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ぼくのフィッティング心得
この仕事をしていると「フィッティングとは」「心がけていることは」という質問をよく頂きます。
フィッティングは「バイクを身体に合わせる」作業
バイクフィッティングは文字どおり「バイクを身体に合わせる」作業です。身体をバイクに合わせる(慣らしていく)ものではありません。身体を整える作業ではなく、人それぞれの身体(関節の可動域)に合わせてバイク=自転車を調整する作業の総称なのです。
ですから、トレ
111722 空気圧
MTBのタイヤは容量が大きくて圧力が低いから、ロードよりも設定がシビアだ。MTBに準じるグラベルもしかり。実際コンマ2くらいの違いで乗り味が大きく変わる。
11月に入ってめっきり冷え込んできたせいか、トレイル出動が増えた。背の高い木から落葉していき、茂っていたブッシュも減っていく。散歩やハイキングの人も減っていくので、僕にとっては1月から2月が最高の自走里山トレイルシーズンだ。
グラベルロード
業務日誌 082122
どうにもこうにも暑いなあと感じていたのはかれこれ4週間も前のことになってしまった。夏物ジャージは黒系ばかりでスピードが出ていればまだしも、都内の移動で信号につかまるとどうにもこうにも暑く、暑さから逃れられない。
なので、パステルカラーの淡色ジャージをポチ。諸般事情あってお盆すぎに到着。協力してくれた友人に感謝感謝。
とにかく薄い色で暑さをしのごうという目的なので、エアロとか生地の上等さは問わな
ケイデンスの話 082022
昨日はひさしぶりのソロ100km超を大満喫!改めてデータ見るとずいぶんケイデンス低いなあと。グロスでケイデンス90rpmなんてほとんどみたことない、というか無理!
一方で90キッチリ回せる、それに近いアスリートは、トルクが足りないか、変速を使いこなせてないか、フォームが適正でないか、クリート位置が浅めか、どこかがおかしいので全体として破綻してるはず。
いちどアタマをリセットして、グロスの時速を
事故を防ぐ意味でのバイクフィッティング
今日はフォローフィットとクリートセッティングのWヘッダー。
フォローのお客様はロード+クリップオンで、フィットから約3週間後の実施。前傾が深いかなと思って、グリップ位置を高く近くするつもりでライズの大きなステムを用意したのだけど、実際は前回のポジションに馴染んだようで変更不要となった。
クリート位置のニュートラル化、サドル位置の変更で”踏む”ペダリングになったようで、すでに何回か100km程度
フィット延期と手間ひま
前回から少し間が空いてフィッティングしに高円寺。
通常、予約いただいてフィット実施当日までにWebアンケート形式で事前にインタビュー(予備調査)をおこなっています。
身体各部の状態や傷病履歴、スポーツ自転車歴などを聞き取りしている。これはメソッドに則ったものだけど、これ以外に愛車の横位置写真の提出もお願いしています。なので、かなりの情報を事前に把握して当日に臨んでいるのだけど、開けてビックリとい
骨盤のゆがみと、どう付き合うか
フィッティングの事後相談で「ワットの左右値が著しいがどうしたらいいか」というものがあった。
そのお客さんは左右に脚長差があり、脛骨に差異があるためスタッカー(かさ上げ、下駄ともいうw)を入れる必要があった。しかし、Z面(前額面、前から見たところ)以前にXYでかなりの調整が発生したので、身体への負荷が大きいスタッカー挿入は見送ったのだった。
よくある相談、質問ではあるのだが、改めてパワーメーター
フィット3連発!からの第二言語とペダリングのめくるめく脳内メタバースw
今日は、
午前:フィット後、納車調整
午後:フルフィット(英語)
夕方:プロ選手の微調整、ご相談
という3本立て。
これだけやると心身ともに疲労困憊になるのはわかっているので、天気もよいし、久しぶりに自転車通勤。
なんで、疲れるのに自転車かというと。。。脳みそも身体もパンパンになると、キャッシュクリアを要求してくる。そういうときの僕なりのリセット方法は、自転車に乗ること。ゆっくり流して風を感
ワット数値の罠と股関節の力学
6週間ぶりに大垂水へ。
先週、ヒゲちゃんたちと乗ってから明らかに身体が軽い。ワクチン打って5日くらい断酒してたからかもしれないがw スピードと適切な負荷に身体が慣れた感じ。ソロで走っていても巡航の速度域が上がった感じが続いていて、ちょっと試したくなって行ってみた。
結果からいうと、ストラバPRが出た。
今までタレて、失速していたポイントでスピードを維持して登りきれた。むやみに踏むというよりは、自
フィットの定量化と定性化
僕がフィットに計測機器を持ち込むのは裏付けがほしいから。”なんとなくオレ流”じゃないところを担保したいんですね。
よく読み直す『世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学』(東京書籍。西薗良太さん監訳)にいいことが書いてありました。
「煎じ詰めれば、サイクルフィットもリトゥールも役目は同じ。」P30。
「選手の多くは変化を嫌うので、なおさらです。せっか
”ぼくの”フィッティングサービス始動
RETÜL公認で小林海選手をフィット2月中旬、小林海(こばやしまりの)選手にRETULフィットを実施しました。マリノ選手は昨年もぼくのフィットを受けてくれて、定点観測的に使ってくださる貴重な現役プロのひとり。昨年の顛末:
僕はこの直前にRETÜLを導入した全国の店舗さんでフィッティングができるスペシャライズド公認「フリーフィッター」となった。その記念すべき?1回目がマリノさん。場所は東京・高円寺