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キッチンドリンカー 担当:ヤナイユキコ
主に女性が家事をしながらお酒を飲むことを、キッチンドリンカーという。
なかにはキッチンドリンカー=アルコール依存症となった人、と言い切ってしまう解説もあったりで、私はもうアル中なのか、とぼんやりする。
数日前にXでつぶやいたのだが、私は料理をしながらのお酒が一番うまいと思っている。
未完成の段階の料理に塩を振ったり、マヨネーズをちょびっとのせたりしてつまんで流し込むビールはもう堪らなくおいしい。
あなたと喋っているような
今年の5月に、初めて自分の名前で本を出させていただきました。
無名の自費出版なのに、張り切りすぎて最初から二冊(笑)
写真がメインである『朝ごはんのやり直し』は
私のXの朝ごはん投稿をmg.編集長のかわかみなおこ氏がフィーチャーし、編集・デザインをしてくれたおかげで完成した本。
もう一冊は、mg.さつまいも号に掲載する小説のためにイラストレーター・五嶋奈津美氏が手掛けた扉絵がとてつもなく素敵で
目だけ長瀬智也に似てる兄の話
今月で私は兄より三つ年上になった。
兄は三十六歳で亡くなったのだ。
事故死で、兄の不注意が原因だった。あと、運が悪かった。
今だから言えることだけど、誰も責めない、誰も恨まないで済む死に方は
実に兄らしかったと思う。
怨念を抱く対象がいないというのは、残された者にとって楽でもあるし、空虚でもある。
だから今でも私にとって兄は5年近く会っていない、でもいつでも連絡はとれる、そんな存在のままだ。
また吸いたいと思うその日まで
10年くらい、たばこを吸っていた。
初めて買ったのは、好きな人が吸っていた金色のマールボロだった。彼の影を追って。
そのくらいの気持ちで手を出し、
子どもが出来たことを機にやめた。
母体であるわたしが喫煙者だったから、
だからその子どもが喘息持ちなのかも、
アレルギーがあるのかも、
自閉症なのかも、
心臓病があるのかも。
と、自分を責め出すとキリがない。
どうしてそうなったかなんて一生解き明
三歳で自閉症と診断された次男が1年半でIQ64→IQ86に上がった記録②
「このままじゃ一家心中するぞォ!!!」
これ一語一句そのまま、次男の三歳児健診で浴びせられた小児科医の名(迷)言である。
このとき次男は三歳三ヶ月。
まだ人間の姿をした宇宙人で、
話は通じないし、発話はほぼゼロ、3秒と座っていられない明らかな多動だった。
三歳児健診と言えば、視力に聴力、簡単な受け答え(「今日はどうやってここまで来たの?」や「今日お父さんはどこにいるの?」などに答えさせる)、
三歳で自閉症と診断された次男が1年半でIQ64→IQ86に上がった記録①
「子どもが4人います!」というと、
単純に驚かれることもあれば、「どうして!?」という理解しがたさを隠しきれない反応をいただくときもあります(笑)
そうですよね、手もお金もかかるし、私だってその気持ちわかります。
なのでこれまで、自分の子育てについて、踏み込んだ文章を書いてきませんでした。だって「うわー……大変そう……」って若干、いやだいぶ引かれる様子がすでに目に浮かぶのですよ。
簡単にうちの