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記事一覧
スリランカの脱中国依存と日本の役割
◉スリランカ──正式な国名はスリランカ民主社会主義共和国。旧国名はセイロンで、紅茶のセイロンティーで有名な、インド半島の東側にある島国です。アフリカ大陸におけるマダガスカル島と、相似形になっていますね。スリランカは、多数派のシンハラ人(74.9%)とタミル人(15.4%)との大規模な民族対立による内戦が26年も続き。その後はラージャパクサ兄弟による放漫財政と支離滅裂な農業政策などで経済と国民生活は
もっとみる政府が誤情報を常時監視?
◉たぶんこの件に関して、選択的言論の自由を駆使する左派はもちろん、右派の非科学的な陰謀論を信じる人たちは、必死になって反対するでしょうけれど。しかし現実問題として、感染症対策は人間の命に関わることです。科学に絶対はないにしても、誤情報を拡散されて人間の命に関わるようなことを放置してはいけません。例えば子宮頸癌ワクチンは、一部の活動家とそれに同調したマスコミ、そしてそれに押された政府によって、本来
もっとみるイオンシネマが車椅子の対応で変化
◉イオンシネマが、スタッフが⾞椅子や⾝体を持ち上げる対応は控えさせていただく、と明言しました。みうらじゅん先生が昔、「涙のカツアゲ映画」という言葉を、口にされていました。観客を無理に泣かせようとするその手法は、一見ソフトでもカツアゲ=恐喝と同じだ…と。善意で、自発的にやる行為を、私は弱者私は被害者と、当然のように要求されたら、それはもう善意ではなく義務であり、強要になってしまいます。
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ユダヤ・キリスト教の千年王国思想と共産主義思想
◉記念すべき1000本目のnote記事です。書きかけて3年ほど、いろいろと面倒くさくて放置していたのですが、ようやく書き上げました。
共産主義思想が、ユダヤ・キリスト教の千年王国思想を焼き直した疑似科学である、Twitterの方では何度か書いてはいますが、140文字の字数制限の中では、内容がよくわからない人もいるでしょう。キリスト教文化や共産主義思想について、基礎知識が不足していたり、現代思想な
新聞の部数減は批判精神の欠如?
◉と、熊谷徹氏が発言しているのですが。んなアホな。でもまぁ、80年代末に北公次氏がジャニー喜多川氏の問題は告発していますし、99年には裁判二問っています。でも御本人が亡くなり、ジャニー喜多川氏以上に政財界に顔が利いた実姉のメリー藤島女帝が亡くなるまで、ろくに批判できなかったのですから、そういう意味では批判精神はなかったですね。でも、新聞の部数のピークは1997年から2001年ぐらいですから、批判精
もっとみる張本勲さんの苦言が韓国でも反響
◉歯に衣着せぬ言動で、いろいろと物議を醸すことも多い張本勲さんですが。自伝を読むと、幼い頃の手の火傷、実母への思い、長兄への思い、野球への思い、出自を隠した力道山への直言、読売ジャイアンツから放出されたときの王貞治さんとの友情など、複雑な心情が見えます。この記事も、その部分がよく伝わるのですが、タイトルがちょっと扇情的ですね……。そこはメインではないと思うのですが。「60歳までは(原爆の)惨状を展
もっとみるサブカルがオタクを憎む理由
宅八郎氏が亡くなり、Twitter上ではオタク側から彼に対する怨嗟の声が、かなり出ています。宮崎勤死刑囚の犯した東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(警察庁広域重要指定第117号事件)と、宅八郎氏が演じたステレオタイプのオタク像が、オタクの悪いイメージを定着させた原因なんだ、と。あるいは「そもそも宅はオタクを馬鹿にしていたサブカル側の人間だ」と。そう、オタクとサブカルは90年代、憎み合っていました。それ
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