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戦国武将料理

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戦国武将について妄想しながら料理した記録。
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#創作大賞2023

夏野菜プラ小田氏治

夏野菜プラ小田氏治

印度の炊き込みご飯に二種類あり。ビリヤニとプラオ。
どう違うのか、よくわかりません。調べてみるとグレービーソースを使うのがビリヤニ?とかいう話もありましたが、基本的に肉食をしない私には、肉汁から出るグレービーソースは無縁。そうなると、今までビリヤニとして作ってきた料理はプラオと言うべきなのか?
そう思い、更に調べてみると作り手がビリヤニと思えばビリヤニ、プラオと思えばプラオという記述も発見。
とい

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上杉景勝おステーキ

上杉景勝おステーキ

鰹と言えば、タタキですが、敢えてよく焼いたステーキに仕上げながら、名門と言われた家を残すべく重圧に耐えながら、戦国の世を泳ぎ切った人物を妄想した記録。

忘れた頃に、上杉景勝の続き。前回はこちらから。↓

上杉家の家督を継ぎ、織田家と対立していたが、本能寺の変で救われた所まで、前回は書きました。何の芸もなく、今回も鰹を料理。

鰹      刺身用1冊
大蒜     2欠け
玉葱     半分

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太原豆腐雪斎

太原豆腐雪斎

居酒屋の定番と言える料理に揚げ出し豆腐があります。
揚げ豆腐に出汁を掛けた料理。酒のお供ばかりではなく、ご飯のおかずにしてもよし。ということで揚げ出し豆腐を料理しながら、元祖黒衣の宰相と言うべき軍師を妄想した記録。

木綿豆腐 2丁
茄子   2本
ピーマン 2個
茗荷   1本
生姜   半欠け
出汁つゆ 1カップ
醤油   大匙1
味醂   大匙1
片栗粉  適量
柚子胡椒 お好みで

今川義

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鮭ほぐ柴田勝家

鮭ほぐ柴田勝家

瓶詰のほぐした鮭。ご飯にかけて食べたり、お握りにしたりと活躍。しかし、スーパー等で販売されているほぐし鮭には保存料とか着色料が使われていることが多い。そこで自作。
鮭ほぐしを作りながら、猛将と呼ばれた人物の虚実を妄想した記録。

鮭     2切れ
塩麹    大匙1
白摺り胡麻 たっぷり
胡麻油   適量
酒     大匙2

生誕年については諸説ある柴田勝家ですが、織田信長よりも一回り程年上だ

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大根ステー木下藤吉郎

大根ステー木下藤吉郎

痛快な出世物語として長らく日本人に親しまれてきた「太閤記」
その主役たる秀吉が信長に仕え始めた頃に名乗っていた名前は木下藤吉郎。これまで語られてきた秀吉に関する話や一般的にはあまり知られていない話をあれこれと妄想しながら、大根を料理した記録。

大根  20センチ
バター 20グラム
昆布  10センチ
醤油  大匙3
味醂  大匙2

天下人になった後、秀吉は故郷である尾張中村の年貢を免除。代わ

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ツナキー前田慶次

ツナキー前田慶次

挽肉を使って作るキーマカレー。私は基本的に獣肉を嗜まないので、作る時はいつも粒状の大豆肉を使用。今回、少し冒険してみることに。魚肉でもよくね?ということで、和風?なキーマカレーを作りながら、漫画の主人公にもなった人物の正に漫画のような人生を妄想した記録。

ツナ缶      1個
人参       1/4
新玉葱      1/4
大蒜       2欠け
生姜       1欠け
ローレル   

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穴子とイカ之助

穴子とイカ之助

ふと、穴子の天ぷらが食べたくなった。頂いたコメントでそれについて書かれていたのが発端。↓

ということで穴子を買いに魚屋へ。2,3尾買って十分な量の天ぷらを作ろうと思っていたのですが、売れてしまったようで1尾しかない。物足りないのでイカを同時に購入。共に天ぷらにしつつ、穴子ならぬ尼子の勇士について妄想した記録。

