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2025年4月、福岡県宇美町に開校の「不登校特例校」は、髪型・服装自由、学級・担任定めなし。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事の本題は、「不登校特例校(学びの多様化学校)」ですが、まず軽く説明します。

「不登校特例校(学びの多様化学校)」は、学習指導要領に捉われず、授業時間や指導内容を柔軟に決定することができる文部科学相指定の学校です。

最後の感想でも少し触れますが、今はSNS社会で、学生の方はSNS世代だと思います。

私がSNSを始めたのは、2007年で、あの頃は人と会うことはまずなく、あくまでそのSNS内での交流で、写真交換とか、直接連絡し合うこともありませんでした。

2011年からX(旧Twitter)を始めた時は、まだ今ほど利用者もいなくて、SNSを介して会ったりとか、トラブルもほとんど聞かれなかったと思います。

それから13年が経過して、今は誰とでも気軽に交流できる様になりました。

私は誰とも交流していないですし、会うこともないですが、見ず知らずの人に会うことに対してのハードルが、昔と比べてかなり低くなったと思います。

低くなったことで、知っている人はもちろん、全く知らない人からも何かを言われることもあって、それがSNS世代の学生さんの、不登校になる悩みの1つなのかな?とも思っています。

この記事では、福岡県に新たにできる、「不登校特例校(学びの多様化学校)」についての話です。

2024年8月20日、福岡県宇美町は、不登校の小中学生が通学する町立の「不登校特例校(学びの多様化学校)」を2025年4月に開校する計画を明らかにしました。

宇美町教委によりますと、案では、服装や髪形に決まりはなく、学級、担任も定義しません。宿題をするかしないか、テストを受けるか受けないか、どの行事に参加するかしないかは自分で決定できて、体作り、語らい、リフレッシュ、主体的な学び、ワンヘルスなどの時間もあります。

今回は福岡県宇美町に開校する「不登校特例校(学びの多様化学校)」について発信します。

「不登校特例校(学びの多様化学校)」が福岡県宇美町にも開校することになった理由

不登校の児童・生徒や親御さんにアンケート調査を実施した結果、回答した児童・生徒のおよそ半数、親御さんのおよそ75%が「不登校特例校(学びの多様化学校)」への通学に前向きだったといい、2024年10月から施設見学会や学校説明会を開いて周知します。将来的には近隣自治体からの受け入れも検討していきます。

町立原田小学校、宇美南中学校の小中一貫分校として、町こども教育総合支援センター「うみハピネス」の2階に設置し、児童・生徒はオンデマンドバスで「不登校特例校(学びの多様化学校)」へと通学します。

参考:「学びの多様化学校」福岡県宇美町が来年4月に開校…服装や髪形自由、学級・担任も定めず 読売新聞(2024年)

宇美町の安川茂伸町長は、
「ご両親の『「不登校特例校(学びの多様化学校)』への期待は大きいです。『ここなら通える、通わせられる』と言って頂ける学校にしていきます」、

折居邦成教育長は、
「児童・生徒が学校に合わせるのではなく、学校が児童・生徒に合わせ、応じていきたいです」
と説明しました。

とても良いと思いますよ

私はこのnoteでは大分県の不登校特例校を、所属する会社のサイトでも、幾つか不登校の記事を書いて来ました。

不登校支援といっても、「不登校特例校(学びの多様化学校)」だけではなく、フリースクールやオルタナティブスクール、メタバースを活用したものだってあって、一括りにはできない。

私は大学時代、同級生から嫌がらせを受け、不登校となり、そのまま中退。

今の子ども達の不登校の理由は分かりませんが、10年以上前の私の頃より細分化され、やはり小さい頃からSNS世代なことも、理由が1つではない気もしています。

学校に行けなくなっても、その子に合った支援を受けて、その場所に行って、のびのびやれたら、それで良いと思っています。

全国的に「不登校特例校(学びの多様化学校)」はできていますが、福岡県は本題以外にも、福岡市や大牟田市、また県立で全国初の公立校に開校するところなどと、私が記事を書き始めた時から、どんどんできていました。

あなたにとって、あなたが心地良いと感じる場所で、学んだり、輝き続けて下さい。


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