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重なる記事たち

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自分の経験と重なって、感じるところが多かった記事たちを集めたもの。
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2024年2月の記事一覧

自分自身と恋に落ち、この世界を愛して生きる。

自分自身と恋に落ち、この世界を愛して生きる。

聖バレンタインの日に。
ここを訪れてくれたあなたに、伝えたいことがあります。
   

「自分を好きになる」
「自己肯定感を上げる」

こんな言葉で、いろんなことを頑張ってきたかもしれない。

それで少しずつ、生きやすくなったり、やりたいことが出来るようになったり。自分の変化を嬉しく思う時間が増えてきたかもしれません。

だけどやっぱり、何かが足りない。
何かが引っかかる...

「よし、これで行

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諦点観測の毎日も、きっと悪くない。

諦点観測の毎日も、きっと悪くない。

「諦めが悪い」の対義語として、「諦めがよくなった」という物の言い方は存在するのだろうか。
もしくは「往生際が悪い」の対極として、「去り際が美しい」。もしそのような相反関係が成り立つとしたら、僕の近況は実に諦めがよくなったし、手前味噌ではあるが去り際も美しい方なのかもしれない。

最近、「諦める」という言葉が頭の中をぐるぐる回っている。
以前校正を勉強していたこともあり、私室の机上にちょうど広辞苑

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嫌われる勇気を持つ方法

嫌われる勇気を持つ方法

本日は「嫌われる勇気」について再考してみようかなと思います。
アドラー心理学の有名な本がありますよね。

「嫌われる勇気」という本ありますけど、その本の内容には触れず、この強力なパワーワード、「嫌われる勇気」というパワーワードについて考えてみようと思います。

■村社会では嫌われないことが大事強力ですよね。
嫌われたくないという思いがある人が多いと思うんですよ、僕もそうですけど。
日本は島国で、村

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無価値なこの子の、居場所の作り方

無価値なこの子の、居場所の作り方

友達から随分ヒドいことをされたり、言われたりしても、ニコニコしている子っています。

その子が、飛び抜けて穏やかな子、という訳では無い様に思えます。

その子が、年齢に似合わない心理的成熟を遂げている、という事も無さそうな感じです。

傷つけられることに、鈍感な気がします。

自分の尊厳を踏まれることに、抵抗が薄い気がするんです。

傷つける方には勿論、如何なものか、と思います。
如何なる場合であ

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私たち一人ひとりにできること(駒澤大学心理学科教授:藤田博康) 連載:「多方向への肩入れ」の心理学〜家族の苦しみと回復 第5回

私たち一人ひとりにできること(駒澤大学心理学科教授:藤田博康) 連載:「多方向への肩入れ」の心理学〜家族の苦しみと回復 第5回

 前回は、「多方向への肩入れ」や「対話」による関係回復のプロセスの社会的な意義や可能性とともに、その限界についてもお話ししました。特に、「業」が深い家族や、ひどく拗れた関係において、「対話」による関係修復は専門家とて困難であることを、あえてお伝えしました。

 この連載の最終回である今回は、そんな八方塞がりで絶望的な状況で、いったいどうしたら希望の光が見えてくるのかについて、私が思うことをお話しし

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