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ASIBA PROGRAM 2nd

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ASIBAインキュベーションプログラムは、建築学生が自分だから描けたビジョンや妄想を社会実装することを目指したもので、4月からの12週間でレクチャーや合宿、メンタリングをしてきま…
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記事一覧

本郷シェアハウスプロジェクト(仮称)、始めます

本郷キャンパス周辺に空き家を活用したシェアハウスをたくさん作ることを目指した「本郷シェアハウスプロジェクト(仮称)」を4月より進めています。一緒に進めてくれる人を絶賛大募集中ですので、少しでも興味を持った方がいればSNS等でお声がけください!以下メールでもOKです。 takanofight16[ ]gmail.com ※[]内は@にしてください また本PJは建築都市社会実装スタジオ ASIBAの2期プロジェクトとして採択されています。詳しくはこちらからご確認ください。 3

「無色透明の媒介」 ──ASIBA1・2期を終えて目指す姿

建築都市社会実装スタジオASIBAのインキュベーションプログラム第1期(2023/10-11)、さらにそのまま第2期(2024/04-07)に参加した。 プログラムを通して、建築設備データを用いて都市のエネルギー削減や設備メンテナンスの人員不足などの課題に都市スケールで挑戦する「Withvac」というプロジェクトに、代表の宮田さん(東大修士1年)と協働で取り組んだ。 ▼ASIBAインキュベーションプログラムについて(ASIBA公式noteより) 第1期では全体的な事業フレ

ASIBA2期を終えて

こんにちは!はみラボ代表の臼井です。 私たち、はみラボは一般社団法人ASIBAの主催するインキュベーションプログラムに参加していました!今回はその振り返りnoteになります。 インキュベーションプログラムは4月からの3か月間で行われ、自分たちのもつ思想や未来へのビジョンを思想のままで終わらすのではなく、実際に社会に実装し、届けることを目指しています!詳しい内容は下部のリンクより、チェックして下さい。 私たちはそのプログラムの2期にAISBA2期生として参加させていただきまし

あいさつ

はじめまして、こんにちは! はみだしもの研究所…通称はみラボの若野です。 私たちは「全てのモノには価値があるはずだ」という理念のもと、今、価値が軽視されているもののゆく先をデザインし、埋もれてしまった価値を届けてあげることを目指しています。 はみラボは、人間の生活の輪からはみだしたことで無価値として扱われている ”はみだしもの” の価値を問い直します。それらをデザインの力でワクワクするものへと変化させ、ゴミにまつわるインパクトを解決したり、”はみだしもの”を中心に新しい繋

怒涛のASIBA2期を終えて。

修士1年、4月。周りはゼネコン就活まっしぐらなこの時期に卒制の続きをしてました。周りと逆行しつつ、歯がゆくも、わくわくもあった。そんな3ヶ月を少し振り返ってみようかと思います。 はじまりは卒制WSから。 卒制をなんとか提出し、外部展の出展でせんだいやら福岡やら飛び回っていた3月。お金がなさ過ぎて、福岡から横須賀まで21時間の船旅で研究室の同期と波に揺られながら帰っていました。その時に「ASIBAのWS行こうよ」と誘われたこと。これが私とASIBAの出会いです。 ここでA

ASIBA2期参加レポ

こんにちは。 私は4月から、建築学生によって運営されている一般社団法人ASIBAの建築学生向けインキュベーションプログラムに2期生として参加していました。私が取り組んでいるのは、「まご」が空き家に泊まるサービス、まご泊です。 今回は参加してみて感じたことを拙いながらに書いてみました。 ASIBAの活動に興味がある方も、まご泊に興味を持ってくださった方も、最後まで読んでいただけると嬉しいです! ASIBAという集団 "わたしって生き急いでるんですよね" というのは、私が7月6

ASIBA FES 2024 ~のこつぐ視点~

ふらふらと面白そうなことして生きてたら現在は のこつぐ に行き着きました。のこつぐの西田です! 私たち のこつぐ は7月6日に清水建設様の 温故知新の森 NOVARE で開催されたASIBA FES 2024に参加しました。 今回はASIBA FES 2024で展示したのこつぐのMVPアプリ『ASIBA FES PHOTO』について説明しますね~ 口で説明するよりもまず写真を見てもらったほうが早いと思うのでまずはこちらをどうぞ。 ASIBA FES PHOTO まず

