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家事、仕事に応用可能な律速段階の考え方

律速段階の考え方を学ぶメリット
・仕事家事が最短で終わる
・待っている時間が短くなり、効率が良くなる
・空いた時間で他のことができる

このようなメリットのある律速段階の考え方をご紹介します。

律速酵素とは、一連の化学反応の速度を規定する、最も進行の遅い反応を触媒する酵素のこと、
律速段階とは、その反応の段階のことです。

簡単にいうと、一番時間のかかるものからやろうということです。

このような考え方が仕事、家事では重要になってきます。
家事をなさっている主婦の方や、仕事が出来ると周りに言われている方は自然と実践出来ていることだとおもいます。

例えば、洗濯機が30分ほど時間がかかり、掃除機で掃除をするのに10分かかるとすると、
始めに行う行為は何でしょうか?

それは、洗濯機のボタンを押すということです。
洗濯機が作動している間は、こちらはすることありません。放置です。
この洗濯機のボタンを押すことが律速段階で、これを超えてしまえば反応は進んでいきます。(洗濯が終了する)
ですから、その間に掃除機をかけてしまえはいいのです。
洗濯が終わるまでには掃除機がけも終わっているので、トータルでかかった時間は30分となります。

もし、逆に掃除機をかけてから、洗濯機を回したとすると、10分→30分のトータル40分かかります。
その上、洗濯機を回している間に手持ち無沙汰になり、時間が勿体ないです。

これを複雑に組み合わせているのが、家事、仕事となります。

家事でも多くの内容がありますよね。
洗濯、洗濯物を干す、掃除、ゴミ集め、料理などなど、
特に料理はその中にも多数の工程があるので、律速を考えながら作っていくのが難しくなってきます。
炊飯器スイッチオン(料理における律速)→スープ作り→肉料理を炒める 
といった具合です。
どれもアツアツで食べたいという希望もあり、複雑な多工程ですよね。
ですので家事できる人は仕事も出来る。逆もまた然りです。

(僕は、妻に
仕事出来る人は家事もできるからねー
と、言われて、絶対やってやろうと決意を固めました!)

仕事でも同様です。
上司に確認メールを送って返ってくるまで、その仕事が進まないのであれば第一におくります。(ここが律速段階
その間ダウンロードなどまとまった時間かかるもの(行ってる間は動けない)→文書の作成(すぐに取りかかれる)

救急外来でも同様です。
採血結果が出るまでに30分から1時間くらい
画像検査に10分とすると、どちらを先に行うのが良いのでしょうか?(もちろん不要な検査は行わない)

僕ら救急医はこの律速段階を常に意識して仕事しています。

すなわち、自動的に進む、時間が最もかかる行為から始めていくのが効率的に、家事、仕事を進めていくコツです。


ダラダラ時間が進んでいく、待っている時間が多いのってストレスですよね。
やるときはやる、やらないときはやらないという切り替えをしっかりするためにもこの、律速段階という考え方は重要です。

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