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『スキ』が多い記事には、ひとつの理由があります。

Noteを始めて約半年。

様々な記事を読ませて頂きながら、スキが沢山ついている記事にはひとつの特徴があることに気がつきました。

それは筆者の視点です。

今日は、それについてお話したいと思います。

1.スキが多い記事の特徴

スキが多い記事は、まるで読者とベンチに座って同じ風景を見ながらおしゃべりするような視点で書かかれています。

たとえば読者に、

どんな風景を見ているんですか?。。
こんな経験ありますか?。。
そんな時どうするんですか?。。。
こういう考え方をしたら、どうなんでしょうか?。。。


と問い掛けているような文章です。

反対にスキが少ない記事は、先生が生徒に授業をするように、読者に真正面から自分の論旨を堂々と述べているものが多いような気がします。

長年、知識や知恵に磨きを掛けて、読者に良かれてと思って伝えているのですから分からないでもありませんが、わたしは正直あまり読みたいとは思いません。

2.読者と同じストーリーを、同じ視点で見ることの大切さ

人は圧倒的に視覚認知に頼っています。

有名なメラビアンの法則によると、人の情報認知の優先順は次のようになっているそうです。

1)視覚情報 55%
2)聴覚情報 38%
3)言語情報  7%

例えば、部屋で恋人と映画を見るときは、横に寄り添いながら同じ映像を観て視覚情報を共有し、感想や印象を話し合って聴覚情報を共有します。

この段階で視覚情報と聴覚情報を共有しているのですから、お互いの感情や印象を伝えるだけで共感が生まれます。
※ わたしは、こんな経験は遠い過去ですので今は違うかもしれまんせが。

そのとき得た共感は、おそらく一生の思い出になるほど強烈な一幕になるのではないでしょうか?

3.知識人が陥る罠

Noteに記事を揚げる人は、インテリジェンスの高い人たちです。

そうでなければ、何本も1500~2000文字を越える記事を書くことはできません。

しかもそれらの記事は、筆者の知識を知恵に昇華させた内容です。

しかし、残念なことにそうした人たちの多くは、貴重な知恵を沢山持っているにも関わらず、知識を伝えたがる習性があります。

たとえば

①一般の人たちが、理解できない難解な言葉言い回しをしたり。

②読者が興味がないかもしれない著名人の論旨を強調したり。

③自分で気づかないうちに、自己承認欲求を満たそうとしたり。

こうなると、せっかく持っている素晴らしい知識や知恵がきちんと伝わらず、知識自慢と受け取られかねません。

そういう私自身も、自分の記事を読み返すと上記の①~③の文節が必ず見つかります。

そういう文章って後で読むと、自己承認欲求が見え隠れして鼻持ちならないんですよね。

そんなときは、鼻持ちならない文節を迷わずバッサリ切り捨て、改めて読者の頭にワープして書き直します。

結果、2200文字が1500文字になっちゃいます。

読者にとって筆者のインテリジェンスには興味はありません。
読者の興味は、自分に役立つ知識や知恵です。

しかも、自分の横に寄り添って同じストーリーを観ながら、論旨を伝えられる人でないと聞く耳を持ちません。

書く人は、論旨を真正面に伝えるだけでなく読者と同じ視点でストーリーを観て、同じ視点で考えや感想を伝えていくようにすると伝わり方が全く違ってきます

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っと言いながら、「飯田の記事は、独善的で読んでられないぞ!」
と言われているかもしれませんが、努力はしてますんでご容赦を!

頑張ります!


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