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マーケティングプロデューサー/京都芸術大学大学院学際デザイン研究/TCS認定コーチ 参…

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マーケティングプロデューサー/京都芸術大学大学院学際デザイン研究/TCS認定コーチ 参画コミュニティ:4TH(さとなおオープンラボ)/hintゼミ/コミュニティラボ/上原銀座旭會など。

マガジン

  • 道をひらく

    松下幸之助さんの『道をひらく』を読んで、自分の今の想いを書いてます。正解にとらわれず、過去の成功にとらわれず、未来に向けて進むためコツコツと。

  • ブランディング研究

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記事一覧

アスファルトの向こうから見える朝空

早朝の代々木上原駅前。日中は、車と人で埋め尽くされている交差点。 車の交通量もなく、人も少ない、陽が上がるのを待つ静かな朝。 道が空に続いていて、見通しの良い場所…

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1年前
4

伝統文化研究 スーパー戦隊を茶道と比較して考察する

京都芸術大学大学院にて、伝統文化を学ぶ授業があり、スーパー戦隊が伝統になりうるのかを考察することとした。グループワークでディスカッションし、伝統とは何かを考える…

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1年前
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世界観をつくるとは

山口周さんと水野学さんの書籍「世界観をつくる」を読んで思ったこと。 役に立つ仕事ではなく、「意味がある仕事」が楽しい日本はもう「役に立つ」という価値で勝負するの…

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2年前
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芸大大学院での学びを地元活性化につなげたい (大学院研究計画)

2022年4月から京都芸術大学大学院の学際デザイン研究領域を学びます。 学ぶ目的を改めて意識するために、志望動機と自分の研究計画を公開します。大学院での2年間の学び…

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2年前
5

人生を旅するように生きてみる

僕は、0歳児の男の子と妻がいる41歳。 人生100年で考えると、残り半分ちょい。 社会人として18年経過したが、まだ少なくとも30年は社会人をやる事になるだろう。70歳ぐら…

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2年前
18

道をひらくvol.10-病を味わう-

いつの時の病が死につながるのか、それは寿命にまかすとして、こんどの病もまた人生の一つの試練となり観ずれば、そこにまたおのずから心もひらけ、医薬の効果も、さらにこ…

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2年前
4

道をひらくvol.9-是非善悪以前-

この大自然は、山あり川あり海ありだが、すべてはチャンと何ものかの力によって設営されている。(中略) これは是非善悪以前の問題で、よいわるいを越えて、そのように運命…

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2年前
8

道をひらくvol.8-若葉の峠-

一つの峠を越えてホッと息をついたら、次の峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱり次にまた峠がつづいていて、だからとめどもなく峠がつづいて、果てしもない旅路であ…

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2年前
3

道をひらくvol.7-真剣勝負-

真剣に生きるとは、どう言う事なのか。 もう18年も前に、新卒入社で入った会社の社長から 「髪を振り乱して、真剣に生きてみろ」と言われ、正直どういう事なのか、理解が…

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2年前
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道をひらくvol.6-さまざま-

さまざま さまざまの人があればこそ、ゆたかな働き方も生み出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。好みもちがう。それでよいのである。 ちがうことをな…

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2年前
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道をひらくvol.5-自然とともに-

20代〜30代前半までは、自分にも他人にも素直になれず、見栄をはり、自分が良ければそれで良し。 自然体でいる事が、照れ臭く恥ずかしい。 本当にそれが自分を守る事だと思…

yoda.masayuki
2年前
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道をひらくvol.4 -手さぐりの人生-

僕は、歳を重ねるほどに慎重になっている。 転職をする時も、何度も何度も本当に自分にできる仕事のだろうか。 物を買うときも、何度も何度も本当に必要なのか、 買った後…

yoda.masayuki
2年前
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道をひらくvol.3 -志をたてよう-

松下幸之助さんの『道をひらく』を読んで、その時感じたことを残している。名経営者の心のあり方を学び、すぐにでも、自分の行動に結びつけていくのが目的。 今日は、志に…

yoda.masayuki
2年前
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道をひらくvol.2 -素直に生きる-

今の会社に転職して、もうすぐ4年。 会社の居心地が良く、ワークライフバランスも、改善した。 収入も上がり、奨学金返済も終わり、何不自由の無い生活になった。ようやく…

yoda.masayuki
2年前
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道をひらくvol.1 -道-

