24M Vol.2 "東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア"
=ABOUT 24M=
『24M』は ” 東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア” として誕生しました。
記事の内容は、書く人が日々感じていること、興味のあるものを本人の主観で紹介するというものになっています。
私たちの『24M』が綴る東東京をぜひご覧ください。
=WONDER =
〜不思議なスポット〜
鳥越の ”カエル”
「何でカエルなんだろう? 」
古い商店街のすみっこで カエルを見かけた。
「これは、ゆるキャラ? 神様? 」
社に祀られるわけでも無く 小さな屋根の下で ただ行き交う人を眺めている。
-鳥越 おかず横丁にて-
”立石様”
「さすがに削られすぎじゃない? 」
子どもたちが遊ぶ公園の一角 砂に埋もれて踏まれ、わずかに残る”立石様”。
それは かつて幾多の祈りの拠り処だったようだ 。
-立石八丁目 ”立石様”にて- (文 横山淳一)
=TASTE OF MEMORIES=
たまに思い出すことがある記憶に残っている味。 何かをきっかけに思い出しては、お店に行ってみたりと。 そんな私たちの思い出の味をぜひご覧ください。
" 神田達磨 "
神保町駅A5番出口を出て右手にあるたばこ屋の前を通ると小さなベンチがあるたいやき屋が、このお店。駅近なのに意外と場所がわかりづらいのがこのお店。
いつも2人くらいの待ち列で、今日は何を食べようか考えるのにちょうど良い時間をくれるのがお気に入り。
出会ったのは高校生の時。
お金がない、でも友達ともう少し話していたい放課後、ちょうど良く小腹を満たしてくれる買い食いスポットが、神保町にはなかった。
歩きに歩いて、もう解散しようかってなった時甘い匂いに誘われて、初めてここの羽付たい焼きを食べました。たい焼きの周りについている羽とたっぷりのあんこが思春期の冬の腹には最高に美味しかったのを覚えています。
実はここ、かりんとう饅頭がおすすめなので、ついでにこちらも食べてみてほしい。 (文 Y.I)
”まぐろカツカレー”
わたしは東京の東の中の東、江戸川区でほぼ生まれ育った。
そして江戸川区といえば葛西臨海水族園。
ここのフードコートで食べられる ”まぐろカツカレー” が私の思い出。
子供ながらに ”まぐろ” は高級、と解釈していたので、たまに親とここに来た時には毎度これをお願いしていた。
せっかくの ”まぐろ” が、火が入ってカツになっていても何でもいい… マグロが食べたい…!! そんな夢見る(?) 子供でした。
大人になった今もたまにここに来た時は必ず、”まぐろカツカレー” 一択なのです。 (文 Hikka)
”喫茶ロジェ”
東京に住んでいる時は西東京に住んでいた。
職場の友人や先輩が綾瀬や北千住に住んでおりそれに少しでも抗いたかったからかもしれない。
偶然立ち寄ったモーニング。
喫茶店を出て、見えるスカイツリー。
東京で住んでいたあの部屋から小さく見えたスカイツリーも、錦糸町からはこんなに大きく見えるのだ。
東京に住んでいないからこそ、こんなに実家と東京を思い出す店を探りたくなった。
そのきっかけとなったのがこの錦糸町の喫茶店だった。(文 miski nakamura)
全文掲載はこちら
=CLOSE UP=
『ようこそ、写真の聖地へ』 〜中編〜
前回に引き続き、”写真弘社”の代表を努める柳澤さんを取材いたしました。
先代から会社を受け継がれたこと、今までに柳澤さんが歩まれた道を今回のインタビューでは伺うことができました。
”写真弘社”から広がる写真の世界をぜひご覧ください。掲載記事はこちら
=COLUMN=
“縁側“をつくるデザイン”
散歩で新御徒町近くの公園を通りかかると、お祭りとも違う、しかし何やら活気に満ちた様子と出会いました。
「縁側のあるまち」と称し、公園などの公共空間を(今は見かけなくなった)家の縁側のように開き、まちに暮らす人と人を結びつける台東区の社会実験だそうです。
その日は古書のリサイクルや駄菓子屋、腹話術ライブなどが出店・企画されていた中、目についたのは屋台やベンチに利用されていたオリジナルの什器でした。
組立・保管・運搬どれをとっても便利そうだし、なんとなく暖かみのあるデザインが特徴的です。
デザイナーでもある運営の方にお話を伺ったところ、野外イベントでよく見るようなテントだと何処となく堅苦しく、例えば引越したばかりで街に馴染めない方からすると入って来づらい雰囲気となってしまう。
機能性と心理的な間口の広さを両立すべくデザインされた什器だそうです。 まさしく引越して間もない私には、このデザインが持つ寛容さがよく伝わります。
このデザインを玄関口にして、昔からこのまちを大事にする人達と、これからまちの一員となっていく人達を巡り合わせるこの取り組みを応援したいと思いました。 (文 斎藤 元気)
=CREATION=
写真を撮りに街に出るのは大抵夕方で、撮り終わる頃にはいつも夜が深い
東京を撮る時、同じ場所に何度も足を運び、過去とは違う感覚で街を見ることを意識している
日が沈む不忍池、水面に映る赤い光、スケートボードの音、
これからもこの場所を何度も撮り続けるだろう
2024 年 2月 大場潤也
24M Vol.3は、以下をご覧ください。
=STAFF=
Special Guest Creator
大場潤也
Editor in Chief
荒岡 敬(RUTTEN_)
Art Director / Designer
中西 瑠奈
Editors
横山 淳一
Y.I
Hikka
miski nakamura
斎藤 元気
小林 浩平(にっしんカメラ)
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