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花粉症はペットもかかる!目の異常や肌荒れなど。動物園の猿山では猿も目を擦る⁉

こんにちは、翼祈(たすき)です。
2024年も高い気温が続いています。だいぶ葉桜になってはいますが、お花見シーズンを迎え、多くの人がお花見を楽しんでいます。

2024年3月31日は、春なのに東京都府中市で28.6度を記録するなど、25度を超える、6月から7月上旬の夏日が全国で相次ぎました。

ニュースを観ていると、「長袖を着ていましたが、暑すぎて、駅の近くのお店で半袖を買って、着替えました」という声もありました。

キッチンカーで、ソフトクリームやかき氷を売るお店もあって、賑わっているそうです。

こんなに暑いと飛んでいるのは、花粉ですね。ヒノキもスギもどちらも飛んでいますね。

今年は2024年2月から花粉症の症状を訴える声も多く、「花粉症が悪化して副鼻腔炎(蓄膿症)を発症して、嗅覚障害や味覚障害になった」という声もある程です。

そんな花粉症ですが、実はペットも花粉症に悩まされていることが分かりました。

国民病とも言われ、多くの人が悩んでいる花粉症ですが、実は犬猫の様なペットでも発症しています。動物病院の運営などに携わる、東京都港区にある「TYL」が犬猫の飼い主にインターネットを通して実態調査を行った結果、半数近くの飼い主がペットの花粉症を知らなかったというデータが出ました。

「ペット(動物)も花粉症になることを知っていますか?」との問いには、46.3%が「知らない」と回答しました。「2024年ペットに花粉症などのアレルギーの症状が出ましたか?」という設問には、59.8%が「出ていない」、15.0%が「分からない」と回答しましたが、「TYL」の担当者は「飼い主がペットの花粉症に気付いていないケースも多いと思われます」と懸念しています。

今回はペットにとっても国民病の花粉症の実態について深掘りします。

ペットの花粉症の内訳


「花粉症の症状が出現した」と回答したのは25.2%。その回答した人に具体的な症状を複数回答で尋ねると、くしゃみ(74.1%)▽鼻水(63.0%)▽目の異常(36.1%)▽肌荒れ(25.0%)▽咳(13.0%)―の順になりました。人間と同様な症状が並びました。

調査対象の全員にペットに花粉症の症状が出た時の対策を質問すると、「動物病院を受診する」は60.3%と最多でした。病院では花粉症などのアレルギー検査が可能で、目薬や内服薬を処方する対症療法が一般的な治療法だと言います

参考:花粉症、実はペットも発症 飼い主の46%「知らない」 TYL調査 毎日新聞(2024年)

ペットの花粉症対策について、「TYL」取締役の獣医師の男性Aさんは、「ペットに花粉などのアレルギー物質に接触させない」ことを挙げます。「散歩中に身体などに付いた花粉などのアレルゲンをそのまま放置せずに、拭き取る様にすると良いです」とアドバイスしています。

ペット以外にも花粉に苦しむ動物が、

兵庫県洲本市にある淡路島モンキーセンターでは、野生のニホンザルおよそ350頭のうちおよそ50頭に花粉症の症状が確認されています。2023年よりも1ヵ月ほど早い2月初旬からサルたちの間で花粉症の症状が出始めていて、近年では最も重症だといいます。

気温が上がった3月の半ば頃からしきりに何度もくしゃみをしたり、目をこすったりして、飼育員などからは「他人事には思えません。見るのも辛いです」と、サルたちに同情を寄せています。

1980年代後半から、サルに花粉症の様な症状が見られ始めたといいます。サルにいつ花粉症の症状が出始めたかは分からないといいますが、担当者は「毎年、ヒトに花粉症が広がるのと同じ時期に症状が出現している」と述べます。

花粉症のサルたちは連日、鼻水や涙をぬぐったり、朝から夕方までくしゃみをしています。メスの序列1位のプリコは特に重症だといいます。

薬やマスクで対処することができず、早く花粉シーズンが終わるのを待つしかないといいます。

4月上旬まで花粉症に悩まされる、辛い日々が続くとみられます。さらに症状が重くなると元気や食欲も無くなるといいます。淡路島モンキーセンターによりますと、例年は2月中旬から花粉症の症状が出現し、2023年は3月初旬でした。

「2024年は花粉症が酷くならずに終わるかと思っていましたが一気に来ました」とセンター長の男性Bさんは、「症状が重いサルは顔つきが変わり、顔の識別もできなくなるほど重症です。人と違って何も対策はできず、見守ることしかできません」と説明しています。

私は花粉症ではないのですが、外に出ていると目が乾燥したりするので、相当量の花粉が飛んでいるんだなと感じています。花粉症ではない私が花粉を感じるので、花粉症当事者の方は、さぞお辛いと思います。

花粉症に関しては、noteに以前別の記事を書きましたので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

ヒトだけではなく、それ以外の動物も悩ませる花粉症、本当に憎たらしいですね。

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