建築都市社会実装スタジオ ASIBA

建築系学生を対象にした2ヶ月間の都市建築領域に特化したインキュベーション・プログラム「…

建築都市社会実装スタジオ ASIBA

建築系学生を対象にした2ヶ月間の都市建築領域に特化したインキュベーション・プログラム「ASIBA」(Architecture Studio for Impact Based Action)を運営しています。

マガジン

  • ASIBA PROGRAM 2nd

    ASIBAインキュベーションプログラムは、建築学生が自分だから描けたビジョンや妄想を社会実装することを目指したもので、4月からの12週間でレクチャーや合宿、メンタリングをしてきました。このマガジンではこれまでのレクチャー・合宿の様子や各プロジェクトが紡いだ記事を公開しています。

  • Practice of Unsettlemen

    • 5本

    建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変動や生物多様性の喪失といった人新世における環境変化への対応策として、「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトを開始します。 「Practice of Unsettlement」プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非定住」を掲げています。 「非定住」のあり方を考え、そして実践していくために若手の研究者、アーティスト、デザイナーのコレクティブを組織し、さらに建築・都市業界と協働・実践しながら活動をしていきます。 https://practice-of-unsettlement.studio.site/

  • 第1期 授業レポート

    ASIBA第一期の授業レポートになります

記事一覧

[番外編]一期生の中山さんによる落語空間おちば 公演報告!

6月29日、ASIBA第一期インキュベーションプログラム参加者である、東京大学大学院新領域創成科学研究科 M2の中山亘さんが、虎ノ門ヒルズのTOKYO NODE LABにて「落語空間 お…

[ASIBA授業レポート]第6週「ASIBA FES 2024に向けて」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part2

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part1

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

ASIBA2期鼎談「ワクワクから始める環境へのアクションは可能か?」

ASIBA2期の参加者による、人柄や関心を深ぼるための対談・鼎談第2回。今回は、環境問題への意識を持ってプロジェクトを進めている2人に参加してもらい、聞き手の2人を交…

[ASIBA授業レポート]第4週「事業計画と資金」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 -2」

今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました…

ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 - 1」

今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました…

[非定住の練習ワークショップ報告]厄介な問題へのレジリエンスを考える

複雑な問題を身体で体験するこの記事は5月末に熱海市の山林と芝浦工業大学の施設で行ったワークショップの内容を紹介するものです。今回は熱海にて活動されている環境リレ…

非定住としての「がばいばあちゃん」

「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非…

[ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

ステートメント:非定住の練習に向けた宣言

ある定住者のメモ(2023年12月京都北山にて)2つの大規模な国際的戦争が日常化してしまい、明らかに例年より高い平均気温の年末で不穏な日々を生きながら、私は企画展に向…

[ASIBA授業レポート]第2週「ヒアリング・仮説を立てる」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

【ASIBAレポート】生成AIアイデアソン  作られ方の脱構築

イベント概要2024年4月14日、渋谷QWSにて、一般社団法人ASIBAとSAMURAI ARCHITECTS、and_dの共催による「生成AIアイデアソン 作られ方の脱構築」が開催されました。当日は…

「Practice of Unsettlement: Reimagining Our Urban Futures」- 人新世の課題に直面して、都市・建築の未来を根本から再想定す…

建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変…

【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもっ…

[番外編]一期生の中山さんによる落語空間おちば 公演報告!

[番外編]一期生の中山さんによる落語空間おちば 公演報告!

6月29日、ASIBA第一期インキュベーションプログラム参加者である、東京大学大学院新領域創成科学研究科 M2の中山亘さんが、虎ノ門ヒルズのTOKYO NODE LABにて「落語空間 おちば」の実験公演を行いました!
昨年より中山さんがずっと取り組んできた落語のプロジェクトが、遂に社会実装され実を結びました!

「纏う寄席」 としてASIBA一期インキュベーションを修了

中山さんは、昨年10月か

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[ASIBA授業レポート]第6週「ASIBA FES 2024に向けて」

[ASIBA授業レポート]第6週「ASIBA FES 2024に向けて」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

の第6週目のプログラムは第2週同様、竹中工務店様ご協力のもとgoodoffice新橋

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[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part2

[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part2

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

本記事は中間合宿レポートpart2になります。ぜひ、最初にpart1をお読みください

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[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part1

[ASIBA授業レポート]第5週「中間合宿」part1

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

第5週目のプログラムでは埼玉県小川町をフィールドにした中間合宿が行われ、竹中工務店様

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ASIBA2期鼎談「ワクワクから始める環境へのアクションは可能か?」

