感じで、