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誰もが最後まで聞きたくなるプレゼンテーション術

ビジネスマンは、人前で話す機会が沢山あります。

会議、成果発表会、企画のプレゼンテーションのほかに、講演会も頼まれることもあります。

しかし、社内会議ではスライドの棒読み、数字の羅列、自分本意の退屈なプレゼンが横行しています。

話は変わってプレゼンテーションのセミナーでは、さまざまなテクニックを教わります。

例えば
視聴者に質問を投げかける
共感ネタを話して惹きつける
視聴者の関心を戻す間の取り方

などです。

これは有効なテクニックですが、自分の言葉として伝えられない人が、いきなりやったら茶番劇になってしまいます

今日は、誰もが最後まで聞きたくなるプレゼンテーションをするための心構えについてお話しします。

1.マインドセットを整える

プレゼンが不慣れなうちは、自分の伝えたいことばかり考えてしまいます。

しかし最初は難しくても、次の3つの「空気を読むマインドセット」を意識すると、やがて視聴者の頭の中にワープして、何を求めているのか見えてくるようになります。

・話のどこで笑ったのか?頷いたのか?
・話を真剣に聞いている人は誰か?
・視聴者は、どんな気持ちで聞いているか?


それが習慣になると3つの「プレゼンテーション術」が身につき、圧倒的な説得力、訴求力を手に入れることできます。

・共感してくれる部分に、間を入れよう
・真剣に聞いてくれる人に、質問を投げかけよう
・どういう話題なら、笑いを取れるか?

2. 自分の言葉でコンテンツを創る方法


例えば本の中にいい話があって、「これは使えるぞ!」っと思っても、それまで考えたこともない事だとしたら伝わる言葉にはなりません。

そういうことをすると、だんだん話の辻褄が合わなくなって、あとで質問されてとき、おかしな回答をしてしまいます。

伝わる話として昇華させるには、学んだことを自ら実践し、結果をフィードバックしながら体験を積み重ねると、やっと説得力ある言葉になっていきます。

プレゼンテーションで語ることは、自分の体験を積み重ねた結果、体系化された知識や経験だけです。

それを軸にすれば、たとえ稚拙な表現や言葉であっても、その方が伝わります。

3. 聞くのが嫌になるプレゼンテーション


ずばり言うと、次の5つです。
これをやってしまうと、視聴者はプレゼンターの話に耳を貸さなくなってしまいます。

①スライドを読むだけのプレゼンテーション


 特に会社の報告会にありがちです。

どんな報告でも、必ずなんらかのストーリーがあるはずですが、ストーリーを語らず、スライドの棒読みをする人が多い。

こんなプレゼンテーションなら、資料を配ってくれれば自分でも読みます。
「私の時間を返せ!」と叫びたくなります。

②声に力が入りすぎている。


プレゼンテーションに不慣れだと、どうしても緊張のあまり声に力が入ってしまいます。

部分的に声に力を入れて抑揚をつければ効果的ですが、ずっと声に力をいれっぱなしだと、自分の脳が緊張して視聴者の脳にワープできなくなります。

敢えて、声のトーンを落とし、自分では遅すぎるのではないか?くらいのスピードで丁度良いと思います。

③「えーー」を連発する


これ、、、凄く多いケースです。

スライドの文節を棒読みにし、次の文節に移るとき

「え~~~」を連発する人。

もうこれだけで、退席したくなります。

④ 同じ事を何度も話す

スライドが変わっても、前のスライドと同じようなことを話している人

コンテンツの構成と内容が整理されていない証拠です。

⑤リハーサル不足

時間が足りなくなって大事なことを端折ったり、急に早く口になったり、時間を持て余して狼狽えたりする人。。。全員リハーサル不足です。

私は、ZOOMの録画機能を使ってリハーサルをします。

この方法でリハーサルをすると、時間配分、コンテンツの見直し、自分の表情や態度を客観的に見ることができます。

1)各スライドはどのくらいの時間を掛けたか?時間配分を見直すべきか?  

2)自分の表情はどうなのか? 不快な印象はないか?

3)リハーサルが終わったら、スライドの構成の見直しをする

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以上が私のプレゼン術です。
最も大事なことは、以下の4つです。
もし参考になりましたら、嬉しいです。

1)稚拙な言葉でも自分の言葉で伝える
2)自分の体験をベースにする
3)引用は自分の体験と重なることだけ
4)リハーサルはしっかりと



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