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ラグビー

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最初は、オールブラックスを中心にした、試合結果の記事でした。その後、現在はリーグワン、シックスネーションズ、ザ・ラグビーチャンピオンシップ、セヴンズラグビー、日本代表を中心にした… もっと読む
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#ウェールズ

<ラグビー>2024年シーズン(3月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(3月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 20世紀後半、二人の美人学者(評論家)が人気になっていた。二人に共通するのは、ともに東欧のユダヤ系であることだ。

 最初にアメリカ人であるスーザン・ソンダクを挙げたい。彼女は哲学者というよりも作家・評論家であったが、若い頃に専門の写真家が撮影した本人の写真が表紙になった『反解釈』という評論集で、一躍有名になった。その理由

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<ラグビー>2024年シーズン(3月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(3月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 1993年のマースリヒト条約によって、現在の27ヶ国まで拡大したEU(欧州連合またはヨーロッパ連合)は成立したが、その成立に先立って、日本人の中には、第一次世界大戦及び第二次世界大戦という二度の世界戦争、及び19世紀までに度重なったヨーロッパ各国同士の戦争の歴史から、「つい最近まで戦争にあけくれていた国同士が、いきなり統合す

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<ラグビー>2024年シーズン(2月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(2月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 東京に雪が降って良いことは、なによりも子供たちが遊べることで、その次は中高年の暴走族がいなくなることだ。こんなに静かな夜は、ほんとうに久しぶりだった。そういえば、雪国では暴走族が少ないように思う。暴走族撲滅のためには、雪と路面凍結は大歓迎だ。それから、さらに良い実効効率を考えれば、全てのバイクの電動化だ。車よりもバイクを先に

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<ラグビー>2024年シーズン(1月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(1月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 試金石という言葉は、一般的には重要なテストをすることの意味で使われているが、実際に「金を試すための石」としての「試金石」があることを最近知った。それは、実母が実家に「貴金属を売ってくれ」と訪問してくるセールスマンに辟易して、ある時私に処分してくれとわずかな貴金属を渡された後、この手のものはいろいろな「思い」が棲みついていて

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<ラグビー>2023ラグビーワールドカップ(準々決勝)

<ラグビー>2023ラグビーワールドカップ(準々決勝)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 ドイツ(ヨーロッパ)におけるユダヤ人差別は、何もヒットラーのナチズムに限定していない。新約聖書ヨハネ伝第8章44節に「汝(なんじ)らは己(おの)が父、悪魔より出でて己が父の慾を行はん(おこなわん)ことを望む。彼は最初(はじめ)より人殺しなり」とあり、これを忠実に解釈したマルティン・ルターは、「彼らユダヤ人の会堂や学校に火をつ

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<ラグビー>2023ラグビーワールドカップ(開幕第3週)

<ラグビー>2023ラグビーワールドカップ(開幕第3週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 トンガのシピタウ、フィジーのジンビ、サモアのシヴァタウ、オールブラックスのハカという、ラグビーの試合前に行うパフォーマンスを、日本のメディアは、「踊り」とか「舞い」等とよく表現するが、このどこか軽薄さを感じる言い方には、ジャンポール・サルトルが『弁証法的理性批判』で展開した、ヨーロッパ中心主義=植民地差別=白人優越論の匂いが

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<ラグビー><ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第四週)その2

<ラグビー><ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第四週)その2

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 夏の行事はだいたい嫌いだ。盆踊り、花火大会、ラジオ体操、水泳教室、高校野球、プール、海水浴。それに、終戦記念日や原爆慰霊祭という、20世紀半ばの日本の暗い記憶を思い出す時期でもあるため、明るい気持ちにはなれなかった。そんな中でも、好きだったのは夏休みの怪獣映画(子供時代の私は寅さん映画が嫌いだった)と、さっさと宿題を終わらせ

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<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第三週)

<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第三週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 エディー・ジョーンズの負けた試合後の激しくキレまくった記者とのやりとりや、ジョナサン・セクストンのレフェリー陣に対する罵詈雑言を、日本のメディアは内容を中和した形で紹介するか、そもそもスルーしているケースが目立つ。英語のニュースを見ていれば、非常に過激かつ乱暴な発言をしており、ラグビーと言う「紳士のスポーツ」からかなりかけ離

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<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第二週)

<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 以前書いたかも知れないが、母方の祖父母の家は、戦中まで江東区大島に住んでいたが、3月10日未明の東京大空襲で焼死は免れたものの、家は全焼した。その焼け跡にバラックを建てて住めば、債権者の大半が亡くなっていたのだから、今頃は立派な地主様だったのだが、祖父の「何年経っても、日本は復興なんかしねえ!」という見込み違いで、戦後は亀戸

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<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第一週)

<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(8月第一週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 20代の頃は敬遠していた、ストラヴィンスキーが最近とても好きになっている。普通は、年を取るとバッハとかベートヴェンに傾倒していくのだろうが、私の場合は逆で、ズービン・メータ指揮の「春の祭典」なんて、若いころは少しも良く聴こえなかったのが、最近は誰の指揮であっても、「春の祭典」は、聞けば聞くほど心地よく感じる。「火の鳥」もそう

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<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(7月第1週)

<ラグビー>2023シーズン、インターナショナルラグビー関連等(7月第1週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

(麻薬常習者にとっては、麻薬の使用は危険を伴うことから)われわれが人生の最高の賭け金であるもの、すなわち人生そのものを危険に晒すことが出来なくなる瞬間から、人生は豊かさを失い興味のないものに転落してしまう。・・・(一方われわれ「正常な」人間は)現実世界では拒否することを余儀なくされているものを、虚構や文学や芝居の世界で追い求め

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<ラグビー>2022~23シーズン、シックスネーションズの結果等から

<ラグビー>2022~23シーズン、シックスネーションズの結果等から

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 先日、突然死した妹の三回忌に行ってきた。血縁とは不思議なもので、私が重度の肺炎で入院したルーマニアの病院から退院した直後、妹は亡くなった。またその前に、姪からの「・・・が死んだ」という言葉が夢の中に出ていたのだが、これが現実になってしまった。そして、もうあれから二年が経った。私はまだ生き残り、妹は既に墓石の下に入っている。人

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<ラグビー>2022~23シーズン、リーグワン第7節の結果及びインターナショナルラグビーの話題等

<ラグビー>2022~23シーズン、リーグワン第7節の結果及びインターナショナルラグビーの話題等

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 朝ドラの登場人物が、「私はラグビーしか取り柄がない男です。ラグビーの話しかできません」というセリフを聞いて、ちょっと違和感を持った。息子が高校ラグビーをやっていた(幸いにたいして上手かったわけでもなかった)が、ラグビーで頑張って欲しいと思う気持ちと同時に、ラグビー以外も頑張って欲しいと願っていた。ラグビーに限らず、スポーツを

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<ラグビー>大学選手権の結果と展望(願望)、インターナショナルラグビー関連

<ラグビー>大学選手権の結果と展望(願望)、インターナショナルラグビー関連

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 朝ドラが面白くない。なぜなら、私は青春メロドラマが大嫌いだから。S.ベケットもA.カミュも、青春メロドラマを書かなかった。書く場合はパロディとしてのみ使った。A.ヘミングウェイは、長編青春メロドラマを書いてしまったため、優れた短編作家という名に傷をつけた。私にとっては、そういうことなのだ。

 ところで、「眠れる森の美女」と

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