歩行遊脚期の練習はスタートとゴールを教える
今回は、歩行リハビリテーションにおいて、遊脚期の下肢の動きの練習の仕方について、僕の考えをお伝えします。
歩行障害のある患者さんのリハビリテーションを担当するとき、僕はいつもその歩行を右下肢の問題か、左下肢の問題かに分けて、それをさらに遊脚期の問題と立脚期の問題に分けて考えてアプローチします。
その時、遊脚期と立脚期、どちらか一方にしか問題がない患者さんは少なく、多くの患者さんは両方に改善すべきところがあるのですが、僕の経験では、大体の場合、遊脚期の下肢の動きを獲得する方が