建築都市社会実装スタジオ ASIBA

建築系学生を対象にした2ヶ月間の都市建築領域に特化したインキュベーション・プログラム「…

建築都市社会実装スタジオ ASIBA

建築系学生を対象にした2ヶ月間の都市建築領域に特化したインキュベーション・プログラム「ASIBA」(Architecture Studio for Impact Based Action)を運営しています。

マガジン

  • Practice of Unsettlemen

    • 5本

    建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変動や生物多様性の喪失といった人新世における環境変化への対応策として、「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトを開始します。 「Practice of Unsettlement」プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非定住」を掲げています。 「非定住」のあり方を考え、そして実践していくために若手の研究者、アーティスト、デザイナーのコレクティブを組織し、さらに建築・都市業界と協働・実践しながら活動をしていきます。 https://practice-of-unsettlement.studio.site/

  • ASIBA1期生のその後を追う

    昨年11月25日に清水建設「温故創新の森NOVARE」にて行われたカンファレンスイベントから約2か月が経ちました。登壇した各チームは、その後もプロジェクトに対する熱意を失うことなく、ASIBAを出発点として様々な活動や社会実装を行っています。全てのプログラムを終えたASIBA第1期生が今どのような道を歩んでいるのか、1期生たちのその後を調査しました。

  • 第1期 授業レポート

    ASIBA第一期の授業レポートになります

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建築系学生のための3ヵ月間のインキュベーション・プログラム「ASIBA」第2期が開講決定!

一般社団法人ASIBA(代表理事:二瓶雄太)は、建築系学生のための3ヵ月間のインキュベーション・プログラム「ASIBA」の第2期を2024年4月から開講することを決定しました。本日より参加者の募集を開始いたします。 1. メッセージ私達は建築学科で夢想する力を磨いてきました。例えば、豊かな時間とはどのような空間によって成り立つのか。あるいは、都市においてどのような暮らしが繋がりを生むのか。この創造的で批評的な「妄想力」によって、向かうべき未来像を鮮やかに描き出す建築系学生の

    • [ASIBA授業レポート]第4週「事業計画と資金」

      一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。 第4週目のプログラムは、TOKYO NODE LAB 茂谷様ご協力のもと、TOKYO NODE LABを使って行われました。ご協力ありがとうございました!TOKYO

      • ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 -2」

        今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました。3名とも視点や軸の置き方、何に対するカウンターなのかはそれぞれ異なりますが、不安定な現代社会や10代でコロナを体験した世代の捉える現代都市に対しての違和感やそれに対して起こそうとしているアクションについて議論しています。(2部構成です) 1.超管理社会と喫煙所(福本英人)福本:僕がASIBAで取り組んでいるト

        • ASIBA2期「新しい都市居住を目指してアクションを起こすZ世代の鼎談 - 1」

          今回はASIBA2期の参加者から、それぞれが進めるプロジェクトに加えて、人柄や関心を深ぼるため、「現代の都市や住まいのあり方に提言を持つ」3名による鼎談を開催しました。3名とも視点や軸の置き方、何に対するカウンターなのかはそれぞれ異なりますが、不安定な現代社会や10代でコロナを体験した世代の捉える現代都市に対しての違和感やそれに対して起こそうとしているアクションについて議論しています。(2部構成です) 1.住民参加ワークショップをより街に開く「建築屋台」(榎本雄高)榎本:S

        • 固定された記事

        建築系学生のための3ヵ月間のインキュベーション・プログラム「ASIBA」第2期が開講決定!

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        • Practice of Unsettlemen
          5本
        • ASIBA1期生のその後を追う
          2本
        • 第1期 授業レポート
          9本

        記事

          [非定住の練習ワークショップ報告]厄介な問題へのレジリエンスを考える

          複雑な問題を身体で体験するこの記事は5月末に熱海市の山林と芝浦工業大学の施設で行ったワークショップの内容を紹介するものです。今回は熱海にて活動されている環境リレーションズ様と芝浦工業大学山代教授のゼミ生の方々と共に、熱海の街のレジリエンスを高めるための介入のアイデアを考えるワークショップを行いました。 まず、我々は、環境リレーションズ様が維持・管理をされている山の敷地に向けて歩き出しました。山道と呼べるほど整った道は少なく。急勾配や木をかき分けての散策となりました。道中は環境

          [非定住の練習ワークショップ報告]厄介な問題へのレジリエンスを考える

          非定住としての「がばいばあちゃん」

          「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非定住」を掲げています。今回はPoUを推進する、Poietica奥田、ASIBA建築デザインスタジオ森原、デザインキュレーター高橋による「Practice of Unsettlement」の輪郭を探る鼎談を公開します。 1.持続可能な居住様式としての「非定住」高橋:今回この鼎談を始めた理由は、

          非定住としての「がばいばあちゃん」

          [ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

          一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。 O株式会社/CEO/Artistのa春さんによるレクチャー まず始めに、O株式会社CEOでArtistとして活躍されているa春さんによるレクチャーとハンズオンが行

