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【スペイン】旧市街の迷宮で、美食三昧

2018年、夏、パンプローナ

朝から徒歩で旧市街までお散歩ーナヴァラ美術館まで

昨日も美術館の前を通り、中に入ろうとするとでっぷり太った初老の守衛がー‘‘明日の日曜日は美術館の入館料はただだよ!"と教えてくれたので、その素朴な親切に感謝しながら今日に再訪

ローマ帝国時代の人骨や石器、青銅器を眺めたりするも、やはり圧倒的多数は宗教画



日本人は精神的な拠り所としての、絶対的な聖域を宗教に求めないかも知れないがが、ここパンプローナの人々がいかに信仰を大切にしているかがよくわかるラインナップ


それはこの美術館だけでなく、中世からの古い石畳の道や、キリストが彫られたアパートメントのモニュメントからもよくわかるし、何より、巡礼者が多い

この美術館のひとつのハイライトはゴヤの貴族を描いた1800年代の肖像画だが、宗教画の数々に埋没してしまった感じでもある

そして帰りは・・・また・・・バル巡り

色とりどりのピンチョスを横目で見ながら歩いていると、どうしてもつまみたくなる・・・

スペインではとにかく生ハムが美味しかった


1個、3~5€くらい


見た目だけで美味しいとわかる


しかし不思議と、日本に帰るとスペインのピンチョスを作ろうとは思わない・・・
簡単にできそうなのだが


追記

その後、スペイン北東部は新型コロナウィルスに壊滅的な打撃を与えられ、当時の同僚やそのご家族の方にも亡くなられた方が多い

スペイン・パンプローナで過ごした日々はわたしの一生の中で、最も輝いた時期でもありこの美しい土地は死ぬまで忘れない



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