ASIBA2期鼎談「ワクワクから始める環境へのアクションは可能か?」

ASIBA2期の参加者による、人柄や関心を深ぼるための対談・鼎談第2回。今回は、環境問題への意識を持ってプロジェクトを進めている2人に参加してもらい、聞き手の2人を交えた座談会を開催しました。

7/6(土)ASIBA FES 2024では、デザイナー兼エンジニアの近藤さん、「ちっちゃい辻堂」の石井さんを交えて、本記事内容をさらに深ぼった対面でのトークが展開されます。ぜひご参加ください。

建築設

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[ASIBA授業レポート]第4週「事業計画と資金」

[ASIBA授業レポート]第4週「事業計画と資金」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

第4週目のプログラムは、TOKYO NODE LAB 茂谷様ご協力のもと、TOKYO

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ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 -2」

ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 -2」

今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました。3名とも視点や軸の置き方、何に対するカウンターなのかはそれぞれ異なりますが、不安定な現代社会や10代でコロナを体験した世代の捉える現代都市に対しての違和感やそれに対して起こそうとしているアクションについて議論しています。(2部構成で

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ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 - 1」

ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 - 1」

今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました。3名とも視点や軸の置き方、何に対するカウンターなのかはそれぞれ異なりますが、不安定な現代社会や10代でコロナを体験した世代の捉える現代都市に対しての違和感やそれに対して起こそうとしているアクションについて議論しています。(2部構成で

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[非定住の練習ワークショップ報告]厄介な問題へのレジリエンスを考える

[非定住の練習ワークショップ報告]厄介な問題へのレジリエンスを考える

複雑な問題を身体で体験するこの記事は5月末に熱海市の山林と芝浦工業大学の施設で行ったワークショップの内容を紹介するものです。今回は熱海にて活動されている環境リレーションズ様と芝浦工業大学山代教授のゼミ生の方々と共に、熱海の街のレジリエンスを高めるための介入のアイデアを考えるワークショップを行いました。
まず、我々は、環境リレーションズ様が維持・管理をされている山の敷地に向けて歩き出しました。山道と

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非定住としての「がばいばあちゃん」

非定住としての「がばいばあちゃん」

「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非定住」を掲げています。今回はPoUを推進する、Poietica奥田、ASIBA建築デザインスタジオ森原、デザインキュレーター高橋による「Practice of Unsettlement」の輪郭を探る鼎談を公開します

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[ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

[ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

O株式会社/CEO/Artistのa春さんによるレクチャー

まず始めに、O株式会社

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ステートメント:非定住の練習に向けた宣言

ステートメント:非定住の練習に向けた宣言


ある定住者のメモ(2023年12月京都北山にて)2つの大規模な国際的戦争が日常化してしまい、明らかに例年より高い平均気温の年末で不穏な日々を生きながら、私は企画展に向けたステートメントとしてこの文章を書いています。

私の住む京都の北山の家からは無数の一軒家と大文字が見え、仄かに香る野焼きの匂いからは1000年続いてきた都市の形が今も生きているかのように感じます。

一方で、この100年間で人類

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[ASIBA授業レポート]第2週「ヒアリング・仮説を立てる」

[ASIBA授業レポート]第2週「ヒアリング・仮説を立てる」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。

第二週目のプログラムは、竹中工務店様ご協力のもと、goodoffice新橋(堀ビル)

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【ASIBAレポート】生成AIアイデアソン  作られ方の脱構築

【ASIBAレポート】生成AIアイデアソン  作られ方の脱構築

イベント概要2024年4月14日、渋谷QWSにて、一般社団法人ASIBAとSAMURAI ARCHITECTS、and_dの共催による「生成AIアイデアソン 作られ方の脱構築」が開催されました。当日は建築都市の分野に限らず,多くの方にお越しいただき,イベントは大盛況となりました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

本イベントは、生成AIが建築・都市の作り方にどのような影響を与

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「Practice of Unsettlement: Reimagining Our Urban Futures」- 人新世の課題に直面して、都市・建築の未来を根本から再想定する新プロジェクトがスタート

「Practice of Unsettlement: Reimagining Our Urban Futures」- 人新世の課題に直面して、都市・建築の未来を根本から再想定する新プロジェクトがスタート

建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変動や生物多様性の喪失といった人新世における環境変化への対応策として、「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトを開始します。

「Practice of Unsettlement」プロジェクト

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【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

2期生採択・プログラム始動

三月中旬から募集を開始した第二期インキュベーションプログラムには、熱量をもった多くの方々からの応募があり、選考の

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