松下幸之助さんの書籍『道をひらく』を読まれた方も多いと思う。 1968年に刊行してから、もう50年以上が経過している。 僕が読み直そうと思ったのは、名経営者の思考がど…

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2年前
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勝手に好きなブランド研究vol.01「イケウチオーガニック」

ぼくは、イケウチオーガニックが好き。 タオルって生まれた瞬間から毎日使っていて、いろんな人から頂き物で、「いいタオルだろう」と言うものは使ってきたわけです。そん…

yoda.masayuki
3年前
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アスファルトの向こうから見える朝空

アスファルトの向こうから見える朝空

早朝の代々木上原駅前。日中は、車と人で埋め尽くされている交差点。
車の交通量もなく、人も少ない、陽が上がるのを待つ静かな朝。
道が空に続いていて、見通しの良い場所からの景色。
いつも騒がしい道路が、静寂に包まれ、自分と景色が一体化されている。
人間が作った道路とビルの間から、自然が作り出した空・雲・朝日が顔を出している。

朝焼けと青い空からもパワーをもらいながら、景色と時間を愛おしく感じる。人間

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伝統文化研究 スーパー戦隊を茶道と比較して考察する

伝統文化研究 スーパー戦隊を茶道と比較して考察する

京都芸術大学大学院にて、伝統文化を学ぶ授業があり、スーパー戦隊が伝統になりうるのかを考察することとした。グループワークでディスカッションし、伝統とは何かを考える機会になりつつも、楽しい課題だった。

伝統文化とは

まず伝統とは、多様性・グローバル化の中で、自分たち民族の創造的な営みを物語化することによって、存在価値を高めることになっている。民族が生き残る上で、大事な価値観が伝統に内在し、生存本能

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世界観をつくるとは

世界観をつくるとは

山口周さんと水野学さんの書籍「世界観をつくる」を読んで思ったこと。

役に立つ仕事ではなく、「意味がある仕事」が楽しい日本はもう「役に立つ」という価値で勝負するのは、結構キツイ。まだ不便が残っている国に市場をシフトすることもできるが、楽しくない。「意味がある」方向に行けば、価値を発揮し、仕事は確実に楽しくなる。

僕は、楽しい仕事は稼げない、仕事は苦しいもの、耐えるものという、何故かネガティブに捉

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芸大大学院での学びを地元活性化につなげたい (大学院研究計画)

芸大大学院での学びを地元活性化につなげたい (大学院研究計画)

2022年4月から京都芸術大学大学院の学際デザイン研究領域を学びます。

学ぶ目的を改めて意識するために、志望動機と自分の研究計画を公開します。大学院での2年間の学びを通じて、地域社会に貢献できるように成長できればと思います。

大学院で取得するMFA(美術修士)について

大前研一さんの書籍『ハイコンセプト』や、山口周さんの『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で、これからは論理的思考

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人生を旅するように生きてみる

人生を旅するように生きてみる

僕は、0歳児の男の子と妻がいる41歳。
人生100年で考えると、残り半分ちょい。

社会人として18年経過したが、まだ少なくとも30年は社会人をやる事になるだろう。70歳ぐらいまでか。
(本当は、死ぬまで社会と関わりたい)

今現在、サラリーマンとして納税義務は果たしているが、「社会に対して貢献できているのか。」いつもこの質問を自分にしている。
自分の強みにフォーカスして、社会に貢献出来る事は何か

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道をひらくvol.10-病を味わう-

道をひらくvol.10-病を味わう-

いつの時の病が死につながるのか、それは寿命にまかすとして、こんどの病もまた人生の一つの試練となり観ずれば、そこにまたおのずから心もひらけ、医薬の効果も、さらにこれが生かされて、回復への道も早まるであろう。
病を味わう心を養いたいのである。そして病を大事に大切に養いたいのである。(松下幸之助)

僕は41歳になるが、まだ大きな病を患った事がない。だが、生活習慣病であるメタボだ。自分のだらしがない生活

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道をひらくvol.9-是非善悪以前-

道をひらくvol.9-是非善悪以前-

この大自然は、山あり川あり海ありだが、すべてはチャンと何ものかの力によって設営されている。(中略)
これは是非善悪以前の問題で、よいわるいを越えて、そのように運命づけられているのである。運命で決められているのが90%。残りの10%ぐらいが、人間の知恵・才覚によって左右される。(松下幸之助)

