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しゃちょーの日記

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職業不定有職

職業不定有職

久しぶりの長編。前回『気の赴くまま』は2020年5月にコロナで世界が止まった頃に暇だから書いていた。

3年前と今ではやってる事がかなり違ってることに気がついたので今回はその続編です。

星になる会社毎年、来年はどんな働き方をするかをみんなで話している。起業、複業、移住、転職、出産、子育てなど人生を彩る変化は人それぞれ。

ここ数年、じわじわとみんなの働き方が変わっていく中で突然コロナがやってきた

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自分らしく生きる

自分らしく生きる

” Best Self, Best Life ”をテーマに、自分らしく生きるヒントを探求している西任暁子さんとの雑談的対話集^^

西任暁子さんのYoutubeチャンネルはこちら

①京都で見つけた大人の絶景幼稚園

②世界中を旅して見つけた夢

③学び場とびらをきっかけに広がるコミュニティ

④経営者として税理士として辿り着いたあり方

⑤高校を卒業したスーパー優等生が6年間遊び続けた結果

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気の赴くまま

気の赴くまま

やんちゃ盛りの娘(9歳)と息子(6歳)、娘(1歳)のパパ。食堂と体育の授業のみ通い大学を中退。5年の不登校を経てお弁当配達フリーターから税理士となり起業。アフリカやアジアなど色んな国をまわり、地球全体での持続可能な取組みを始めるため学び場とびらを運営中。農家と銭湯の番頭を目指している。そんな僕のこれまでとこれから。

5年間の夏休み

「誰も勉強しなさいと言わない?」

大学受験に失敗し、予備

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ごちゃ混ぜ

ごちゃ混ぜ

学び場とびらに集まってくる多様な人たちとコーヒーを飲みながら雑談をする。バラバラな人たちと関係性ができると面白いことが起こると分かってきた。

仲良くなって一緒に遊ぶようになったり、一緒に新しいビジネスをつくり始めたり。子育て、新規事業開発、学び、営業、採用、農業、地域づくり。いろんな要素がごちゃ混ぜになって同時に行われる。

いかに生産性を上げるか。仕事まっしぐらになっていた頃には想像もできなか

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でこぼこ

でこぼこ

生きていればどこかしらのコミュニティに属して人と関わり合う。僕で言えば、仕事でご一緒する人が圧倒的に多かったので経営者や事業主が中心だった。

それが悪いわけではないが、似た者同士が集まると凸凹が活かしにくいし、想定外の視点は得にくくなる。学生、起業家、育休中のママさん、学校の先生、行政の職員、大企業の会社員、多様な人たちととびらで繋がり、コーヒーを飲みながら雑談をする。

関係性ができてくると経

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学ぶ×暮らす×働く

学ぶ×暮らす×働く

資金調達も無事に完了し、いよいよ新しい場が始まる。場の名前は『学び場とびら』

みんなで新しい価値を創っていきたかったので、初めからみんなでつくることにした。椅子づくり、壁塗り、床貼り。子どもから大人まで集まってつくりあげ、2018年4月に無事スタートした。

何かルールを作るとそのルールに沿った人しか集まらなくなる。これから面白い価値を創っていくにはできるだけルールをなくして多様な人が集まり自由

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本当の『決める』

本当の『決める』

新しい場をつくることを決めた僕は準備室を立ち上げた。数ヵ月に渡っていろんな人と対話をしてやりたい事を集めた。出てくるアイデアは面白いものがたくさんあり、新しい価値が生まれるようにするにはできるだけルールを作らない方がいいような気がした。

日本社会は便利や効率を求めて細分化されてきた。上手くいってる時はいいが、一度レールを外れるととたんに孤立し社会課題が生まれる。様々な社会課題があるけど本質的な原

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気の向く方へ

気の向く方へ

ザンビアの旅を経て、これからはいい地球に繋がることにエネルギーを注ぐことを決めた。ただ何から始めていいかがさっぱりわからない。

日本に帰ってきて半年ほど悶々と考えた。

考えた結果、答えは出ないことがわかった。正確にいうと答えが出ないことはわかっていたけど、考えていると頑張ってる感が出る。それで自分を慰めていたんだと思う。

そんな時に社員の1人と面談をしていて、将来は子どもを連れて働きたいとい

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世界は広い

世界は広い

北海道にある日新堂印刷という会社はバナナペーパーというバナナの茎でできる紙を作っている。起業して日本全国を周っていたときに出逢った素晴らしい会社。

アフリカのザンビアという国で絶対的貧困の村に暮らす人々を雇用し、バナナの茎を繊維にして送り、日本の技術で紙にする。そうしてできたのがバナナペーパーだ。現地では初めて仕事をして、その子どもたちが学校に行けるようになった人が大勢いる。バナナは1年ですごく

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応援したくなる会社

応援したくなる会社

資金が尽きるまで半年。できることがどんどん増えていく娘を見ながら自問していた。 一体、僕はどれだけのチャレンジをしたんだろう。粘り強くできるようになるまでやったのか。

どうせ終わるならやることやってからにしよう。

僕が惹かれた素晴らしい会社は何か特別なことをしているわけではなかった。当たり前のことを毎日コツコツと積み重ねている。タイムリミットが来るまでその行動を真似して徹底的にやってみよう。

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もがく日々

もがく日々

顧客ほぼ0からのスタートだったため、自宅にオフィスを構えた。これまでいろんな中小企業の経営者とお仕事をご一緒させてもらってきたから、独立すればすぐに顧客も増えて軌道に乗ると思っていた。

しかし、全く問い合わせが来ない日々。

冷静に考えれば当たり前の話だが、僕が税理士事務所を構えたことを誰も知らない。自分がどうやら勘違いをしていたことに気づくのに時間はかからなかった。

これまで経営者にアドバイ

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はたらくってなに?

はたらくってなに?

5年の夏休みを過ごした僕は大学を卒業することができず中退した。ちなみに獲得した単位は片手で数えられるくらいのはず。当時の口癖は「サラリーマンにはならない」※当時の彼女(現在の妻)証言

働いたこともないのに何言ってんだって感じだけど、経験がないのにそう思っていたのは社会の雰囲気がそうさせていたのかもしれないと今は思う。

中退後、仕送りを止められた僕は食べるに困らないという理由で弁当配達のフリータ

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5年間の夏休み

5年間の夏休み

「誰も勉強しなさいと言わない?」

大学受験に失敗し、予備校に入った僕は人生で初めて勉強を強制されない環境に身をおいた。小学校4年の塾から始まり進学校の高校に通っていた僕にとって、こういう環境があることは地動説から天動説に変わるくらいの変化だ。

強制されたり、周りがしているから嫌々ながらも当たり前のようにやっていた勉強からの解放。その1年は365日のうち360日は遊んでいた。

翌年大学には入学

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自分を楽しむ

20代前半なんちゃって大学生。通うのは食堂だけ、ひたすら遊び中退。20代後半、遊び飽きてようやく社会人になる。弁当配達のフリーターから偶然見つけた税理士になる。仕事に、自己投資に没頭。30歳になる直前に結婚。

30代、5人家族になる。起業してうまくいかず、いろんな経営者に会いに行く旅に出る。社員、取引先、顧客、世の中みんなに喜ばれる会社にしようと試行錯誤。街を離れて田舎に引っ越し。

世界のいろ

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