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手すりを使った歩行練習はしない
今回は、リハビリテーションの臨床において、歩行練習の際に手すりを使用することの意味について話します。
歩行障害のある患者さんの歩行リハビリテーションにおいて、リハ初期では立位の保持が課題となりますが、そこから徐々に立位の保持が可能になってくると、次のステップとして歩行練習が始まってきます。
その歩行練習について、最初の段階では、まだまだ下肢の支持性が低く、バランス機能が低下しているので、最初か
動作練習中はたった一つのことだけに注意を集中する
今回は、リハビリテーションの臨床において、動作練習の場面での患者さんの自分の身体への注意の向け方についての話です。
運動障害のある患者さんが、新たな動作を獲得しようとその動作を練習する場面では、ただ、やみくもにその動作を繰り返すのではなく、どのようなところに気を付けて体を動かすのかを教えてあげる必要があります。その注意点の伝え方こそが、効率よく動作学習を進める鍵になってきます。
その注意点の伝