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[ASIBA授業レポート]第3週「プロトタイピング」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。

本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。



O株式会社/CEO/Artistのa春さんによるレクチャー

まず始めに、O株式会社CEOでArtistとして活躍されているa春さんによるレクチャーとハンズオンが行われました。a春さんは、私たちの同世代の第一線として、自分の思想やビジョンを社会に発信して活躍しています。感性と知覚を覚醒するインターフェースで、New Humanのためのクリエイターカルチャーを広めることを目指されています。

a春さんには、自らが創造した「MEs」という人間の思考をより深めたり、クリエイティビティを刺激したりしてくれるサービスを例に挙げ、何を思い描いて、何をしてきたのかを語っていただきました。まさに本プログラムの参加者が歩み出した道の経験談を語っていただき、参加者に大きな学びを与えてくださいました。その中でも、「私たちが何気なく使っているSNSに対して疑問や危機感を感じ、それを分析し、その問題を解決するために自分だからできることは何であろうかを問い、答え続ける」という「ビジョン」や「プロセス」の部分で非常に良い刺激を与えてくださいました。また、その「ビジョン」を大人や社会にどう伝えていくかというアプローチについても、詳しく教えていただきました。同世代ということもあり、私たちに近い(まだ、遠いですが)ロールモデルとして、とても有意義なレクチャーをしていただきました。

a春さん
ハンズオンの様子

活動の共有と今週の課題共有

 次に、先週に行われたヒヤリングや第1回メンタリングを受けて、各プロジェクトが感じたことや、今週にやってきたことを班内で共有する時間が設けられました。ヒヤリングやメンタリングで実際に大人に思いを伝えることを通して、自分の中にある想いややりたいことを見つめ直し、それを班内で議論し合う貴重な時間でした。

 また、今週の課題として「プロトタイピング」が出されました。実際に手を動かして、「小さく」「早く」「やってみる」「やり続ける」ことが求められます。今週のプログラムまでにプロトタイプをやってきて、みんなに共有してくれた方もいて素晴らしかったです。とても良いロールモデルとして、他の参加者の刺激になってくれました。また、このプログラムは多くの人が集まり、対面でやるということもあり、今回のように「みんなが互いのロールモデルであり、学び合う」そんな関係を築いていくことを目指して頑張っていこうと思います。

プロトタイプを披露する大本さん

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