Withvac-実践から問いへ-

こんにちは、Withvac代表の宮田龍弥です! 去年、B4の藤間朋久くんと建築設備のプロジェクト「Withvac」を結成、ASIBA一期と二期のインキュベーションプログラムの両方に参加しました。 同時にASIBAの運営にも携わっており、二期生の皆さんのサポートもさせていただきました (後半、自分のことで手一杯であまり運営の仕事ができていませんでした。ごめんなさい)。 ASIBAを創成期から見続け、関わり始めてから1年弱が経とうとしています。最近の僕の胸中を明かして、思っている

ASIBA二期レポ

ASIBA2期生でEnoniwaというプロジェクトを進めているキタバヤシです。こんにちは。 プロジェクトについてはこちらで詳しく知ることができます。合わせてご覧ください! この記事では、わたしが3ヶ月間ASIBAのインキュベーションプログラムに参加してみた感想を綴りたいと思います。 Enoniwaプロジェクトの変遷というより、3か月間でこんなことがあったな~。というゆるいレポです。ASIBA3期として参加してみたいと思っている方、興味のある方に届くと嬉しいです。どうかお付き

たけのこプロジェクト - ASIBA2期を終えて

建築都市社会実装スタジオ「ASIBA」の第2期インキュベーションプログラムを終えてから2週間が経った。個人としての内省は前のnoteに託したが、自分がたけのこプロジェクト(旧本郷シェアハウスプロジェクト)を通じて実現したいことはちゃんと示せていなかった。ここに記す問いや理想をまっすぐに実現するにはまだ自分の世界観が成熟していないし実行力も足りない。しばらくは修業しながら続けていき、自分の足りないものに向き合いながら、いつか正面から解決策を出したい。 たけのこプロジェクトにつ

社会を改変させる建築家として生き残るためには。ASIBA 2期生インキュベーション

みなさんこんにちは。 ASIBA2期インキュベーションで LOVE&TOILETといったプロジェクトをすすめる 大学院1年生(2024年時点)の藍野です。 今回はASIBA2期生として一連のインキュベーションプログラムを修了し、 2期生からみるASIBAといった集団とは。全ての過程を経てASIBA FES 2024のピッチを行い、少しづつ見えてきた世界を報告します! まずなぜ、ASIBA2期生として参加したのか。(長くなります、サーっと読んでください笑 ) ASIBAの

アーキテクトにおける職能の拡張 -ASIBA インキュベーションプログラム2期を終えて-

『建築だけじゃ、生き残ることは難しい。』複雑化する社会の中で、変化速度が圧倒的に遅い建築業界。そんな業界の渦中にいる僕が感じる漠然とした疑問である。 先日まで3か月間、一般社団法人ASIBAのインキュベーションプログラムに参加していた。ファイナルピッチでは、まちにイノベーションのお試し体験を届けるサービス「Sukima」を発表した。 結果は、オーディエンス賞を頂き、メインの清水建設賞では惜しくも受賞は逃したが2番手に候補としての声を頂いた。 この背景には、「如何にして、

ASIBA2期に参加してきたよ!【建築系インキュベーションプログラム】

建築学生の提案する多種多様な未来は、多くの場合実現しない。それはもちろん案自体が未熟だったり、経済合理性を含めた検討が不充分だったりと、様々な要因があるはずだが、そこには何やら社会的な"壁"があるのではないか。大学院に入ったと思ったら就活が始まり、今までの自身の活動をポートフォリオとしてまとめ、それまでの設計/提案は名刺代わりに過ぎないものになる。一般的な建築学生の就活は、薄給長時間労働のアトリエ系事務所か、福利厚生が充実しつつある大企業かに大別されるが、それ以外に建築学生の

ASIBA2期レポ

 今年の4-7月まで、建築系の学生を対象にアイディアを形にするサポートプログラム、ASIBAの2期生として活動をしていた。今回は、ASIBAでの活動を通して何を行ってきたか、自身が何を学べたか、そして開発したプロダクトを今後どうしていきたいかについて振り返りたい。 時系列振り返り3/18  HPを見ていただくと分かるとおり、ASIBAはインキュベーションプログラム以外にもワークショップなどを行っており、その一つとして東大先端研の吉村有司特任准教授とコラボした「ウォーカブ