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エッセイ・コラム・ショートショート等々

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ヘッダー画像は尊敬するナンシー関さんの著書です。
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#歌

【エッセイ】桜見てひまわり思う

【エッセイ】桜見てひまわり思う

雪国というほど近年は雪が降り積もらなくなった石川県ではあるが年間降水量も上位で日照時間は下位なのは今も健在の地に住んでいるから冬は西高東低に従ってこもることが標準デフォルトと刷り込まれている。
もし、この概念が元からなかったとして例えば湘南に生まれていたら風は冷たくても空が青くて日差しが眩しければ防寒対策ばっちりで外へ軽やかに出歩く感覚を僕は持っていただろうか。

そんなことはわからない。
もしも

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【コラムエッセイ】後世に残すモチベーション

【コラムエッセイ】後世に残すモチベーション

後世に残すというおおまかな概念が人間の遺伝子レベルの問題として組み込まれていることは一度や二度なんてもんじゃないくらい聴き知ってはいる。

人間に限ったことじゃない全ての地球生命体の本能なのだろう。

それは子孫であり、医学の進歩に貢献する杉田玄白の解体新書であり、牧野富太郎の植物図鑑であり、宮崎駿のナウシカであり、バッハやモーツァルトの音楽であり、ゴッホやピカソの絵画であり、黒澤明やアルフレッド

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【エッセイ】英語詞⇌日本語詞

【エッセイ】英語詞⇌日本語詞

「グレイテスト・ショーマン」は観たことがないが、この「This Is Me」は聴いたことがある。
Twitterのタイムラインでこちらの動画が紹介されていたのでみてみた。

鳥肌が立った。

アメリカの歌のもつソウルとでもいうのか。(私なんぞがなまじ歌を語るものではないが…)
日本の歌では味わえない振動がある。

私は洋楽には詳しくないが、映画で耳にする歌にこの共通する震えを感じていたのは何だった

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南野陽子さんの歌声をイメージして作詞してみました

南野陽子さんの歌声をイメージして作詞してみました

Twitterで梅雨はどこへいったの?と、呟いていたら南野陽子さんの「涙はどこへいったの」が頭から離れなくなったので南野陽子さんの歌声をイメージしながら作詞してみました。(なんじゃそりゃ)
タイトルは「守りたいの」
作曲は未定ですが、南野陽子さんの歌声で脳内絶賛歌唱中です。
衣装はポニーテールに大きなリボン、白いワンピースとヒット曲「話しかけたかった」を彷彿とさせる王道の清楚路線です。
夜ヒットで

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【思い出】梶芽衣子さんへの詩

【思い出】梶芽衣子さんへの詩

映画「修羅雪姫」をはじめて観た時から僕は【梶芽衣子】という沼にはまっていった。
もがきはしません。
目を閉じてスーッと静かにはまっていきたい。
もっと深くに沈んでみたいと思った。
それほどここちのよい沼だった。
その想いの熱量は今も変わってはいない。

今から5年程前。
僕にある吉報が届いた。
「歌うことが今はとても楽しい」と梶さん。
これからは【歌手・梶芽衣子】の活動に力を入れていきたいと…

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「生まれてきたかったんだね」

「生まれてきたかったんだね」

ある朝炙り絵のように浮かんできた
CDアルバムのタイトル。
それが
「生まれてきたかったんだね」である。

Twitterで以前呟いたことだけど、日々下へ下へと埋もれていく呟きたち。
そこでnoteの出番です。
あの朝にシンガーソングライターでも作曲家でもないこの自分にアルバムのタイトルが浮かんだという奇妙な出来事を忘れないように記しておかねば。
僕は詩を書き終えてもタイトルが決まらずいつも悩み時

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