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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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#ASD

「どうしてやらないの?」と思ったあとに気づいてほしいこと。

「どうしてやらないの?」と思ったあとに気づいてほしいこと。

発達障害やグレーゾーン、
それから知的障害のお子さんを
教えているとき、
何かつまずき、というか
スムーズにいかないことがありますよね。

小学生ママさんや
先生方からいただくご相談で
多いのは
「どうして宿題をしないのか」
ということなんです。

宿題に関しては、
幼少期のおうち療育で
習慣化することを
私はオススメしております。

どうしてか、というと
お子さんの中には
「勉強は学校でするもの

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自宅で簡単な療育ができる魅力(体験レッスン付)

自宅で簡単な療育ができる魅力(体験レッスン付)

都市部では、特色のある療育機関が
多くありますが、
実はどの療育施設も満員です。

それでは、都市部以外では、
となると、
利用者の少なさから
療育施設自体が限られています。

ですので、
こちらもやはり
すぐに療育を利用したくても
できない状況にあります。

療育は、
身体障害でも知的障害でも
そして精神障害でも
子どもの成長を促進させる
強力なサポートになるもの。

子どもの成長のスピードは

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「伝えない」工夫

「伝えない」工夫

少し離れた場所にある
とある公園の注意書き。

アイキャッチ画像では
見づらくなってしまいましたので
こちらにも画像をアップしますね。

この画像を見て、
あなたはどう感じましたか?

これを見た発達障害のお子さんは、
絶対に誤学習してしまいます。

この注意書きにあることは
しても良いことだ、と。

あるいは、
こういうことをする遊具なのだと。。。

もちろん、発達に心配があっても
お子さん自身

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ASDのお子さんへの教え方

ASDのお子さんへの教え方

ASDとは、
「自閉症スペクトラム」のことを
指し示す略語ですよね。

最近では、
この言葉を医師が積極的に
活用するためなのか
「ASDと診断されました」と
おっしゃるママさんが増えてきました。

さて。

私はASDのお子さんの学び方、
つまりはASDのお子さんへの教え方が
「教える」ということに対しての
ユニバーサルデザインだと
考えています。

それは一体、どういうことなのかを
今日はお話

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発達障害のお子さんの「苦手」

発達障害のお子さんの「苦手」

発達障害のお子さんは、
自分の感情を表現することに
不器用さがあります。

時に、それが大袈裟に見えたり
滑稽に見えたりするので
嘲笑されてしまうことも。

笑って許してくれるような、
そんな環境であれば
そんなに苦労はしませんが、
そうではない場合は
少々辛辣ですよね💧

本人としては真剣なのに
それを受けれてもらえないのは
ものすごく辛いです。

あなたのようなママさんも
お子さんの気持ちに

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やってみないと分からない

やってみないと分からない

私たちは
初めてのことに対して
とても臆病です。

その反対に
少しでも経験があることには
ちょっとした自信を持って
チャレンジすることができます。

いわゆる
「ハードルが低い」
という表現がぴったりかも?です。

全く初めてことを見聞きした時、
ちょっとしたワクワク感が
湧いてきて、
ウキウキ感も生まれてきます❤️

でも、ふと冷静になると
なぜかストップが入ります。

それは、
脳がそうさせ

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「繰り返し」が好きなASD

「繰り返し」が好きなASD

先日の「地球ドラマチック」の
「パパと僕のスペシャル・ライフ」。

ここでの放送の中にも
ジャコが好みなものの一つに
「同じ映像を繰り返し見る」
という行動が取り上げられていました。

ジャコは映像でしたが、
その他にもありますよね?

例えば、エアコンの室外機や
自転車のタイヤが回る様子、
水が流れる様子、
砂時計から砂が落ちる様子などです。

このことについて、
私は私の師匠から
「繰り返しっ

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聴覚過敏への便利グッズと将来を見据えたサポート

聴覚過敏への便利グッズと将来を見据えたサポート

聴覚で物事を学ぶことが
得意なお子さん。

私の想像の範囲ではありますが、
耳で得る情報があまりにも多いため
適切な情報の収集が困難になってしまう
ことが多いのだろうと思います。

そして、あらゆる情報から
適切な情報だけを収集することを
瞬時に行うことも
発達障害のお子さんには
大変な努力を要するのだと思うのです。

それから、
発達障害のお子さんの特性の一つに
「情報の取り違え」があります。

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「ほめられる」のは嬉しいこと?

「ほめられる」のは嬉しいこと?

発達障害のお子さんの中には
ほめられることを
嬉しいと感じることができない
お子さんもいらっしゃいます。

それは、脳の機能障害ゆえの
ことなのですが、
できるだけ幼いうちから
「ほめられる」ことが
素晴らしいことなのだ、ということを
しっかりと教えることが
何よりも大切なことです。

私の師匠であり恩師である人は
まず最初に「ほめられる」というのを
お子さんに教えていましたし、
私もそうしていま

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自分で療育できるメリット

自分で療育できるメリット

私は、効果的な療育を
毎日の育児に取り入れる方法を
皆さんにお伝えしています。

皆さん、誰もが
感じたことがあると思うんですよね。

「家で何をすれば良いのか」って。

私にご相談なさるママさんたちも
そういう言葉を口にします。

正直、私は返答に困ります。

なぜなら、
「家で何をすれば良いのか」ということは
私が相手のママさんの代わりに
育児をプロデュースすることに
なってしまいますので。

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子どもがパニックを起こしたら

子どもがパニックを起こしたら

子どもというものは
自分の感情のコントロールが
大人ほど器用ではないので
TPOを考えずに、または意図的に
かんしゃくやパニックを
起こすことがあります。

原因は怒りだったり不安だったり
はたまた喜びだったりと、
本当にいろいろですよね。

私たち大人にとっては
かんしゃくもパニックも
困ったことなので
どうにか収めたいとことですが、
実はあなたが何気なく
取っているいる行動が
かんしゃくやパニ

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子どもを観察する目を養う方法

子どもを観察する目を養う方法

学校や幼稚園の先生方に
研修会を開催させていただくと、
みなさんおっしゃるのが
「あづみ先生はどうしてそこまで
子どものことが分かるのか」
ということなんです。

発達障害のあるお子さんたちは
ものすごく真面目でまっすぐで、
スマートな考え方をしています。

私にとっては、
お子さんと接する時間そのものが
私の学びの時間になっています。

ですから、私が観察上手だと
評価していただく理由は、
私自

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読書感想文の書き方

読書感想文の書き方

いよいよ夏休みですね!

私もそうなのですが、
自分が子どもだった頃から
「読書感想文」は
悩ましい宿題でした💧

読書は好きだったのですが、
それについて感想となると
「別にそんなの・・・」と
子どもながらに思っていました。

時を経て、教員になった私。

夏休みの宿題では
当然のように読書感想文が!!

ここも保護者の方にとっては
大きな悩みだろうなと思いつつも
学校の慣習に従うしかない私。

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電子マネーを教えるには?

電子マネーを教えるには?

最近、よく聞かれるのは
目に見えづらい通貨である
電子マネーの教え方です。

特に、小学生ママさんが
気にかけていますね。

都市部ほど
電子マネーでの支払いが
社会に浸透しているので、
小学生が電子マネーを
利用することも珍しいものではありません。

電子マネーは
今後どんどん社会に浸透してくるので
子供が幼いうちから
使い慣れておく必要があります。

今回は、電子マネーの教え方、
特に導入する

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