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話を聴き切るコミュニケーション術

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心理的安全の環境を作りながら、メンバーと学習と実践を同時進行させて結び付きを高めるコミュニケーション術を解説しています。
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2022年9月の記事一覧

「タイパ」ほどほどにしないと、味気ない生活になっちゃいます

「タイパ」ほどほどにしないと、味気ない生活になっちゃいます

最近、タイパという言葉をよくに耳にします。

タイパとはタイムパフォーマンスの略で、掛けた時間に対して得られる価値やメリットが大きいか否か、ということだそうです。

つまり費用対効果の時間版といったところでしょうか。

今日は、今 タイパがどのように扱われ、今後どうなっていくのか考えてみました。

1.身近になってきたタイパ思考
身近なタイパのコンテンツを見回すと、次のようなものがあります。

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即戦力の人材を入れても、成果は上がりません。成果を上げるには「人間関係の噛み合わせ術」を覚えましょう

即戦力の人材を入れても、成果は上がりません。成果を上げるには「人間関係の噛み合わせ術」を覚えましょう

私が以前知り合った、ある経営トップの口癖は、

まったく最悪な経営者でした。

その結果、経営はどうなったのか?
人は壊れ、人は去り、重要な情報は伝わらなくなり、
業績はドンドン落ちて、その経営者は首になりました。

今日は、成果をあげるための人材作りについてお話します。

1.即戦力の人材を入れても、成果は上がらない

ビジネスマンに、企業にとって人材とは何かと聞くと
「企業は人なり。人材こそが

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なぜ大人達は「XYZ世代」と分けたがるのか?その理由を書きました。

なぜ大人達は「XYZ世代」と分けたがるのか?その理由を書きました。

世界中でX世代とかZ世代などと、生まれた年代層をひと括りにしてカテゴライズしています。

私が40代のころは、新入社員を「新人類」と呼んでいて、

礼儀作法がなっていない世代だ。。。
 気配り、気働きができない世代だから仕方ない。。。
 マイペースな世代だ。。。

と悪い側面ばかりを見て、カテゴライズしていたように思います。

でも数年もすれば、彼らは遜色ない作法を身につけて、立派な社会人になって

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『スキ』が多い記事には、ひとつの理由があります。

『スキ』が多い記事には、ひとつの理由があります。

Noteを始めて約半年。

様々な記事を読ませて頂きながら、スキが沢山ついている記事にはひとつの特徴があることに気がつきました。

それは筆者の視点です。

今日は、それについてお話したいと思います。

1.スキが多い記事の特徴スキが多い記事は、まるで読者とベンチに座って同じ風景を見ながらおしゃべりするような視点で書かかれています。

たとえば読者に、

どんな風景を見ているんですか?。。
こんな

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そうは言っても「昭和の上司」は素晴らしい

私が入社したのは、42年も前のことです。

そのころは昭和のサラリーマンの隆盛期。
バブルもあいまって、今では考えられない世界がありました。

会議室では若手は一番後ろが定席です。

前方の黒板に書かれた文字や数字は、上司達がくゆらすタバコの煙でよく見えませんでした。
(この頃はホワイトボードや、プロジェクターなんてありません。)

タバコを吸わない私にとっては会議は拷問でしたが、そんな私を見て上

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誰もが最後まで聞きたくなるプレゼンテーション術

誰もが最後まで聞きたくなるプレゼンテーション術

ビジネスマンは、人前で話す機会が沢山あります。

会議、成果発表会、企画のプレゼンテーションのほかに、講演会も頼まれることもあります。

しかし、社内会議ではスライドの棒読み、数字の羅列、自分本意の退屈なプレゼンが横行しています。

話は変わってプレゼンテーションのセミナーでは、さまざまなテクニックを教わります。

例えば
視聴者に質問を投げかける
共感ネタを話して惹きつける
視聴者の関心を戻す間

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「人の立ち振る舞いは、立場によって見え方が変わる」というお話です。

「人の立ち振る舞いは、立場によって見え方が変わる」というお話です。

今日は、お気楽な記事です。

先日、長年お世話になった方の葬儀で、受付を頼まれたときのことです。

私は型どおり、弔問客の香典を受け取り、記名を頂く係をしておりました。

弔問客の中に50代くらいの紳士が、丁寧な物腰で香典を差し出し記帳されたのですが、物腰といい、達筆な文字といい、腕時計や万年筆といい、かなりのステータスを持った紳士だと感じました。

紳士は記帳が終って焼香の順番が回ってきたとき、

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リモートワークの「すれ違いコミュニケーション」解消術

リモートワークの「すれ違いコミュニケーション」解消術

リモートワークが浸透して、わたしたちの働き方が随分変わりました。

・通勤時間を気にすること無く、自分のペースで仕事ができる
・家族との時間が持てるようになった
・ライフワークができるようになった

など良い面がありますが、反面不安を感じることも増えました。

・コミュニケーションに不安を感じる
・自分の成果は、ちゃんと評価されているのか?
・自分は仲間から疎外されていないか?

今日はリモートワ

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「闇雲に問題に手を付ける人」の特徴、「解決すべき問題を見つける人」の特徴

「闇雲に問題に手を付ける人」の特徴、「解決すべき問題を見つける人」の特徴

皆さんの周りに、いつも「忙しい」と言って動き回りる割には、成果を上げられない人。。。いませんか?

これとは逆に
沢山の問題に直面しながら、この問題さえ解決できれば、ほとんど問題は解決できることをスマートに見抜く人がいます。

この両者に、どういう違いがあるのかについてお話したいと思います。

1.「闇雲に問題に手を付ける人」の特徴よくある話ですが、売上が行き詰まると顧客アンケートをとります。

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