          [ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

          ステートメント:非定住の練習に向けた宣言

          ある定住者のメモ(2023年12月京都北山にて)2つの大規模な国際的戦争が日常化してしまい、明らかに例年より高い平均気温の年末で不穏な日々を生きながら、私は企画展に向けたステートメントとしてこの文章を書いています。 私の住む京都の北山の家からは無数の一軒家と大文字が見え、仄かに香る野焼きの匂いからは1000年続いてきた都市の形が今も生きているかのように感じます。 一方で、この100年間で人類の環境は驚くほどの変化を遂げてきました。大加速とも呼ばれるように、地球上の人工物

          ステートメント:非定住の練習に向けた宣言

          [ASIBA授業レポート]第2週「ヒアリング・仮説を立てる」

          一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。 第二週目のプログラムは、竹中工務店様ご協力のもと、goodoffice新橋(堀ビル)のスペースを使って行われました。 イントロダクション プログラムの最初に、改

          [ASIBA授業レポート]第2週「ヒアリング・仮説を立てる」

          【ASIBAレポート】生成AIアイデアソン  作られ方の脱構築

          イベント概要2024年4月14日、渋谷QWSにて、一般社団法人ASIBAとSAMURAI ARCHITECTS、and_dの共催による「生成AIアイデアソン 作られ方の脱構築」が開催されました。当日は建築都市の分野に限らず,多くの方にお越しいただき,イベントは大盛況となりました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。 本イベントは、生成AIが建築・都市の作り方にどのような影響を与えるのかについて考え、その可能性を探るアイデアソンの第1回目です。 第一章:

          【ASIBAレポート】生成AIアイデアソン  作られ方の脱構築

          「Practice of Unsettlement: Reimagining Our Urban Futures」- 人新世の課題に直面して、都市・建築の未来を根本から再想定する新プロジェクトがスタート

          建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変動や生物多様性の喪失といった人新世における環境変化への対応策として、「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトを開始します。 「Practice of Unsettlement」プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活

          「Practice of Unsettlement: Reimagining Our Urban Futures」- 人新世の課題に直面して、都市・建築の未来を根本から再想定する新プロジェクトがスタート

          【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

          一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 2期生採択・プログラム始動 三月中旬から募集を開始した第二期インキュベーションプログラムには、熱量をもった多くの方々からの応募があり、選考の結果、合計で20チームの採択が決定しました。 参加者によって分野は空き家活用やま

          【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

          【ASIBAレポート】『ウォーカブルを科学する』

          3/18に行われた,一般社団法人ASIBAと吉村有司氏(東京大学先端科学技術研究センター特任准教授)共催のアーバンサイエンス・ワークショップ『ウォーカブルを科学する』の開催報告です.本イベントは,東京大学駒場第二キャンパスにて行われました.当日は建築都市の分野に限らず,多くの方にお越しいただき,イベントは大盛況となりました.参加してくださった皆様,本当にありがとうございました. 本ワークショップでは,レクチャーとアイデアソンを通じて,以下の3つの問いを探求していきました.

          【ASIBAレポート】『ウォーカブルを科学する』

          【ASIBAレポート】『New Node モビリティによる移動と結節点のデザイン』

          3/12(火)に行われた、一般社団法人ASIBA、任意団体ND3Mが共同で主催した「new verb design studio」ワークショップ『New Node モビリティによる移動と結節点のデザイン』の開催報告です!当日は建築都市の分野に限らず多くの方に来ていただき、イベントは大盛況となりました。参加してくれた方々本当にありがとうございました!また本イベントは竹中工務店様のCOT-Lab新橋にて行われました。ご協力いただき本当にありがとうございました! 第一章 : ショ

          【ASIBAレポート】『New Node モビリティによる移動と結節点のデザイン』

          【asiba platform】02,New Node,移動雑記「どこでもドア」はつまらない?デジタル時代の移動と結節点の未来像を探る

          こんにちは、asiba platformのメディア部です。 ASIBA×ND3M「new verb design studio」ワークショップ『New Node モビリティによる移動と結節点のデザイン』(3/12)の開催に伴い、移動をテーマにした『移動雑記』連載を開始しました。 今回登場するのは、ASIBA理事の 森原 正希と、ND3M 田川 直樹。 クリエイティブに日々活動をするお二人が、対談を交えながら、移動と結節点(ノード)の未来像について多角的に考えていきます。

          【asiba platform】02,New Node,移動雑記「どこでもドア」はつまらない?デジタル時代の移動と結節点の未来像を探る

          【ASIBA 1期生のその後を追う ④】

          ReLink 本多栄亮・水越永貴 昨年11/25に清水建設のNOVAREにて行われたカンファレンスイベントから約二か月が経ちました。登壇した各チームは、その後もプロジェクトに対する熱意を失うことなく、ASIBAを出発点として様々な活動や社会実装を行っています。全てのプログラムを終えたASIBA第1期生が今どのような道を歩んでいるのか、彼らのその後を調査しました。 カンファレンスイベントの様子はこちらから 明治大学大学院理工学研究科建築都市学専攻 構法計画研究室 D1の本

          【ASIBA 1期生のその後を追う ④】