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自分の絵を描く道筋 (上)
少しずつ新たな変化の予兆を感じて来たので、十数年前に辿り着いた現在の表現様式についてまとめておきたくなりました。
美術大学の油絵学科を卒業して、その延長で長く絵を描いてきた私は、自分の絵を打ち立てられず悪戯に目先を変えた実験に明け暮れていました。
美術大学の油絵学科に学ぶとは、西洋絵画(あるいは欧米絵画)の流れに浸かるということです。その中で自分独特の絵をいかにして描くかが問題でした。
まず
「パリの今」 個展を開いた画家のスナップ
7年ぶりにパリで個展を開催し、2週間余り滞在しました。展覧会の開場時間が午後2時の設定だったので、午前中を中心にあちこち写真を撮って歩きました。ただ、雨の多い天候に恵まれない季節で空の機嫌を伺いながら撮影です。
前回のパリ滞在でお気に入りとなったリュクサンブール公園には、北と南両方向から2度訪れました。珍しく晴天でも以前と比較して思いのほか人出は少なく静かで落ち着きホットしました。
この公園か