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遠距離の家族
電話でつれない態度の息子
ビデオなのに誰も写ってくれない寂しさと虚しさとちょっぴりの怒りと惨めな私

布施京
2か月前

勝手にプログリット②~独学英語塾~

やはり、一人ではなかなか進まない。 でも、ようやく、NLPで学んだことを生かして、 自分が英語を流暢に話せた時を思い浮かべ、 さらなる、その先の未来を想像した。 する…

布施京
1年前
1

勝手にプログリット①~独学英語塾~

プログリットで英語を学んだら上達するだろうな、と思った。 でも、2ヶ月で35万は高すぎる。 ならば、プログリットみたいに、自分でコーチングして、 自分で勉強して、…

布施京
1年前

自分にこそ大きな心で

自分を責めることはいつでもできる 自分を褒めることもいつでもできる でも、自分が喜ぶことだけしていたいよね だから、もう責めないよ 悪くたって責めないよ 「そんなこ…

布施京
1年前

会いたい

死んだ人に、どうやったら会えるだろう。 死んだら、会えるのかな。 死なないと、会えないのかな。 死ななくても、会えるのかな。 ふっと風を感じるのかな。 行き交う街中…

布施京
1年前
2

またいじけた。
息子とパパの中の良さを見せつけられて、またいじけた。

いじける自分を味わってみたら、飽きてきた。
求められたら振り向こう。
必要とされなければ、それはそれ。
好きか嫌いか。すぐに白黒つけたくなるけれど、グレーだっていいんだし。
グレーな自分を好きになる。

布施京
1年前
1

こんな虹🌈みたことなかった
アフリカに来るまでは

導かれるようにここへ来て
その意味がもうすぐわかる
光が宿る 
肉体に宿る
自分じゃない新たな自分が
ここで今生まれようとしている

布施京
2年前
1

会える気がして街をさまよう

強気な背中を見せて振り向かなかった
私を許してくれるだろうか

人混みの中に現れるはずのない
あなたを見つける夢を見る

布施京
2年前
1

まずは一人で、いざアフリカへ

「この飛行機は落ちないでほしい」 初めて、そう思った。 今まで何度も飛行機に乗っているが、飛行機が落ちることを考えたことはなかった。 考えても、仕方ないと思って…

布施京
2年前
4

オモニの笑いと自分らしさ

「京、お昼ごはんをご馳走するから、私のオモニ(お母さん)に、日本語を教えてくれない?」 韓国の語学学校で日本語を教えていた時、英語のキム先生にそんな提案をされた…

布施京
4年前

想いを伝える、きっと伝わる

「慎太が交通事故で即死だって……」 叔父からの早朝の電話。慎太は叔父の息子、私の従弟だ。規定のスピードを遥かに超えて、電柱に激突した車に同乗していた。23歳だった…

布施京
4年前

強盗に遭った本当の話

強盗に遭ったことがあるだろうか。 私は、ある。包丁で脅された。 だけど、日本ではない。南米のエクアドルだ。 エクアドルは、バナナとガラパゴス諸島で有名な国だ。 私…

布施京
4年前
2

「必然のタイミング」は、こう掴む

それは、一本の電話から始まった。 「ヨボセヨ! ヨボセヨ! ケイ、サン、イマス、カ?」 受話器を持っている母が訝しげな表情で言った。 「京ですか? ……少々、お…

布施京
4年前
1

忘れるべき人と忘れられない人のハザマで、元カレを考える

母校で教育実習をした時、私を慕ってくれた女子生徒がいた。 当時、彼女は高校三年生、私は大学四年生だった。 女子トークで盛り上がり、それから20年以上、年賀状のやり取…

布施京
4年前
1

43時間バスに乗り続けなければならなかった話

ボリビアでの実話です。 天狼院書店の『READING LIFE 』に掲載されました。 バスに43時間、乗り続けたことがあるだろうか。 日本だとしたら、北海道の最北端宗谷岬か…

布施京
4年前
3

もう、逢うことはできなくても

実家に行って、本棚を見ていたら、本の間から、高校生のときに撮った父とのツーショット写真が出てきた。 じっとするのが嫌いな人だったから、きっと今もお墓にはいないは…

布施京
4年前
2

遠距離の家族
電話でつれない態度の息子
ビデオなのに誰も写ってくれない寂しさと虚しさとちょっぴりの怒りと惨めな私

勝手にプログリット②~独学英語塾~

やはり、一人ではなかなか進まない。
でも、ようやく、NLPで学んだことを生かして、
自分が英語を流暢に話せた時を思い浮かべ、
さらなる、その先の未来を想像した。
すると、一日3時間勉強を続けることで、英語が話せるようになり、
自信がついてくると、堂々と話している自分が見えた。
その先は、語学が堪能になることで、次の仕事が舞い込んでくる。

思い描いている未来と、その先の未来を文字に起こし、寝る前に

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勝手にプログリット①~独学英語塾~

勝手にプログリット①~独学英語塾~

プログリットで英語を学んだら上達するだろうな、と思った。
でも、2ヶ月で35万は高すぎる。

ならば、プログリットみたいに、自分でコーチングして、
自分で勉強して、自分で上達してみようじゃないか!
と意気込んでみました。

まずは、実力をためしてみようと、GTEC(自宅受験)に申し込んだ。
明朝受験予定。
そこから、目標のスコアを決める。

すべて、これから。
記録して、継続する。

「今すぐ、と

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自分にこそ大きな心で

自分を責めることはいつでもできる
自分を褒めることもいつでもできる

でも、自分が喜ぶことだけしていたいよね
だから、もう責めないよ
悪くたって責めないよ
「そんなこともあるよね~」って大目に見てあげる
そして、そんな寛大な自分を褒めるんだ

