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バイク乗り換え


フィッティングをご依頼いただくアスリートにCanyon乗りが多く、自分自身の興味もあり乗り換えた次第。

一体型ステム/ハンドルの制約がフィットの自由度を妨げるのですが、なんとかしてポジティブにできないか、いろいろ探ってます。なのでまずは自分から。

フィッティング自体は自分自身には出来ませんが(笑
この車体の通販用の商材としての完成度や、自由度が限定されるぶんじゅうぶんに吟味された設計についていろいろ感じるところがありますね。

一体ハンドルもボルトによる結合部を減らして組み立てやすく、安全性を高める工夫なんだと理解できます。

もちろん走行性能はハナマルです。ぼくが買ったのはツアラーモデルですが、よく走ります。レーシングカリカリベーコンよりもこのジャンルのほうがメーカーの方向性やコストの考え方もろもろが如実にわかる気がします。
重量はそれなりですが、持った重さ以上に乗った軽さが上回るというか、踏んだら進む感じが上回る。

あと、カタチもいいじゃないですか。
ジャーマンデザイン。
カクカクしてるのも見た目以上に製造上の理由があるとみています。カーボン技術者さんならわかりますよね。形状は共有しつつ積層はサイズごとにある程度変えているでしょう。全体にプリプレグの数量は少ないはず。だからカクカクしてる(笑

パーツ交換はサドルのみのドノーマル。Sサイズ、ステム/ハンドル:90/420mm、クランク172.5mm
バイク側の立て付け調整のみですが、まずまず乗れてるかな。
グリップ位置を下げたいんですが、コラムスペーサーは限界まで下げてます。肩甲骨位置で自律的にコントロールできれば、それでもいいのかな、とかいろいろ考えるところがあります。なので新城選手風のフォーム変化もw
バイクを乗り換えると、いわゆる棚卸し的にいろんな問題が出てくるので、それはとてもいいことだと思ってます。

その意味で執着を手放すと手に入ることのほうが増える気がします。いろんな気づき、発見、チャレンジなどなど。
そして、高円寺でフィット始めて以来、自分の計測お初w

ちゃんと調べて書く猶予とメーカー本社側の窓口があればインプレ書けますよ。

ご発注おまちしております(笑笑

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ここからは同業者向けの内容(笑
Tarmac SL6、クランク170、サドル143と比較してみると;

ー グリップリーチがざっくり30mm短い
ー サドル高さほぼ同一
ー グリップ高さが10mm高い
ー フレームスタック/リーチ実測との誤差は許容値(ほっ

サドルは現在130mm幅を使っているのでセットバックが90から80mmに減少しているのは適正。143で前側に座っていたということですね。クランクに対する膝位置は変わらないという理解。ただしクランクが長くなっているので5mmくらいセットバックを詰めてたもいいかも。

ステム/バーリーチ:
現)90/70
新)110/70
に変更の予定なので、グリップリーチは以前と比べて10mm短い程度に収まるでしょう。

購入前はワンサイズ上げてフレームリーチ長くしようかとも考えたが、スタックが高くなりすぎるので却下。やはりそこはツアラー。

かといってレースモデルはいまの僕の乗り方に合わない。30cが余裕で履けて、あれこれ考えずに舗装路も軽ダートも走れるバイクが欲しかったのだから。

計測値はロードと比べるよりもCXと比べた方がいいかも。

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