[ASIBA授業レポート]第6週「ASIBA FES 2024に向けて」
一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。
本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。
の第6週目のプログラムは第2週同様、竹中工務店様ご協力のもとgoodoffice新橋(堀ビル)のスペースを使って行われました。竹中工務店の皆様、ご協力ありがとうございました。
ASIBA FES 2024
ASIBA2期チームにとって刺激的で実りある中間合宿を経て、チームの結束力と相互研鑽の意欲が一層高まった状態で、ASIBA 2期インキュベーションプログラムの6週目を迎えました。この週は、2期プログラムの集大成となるイベント「ASIBA FES 2024」の概要説明から始まりました。4月にプログラムが始まってから折り返し地点を経て、当初は遠く見えていたカンファレンスイベントが目前になってきました。
では、「ASIBA FES 2024」とはどんなイベントなのでしょうか?
ASIBA FES 2024は、2期生(建築学生)独自の「まなざし」を社会に向けて発信することを目指しています。このイベントでは、建築を学ぶ学生たちが見ている世界、大切にしている価値観、そして目指す未来像を熱く語り、また表現します。
これまでにもたくさん書いてきたように、ASIBAインキュベーション2期では、「自分のビジョン・問いは何か」、「なぜ自分がやるのか」を大切にしてきました。建築学生による「まなざし・妄想力」に価値・魅力を感じ、それらを社会に届けることに取り組む「ASIBA」。それ自体も仮説検証をめぐっている中、本イベントでは「問い、ビジョンそして私」を表現したいと考えています。
また、100人を超える観客の前で喋るファイナルピッチの他にも、各プロジェクトが自分たちについて展示をするブースエリア、ASIBAメンバーが仲間やゲストと共に行うトークセッションやワークショップ等の企画を考えています。
フェスの平面図をみんなで書こう!
ASIBAインキュベーション1期のとき同様、今回のカンファレンスイベントも清水建設のイノベーション施設NOVAREで開催します。清水建設の皆様、ご協力本当にありがとうございます。
ASIBA FES 2024では会場を2期生の表現の場としてデザインすることから始めます。そこで、この時間では、2期生全員で会場の平面図を書くというワークショップを行いました。各々のプロジェクトを表現するにはどこに何を置くのがいいのか、またプロジェクト同士のコラボをしてみてはどうだろうかなど、2期生・運営メンバー全員で話し合い、ブレストを行いました。
2ヶ月間にわたり共に思考を重ね、互いに支え合ってきた仲間たちとのブレストは、これまでの単発的なブレストとは一線を画すものでした。この時間は、メンバー間の深い理解と信頼関係を反映し、より私的であなた的な深みのある対話が自然と生まれる場となりました。長期間の共同作業で培われた絆が、アイデアの交換をより豊かで意義深いものにしてくれたように感じます。
宿題確認・ブラッシュアップ
次に、中間ピッチや第二回ヒヤリング受けて、各プロジェクトが感じたことや、2週間の間にやってきたことを班内で共有する時間が設けられました。プロトタイプも回数を経て、以前より具体度の高い議論が行われていました。また、優しい言葉だけではなく、ときには厳しい意見やアドバイスの声も飛び交っており、仲間を本当に思った議論がなされていました。
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ASIBA FES2024 開催決定!
【ASIBA FES 2024】
「そのまなざしは『イマ』を超えるか」
建築・都市領域から未来を描き出そうとする若者が集まるASIBA FES。目の前の現実に挑戦するASIBAメンバーのまなざしは、この世界をどのように捉え、どこへ向かいたいと願うのか。ASIBA2期に参加した19のプロジェクトがそれぞれの言葉で、モノで、体験で、その先に見出した社会の輪郭を共有します。世代を越えて、組織を越えて、「イマ」の社会を越えて、ともにまなざしの先へ。複数の未来が交錯する場で、お会いしましょう。
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