会いたい

会いたい

死んだ人に、どうやったら会えるだろう。
死んだら、会えるのかな。
死なないと、会えないのかな。
死ななくても、会えるのかな。
ふっと風を感じるのかな。

行き交う街中でふと立ち止まってみるけれど、風も何も感じない。

だから、今日もタオルケットに包まってお願いをするよ。
朝が来るまでの可能性を信じて・・・

またいじけた。
息子とパパの中の良さを見せつけられて、またいじけた。

いじける自分を味わってみたら、飽きてきた。
求められたら振り向こう。
必要とされなければ、それはそれ。
好きか嫌いか。すぐに白黒つけたくなるけれど、グレーだっていいんだし。
グレーな自分を好きになる。

こんな虹🌈みたことなかった
アフリカに来るまでは

導かれるようにここへ来て
その意味がもうすぐわかる
光が宿る 
肉体に宿る
自分じゃない新たな自分が
ここで今生まれようとしている

会える気がして街をさまよう

強気な背中を見せて振り向かなかった
私を許してくれるだろうか

人混みの中に現れるはずのない
あなたを見つける夢を見る

まずは一人で、いざアフリカへ

まずは一人で、いざアフリカへ

「この飛行機は落ちないでほしい」

初めて、そう思った。

今まで何度も飛行機に乗っているが、飛行機が落ちることを考えたことはなかった。
考えても、仕方ないと思っていた。
だけど、今回は違う。
落ちては困るのだ。無事に目的地に着かなければならない。
夫と10歳の息子を日本に置いて、アフリカに旅立つのだから。

6年間、ずっと温めてきた海外赴任。
コロナ禍で一時はどうなるかと思ったが、ようやく実現す

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オモニの笑いと自分らしさ

オモニの笑いと自分らしさ

「京、お昼ごはんをご馳走するから、私のオモニ(お母さん)に、日本語を教えてくれない?」

韓国の語学学校で日本語を教えていた時、英語のキム先生にそんな提案をされた。
そうして、私は、初めて韓国人の同僚の家にお邪魔することになった。

日曜日の午前中、バスに乗って、キム先生の家を訪ねた。
日本語を教えている間、オモニは全く笑わなかった。眉間にシワを寄せ、じっと聞いていた。「リピートしてみてください」

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想いを伝える、きっと伝わる

想いを伝える、きっと伝わる

「慎太が交通事故で即死だって……」
叔父からの早朝の電話。慎太は叔父の息子、私の従弟だ。規定のスピードを遥かに超えて、電柱に激突した車に同乗していた。23歳だった。

慎太は、私より4つ年下だった。慎太が2~3歳の頃、うちで一緒に暮らしていた。なぜなら、叔父の奥さんである叔母が失踪してしまったからだ。だから、私はよく慎太と遊んだ。母は、足の悪い舅の面倒も見ながら、2つ年上の姉と私、そして慎太の面倒

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強盗に遭った本当の話

強盗に遭った本当の話

強盗に遭ったことがあるだろうか。

私は、ある。包丁で脅された。
だけど、日本ではない。南米のエクアドルだ。
エクアドルは、バナナとガラパゴス諸島で有名な国だ。

私が、2年間、エクアドルに、ボランティアで日本語を教えに行ったときのことだ。かれこれ15年ほど前になる。

日本から、首都キトの空港に到着した。キトは標高2800メートルのところにある。私は、着いてすぐ高山病で体調を崩した。ボランティア

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「必然のタイミング」は、こう掴む

「必然のタイミング」は、こう掴む

それは、一本の電話から始まった。

「ヨボセヨ! ヨボセヨ! ケイ、サン、イマス、カ?」

受話器を持っている母が訝しげな表情で言った。
「京ですか? ……少々、お待ち下さい」

母は、受話器を私に渡した。
「京さん、って。あんたの名前言ってるけど……外国人みたい」

私は、眉間にシワを寄せながら、受話器を手に取った。
「もしもし。京です」
「ヨボセヨ! ケイ、サン、デス、カ!? チョト、マテ、ク

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忘れるべき人と忘れられない人のハザマで、元カレを考える

忘れるべき人と忘れられない人のハザマで、元カレを考える

母校で教育実習をした時、私を慕ってくれた女子生徒がいた。
当時、彼女は高校三年生、私は大学四年生だった。
女子トークで盛り上がり、それから20年以上、年賀状のやり取りが続いている。
私が離婚したばかりの時、彼女は、会った私にこう言った。

「先生には、あの大学の時に付き合っていた彼とうまくいってほしかったなあ……」

彼女は、その彼と私の関係をよく思ってくれている唯一の人だった。
それは、彼と私が

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43時間バスに乗り続けなければならなかった話

43時間バスに乗り続けなければならなかった話

ボリビアでの実話です。

天狼院書店の『READING LIFE 』に掲載されました。


バスに43時間、乗り続けたことがあるだろうか。

日本だとしたら、北海道の最北端宗谷岬から鹿児島県鹿児島市まで車で移動しても、37時間。
宗谷岬から出発して、青森で観光をして、福島で一泊して……なんて、宿泊しながらバスで43時間の移動をしたのならば、楽しいかもしれない。

だが、私は、43時間、レストラン

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もう、逢うことはできなくても

もう、逢うことはできなくても

実家に行って、本棚を見ていたら、本の間から、高校生のときに撮った父とのツーショット写真が出てきた。

じっとするのが嫌いな人だったから、きっと今もお墓にはいないはず。

父のことを書いた、天狼院書店の課題。

「ふざけんじゃねーよ!!そんなもんねーよ!!」

私の父は、怒鳴って、ドカドカと男湯の暖簾をくぐって中へ入って行った。

昭和の終わり。
父がお風呂屋さんに行ったときのことである。
そこの番

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