穴子        1尾
イカ        1杯
ベーキングパウダー 少量
米粉 

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上杉景勝おのタタキサラダ

上杉景勝おのタタキサラダ

「目に青葉、山ホトトギス初鰹」
五月の風情を読み込んだ山口素堂の俳句ですが、もう五月も終わろうとする今頃になって今年初の鰹を料理しながら、軍神の跡を継いだ人物を妄想した記録。

鰹刺身柵  200グラム
水菜    1株
細葱    1本
新玉葱   1/4
大蒜    小粒が3
醤油    大匙3
蜂蜜    小匙1
胡麻油   小匙2と適量
コチジャン 小匙半分

毘沙門天の化身とも言われた越

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穴子経久

穴子経久

鯛を捌いて以来、魚を捌くのが面白くなった。ということで今回は穴子を捌いて料理しながら、西国の下剋上の先駆けとなった戦国武将を妄想した記録。

穴子  1尾
青梗菜 1株
八角  1つ
片栗粉 適量
米粉  適量
胡麻油 適量
胡椒  適量
塩   適量
醤油  大匙2
味醂  大匙1
酒   大匙1

穴子を料理しながら、十一州の太守とも呼ばれた尼子経久を妄想。

長禄二年(1458)出雲守護代の

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和風ホイコー六文銭

和風ホイコー六文銭

ようやく続きを書く機会となりました。

表裏比興の者と呼ばれた真田昌幸の妄想。
前回は秀吉政権下、上田から沼田にまたがる領国を形成した所まで行きました。
真田昌幸のその後を妄想しながら、料理した記録。

キャベツ 2/3
人参   1本
玉葱   半分
ピーマン 3個
大豆肉  9個程
味噌   大匙3
柚子胡椒 小匙1
塩    小匙半分

何を作るのかというと回鍋肉を和風にアレンジしたオリジナ

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だ伊豆守ボール

だ伊豆守ボール

昔、NHKで放送された大型時代劇、池波正太郎原作の「真田太平記」の中で渡瀬恒彦演じる真田信之は「豆州」と呼ばれていました。
これは伊豆守からきた呼び名。大河ドラマ「真田丸」でも父の昌幸にそう呼ばれる場面。そんなことを妄想しながら、豆腐作成の副産物を料理した記録。
豆腐作成については、こちらをご覧下さい。↓

豆腐作った後に残るおからを今回、団子にしてみたということ。おからは大豆から出来ているので、

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山芋鉄塙団右衛門

山芋鉄塙団右衛門

福岡の居酒屋ではよく味わった山芋鉄板。摺り下ろした山芋をお好み焼きのような見た目に焼いた料理。鉄牛という出家名も持つ豪傑を妄想しながら、山芋鉄板を料理した記録。

山芋   10センチ
卵    1個
水菜   1株
出汁つゆ 大匙3
干し海老 たっぷり
鰹節   お好みで
青海苔  お好みで

尾張生まれと言われる塙団右衛門。元は猟師とも言われますが、はっきりした出自は不明。
彼の苗字ですが「は

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塩麹ナムルキャベ津田信澄

塩麹ナムルキャベ津田信澄

韓国の食堂では、キムチやナムルは無料と聞きます。随分、昔に行ったけど、そういえばメインの前に、そういう物がやたらと出て来た気がする。
ナムルとは野菜を塩や胡麻油で和えた料理。
塩麹で似た物を作りながら、あまり知られていない信長の親族を妄想した記録。

キャベツ  半分
塩麹    大匙3
胡麻油   大匙1
白知り胡麻 たっぷり
酢     大匙1
唐辛子粉  小匙半分

織田信秀と土田御前の間に

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アンコく寺恵瓊

アンコく寺恵瓊

どかた家には砂糖という物質が存在しません。砂糖には中毒性があると聞いているから、甘味を出す時には蜂蜜とか味醂を使うようにしています。砂糖を使わずに甘い物が作れるかに挑戦しながら、毛利家の外交僧でありながら大名になった人物を妄想した記録。

小豆(一晩、水に漬けておく) 200グラム
フルーツ酢          100グラム
蜂蜜             大匙3
塩              一つ

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