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毎日の暮らしの中で

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毎日の暮らしの中で感じたことを綴ります。人やモノ、どんなに小さなことでも幸せを感じられたらいいなと思います☺︎
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#子ども

行ったり来たりの繰り返し、それもまた悪くないんだろな

2021年8月19日 木曜日
4連勤の最終日、よくぞ乗り切ったわたし。
「えらいぞ〜、頑張ったなぁ」って労いの言葉を、たくさん心の中でまじないのように唱えた。

今日はブランコのある公園で子どもたちと遊んだ。
遊ぶと言ってもひたすらブランコに乗る子どもたちの背中を押すのが私の仕事。
これがね、とにかく筋肉痛をしっかりと引き起こすのさ。
手首は腱鞘炎、腰は腰痛になりかけている。
ジェットコースターに

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季節はずれの羽毛布団にまんまるくるまっていたい。

季節はずれの羽毛布団にまんまるくるまっていたい。

2021年8月16日 月曜日
最近は寒さに耐えられなくて、しまったはずの羽毛布団を引きずり出してまんまるくるまっている。
朝起きるのは苦手すぎる。
昨日は読書に夢中になっていつもより夜更かしをしてしまった。
今朝は二度寝もしっかりかまして、昼にごはんをかき込んで急いでアルバイトへ向かった。
雨だと外に出すことができないから、室内で暴れる子どもたちをどうしようかと毎度頭を悩まされる。
今日は映画祭を

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何度でもあの子たちと虹を見上げたい

何度でもあの子たちと虹を見上げたい

蝉が仕切りに鳴き続け、足元に長く伸びた影ができはじめた頃、虹を見つけたの。
みんなで空を見上げてみる。
同じものを一緒に見つめる時間。
ただそれだけで、なんだかいい気持ち。
「あっ、消えちゃいそう…」
虹はうっすら消えていった。
「また見つけられるといいね」
「きっと今日はいい日だったんだね」
「一緒に見れて良かったね〜嬉しいね〜」
そんな優しい会話をしているあなたたちがとっても素敵に見えたよ。

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ぼんやりとした私のひとりごと

ぼんやりとした私のひとりごと

昔から一生懸命に物事に取り組む人と一緒にいたいと思っていたし、そんな人を応援するのが大好きだった。

頑張る人の姿をみて「私も頑張らなくちゃ」と知らず知らずのうちに背中を押してもらっていた気がする。

最近は特にひとりになってぼんやりと考える時間が増えた。

大学生の春休みなんて、自己分析に溺れる就活生なんて、みんなそんなもんなのかなぁって思ったりしてさ。

この頃よく思い出すのは、劣悪でひどく闇

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たぶん、わたし泣いちゃうね。

3月中旬、気づけばバイト先でも卒業シーズンが到来していた。
卒業する人たちに向けた色紙やメッセージカードの贈り物の準備で追われている。
メッセージを書くときはその人との思い出をじっくり振り返って見る。
大したことでもない小さな思い出もたんぽぽの綿毛のように温かくふわりと浮かんでくる。
メッセージカードは小さいサイズが多いから、いつも言葉をまとめるのに苦労する。
「こんなに小さな紙切れに収まるほど淡

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はじめの一歩の嬉しなみだ

はじめの一歩の嬉しなみだ

これから書くのは最近あったとっても嬉しくて感動して涙がボロボロとまらなかった話だ。

学童保育所でアルバイトをしていた時のこと。

学童には今、四年生のダウン症を持った女の子がいる。彼女はたくさん遊ぶし、たくさん食べるし、何より笑顔が本当にかわいらしいのだ。

そんな彼女がはじめて私のあだ名を大きな声で呼んでくれたのだ。とってもかわいい笑顔を私に向けながら何度も呼んでくれた。たいした話じゃないと思

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子どもの保育は私の保育🌱

子どもの保育は私の保育🌱

大学生になって学童保育所でアルバイトを始めて3回目の夏がやってきた。今年の夏休みはコロナの影響があったためとっても短い。それでも子どもたちの夏の1日保育は長く感じる。朝から照りつける太陽の日差しに嫌気がさしながらセミの鳴き声をBGMにして学童保育所へと私は向かう。

朝8時から集まっている子どもたちはまだ少し眠そうで、朝の勉強タイムはまわらない頭を起こして一生懸命ドリルや日記に取り組んでいる。1時

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