自分ひとりの人生でなく、人との関係の中で自分が生かされてこその人生。どう調和して生きていくか。

まだまだ

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道をひらくvol.8-若葉の峠-

道をひらくvol.8-若葉の峠-

一つの峠を越えてホッと息をついたら、次の峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱり次にまた峠がつづいていて、だからとめどもなく峠がつづいて、果てしもない旅路である。(松下幸之助)

皆さんは、今どんな峠を越えようとしていますか。

坂のキツい灼熱の峠。緩やかな涼しい峠。峠の頂上でおにぎりをもぐもぐしてる。峠の下で休んでいる…

同じ世界を生きていても、人それぞれ、さまざま人生の旅路があり、越えよう

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道をひらくvol.7-真剣勝負-

道をひらくvol.7-真剣勝負-

真剣に生きるとは、どう言う事なのか。

もう18年も前に、新卒入社で入った会社の社長から

「髪を振り乱して、真剣に生きてみろ」と言われ、正直どういう事なのか、理解が出来なかった。

当時の僕は、「真剣に生きる事が照れ臭い。」
そんな受け止め方をしていた様な気がする。
本当に、ダサい新卒社員である。

その当時から、18年経過した今、
真剣に生きる、真剣勝負と言う事について考えてみる。

真剣でな

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道をひらくvol.6-さまざま-

道をひらくvol.6-さまざま-

さまざま
さまざまの人があればこそ、ゆたかな働き方も生み出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。好みもちがう。それでよいのである。
ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。無限の豊かさを感じたい。
そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。(松下幸之助)

「粒ぞろいより、粒ちがい」
僕がいる会社のマネージャーが良く言うことば。

今の

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道をひらくvol.5-自然とともに-

道をひらくvol.5-自然とともに-

20代〜30代前半までは、自分にも他人にも素直になれず、見栄をはり、自分が良ければそれで良し。
自然体でいる事が、照れ臭く恥ずかしい。
本当にそれが自分を守る事だと思っていた。

結果は、いつもこんなはずじゃ無いと、
長く、くすぶり続けている感じもあった。

30代後半に、すーっと、力が抜けて、
自然体でいれる自分になった。
もう出来ない自分を受け入れた。自己受容というやつ。

自然の移り変わりよ

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道をひらくvol.4 -手さぐりの人生-

道をひらくvol.4 -手さぐりの人生-

僕は、歳を重ねるほどに慎重になっている。
転職をする時も、何度も何度も本当に自分にできる仕事のだろうか。
物を買うときも、何度も何度も本当に必要なのか、
買った後で後悔しないのか。

色んな角度から見て、自分の判断が間違いでも、後悔しないように考えて決断する。

いわゆる、ビビリになっている。
変わる事を恐れている。
40歳を超えると、失敗を嫌う。快適でいたい。

自分の与えられた使命は、
ひとり

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道をひらくvol.3 -志をたてよう-

道をひらくvol.3 -志をたてよう-

松下幸之助さんの『道をひらく』を読んで、その時感じたことを残している。名経営者の心のあり方を学び、すぐにでも、自分の行動に結びつけていくのが目的。

今日は、志について。

志に触れる前に、僕自身の事を軽く触れておきたい。

僕の両親は飲食店を経営しており、毎日お店には、常連さんが出入りし、優しく話しかけてくれた。

色んな大人に可愛がってもらえた。そこそこ愛想良くしておけば、大人は相手してくるし

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道をひらくvol.2 -素直に生きる-

道をひらくvol.2 -素直に生きる-

今の会社に転職して、もうすぐ4年。

会社の居心地が良く、ワークライフバランスも、改善した。
収入も上がり、奨学金返済も終わり、何不自由の無い生活になった。ようやく人生がプラスマイナスゼロになり、心に平穏が来た。

・・・だが、何か物足りない。

人間とは不思議なくもので、どんなに素晴らしい環境になっても、脳が慣れてくる。

謙虚の心を忘れ、自惚れが出てきているのではないか。

松下幸之助さんは、

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道をひらくvol.1 -道-

道をひらくvol.1 -道-

松下幸之助さんの書籍『道をひらく』を読まれた方も多いと思う。
1968年に刊行してから、もう50年以上が経過している。

僕が読み直そうと思ったのは、名経営者の思考がどうだったのか、どういう心だったのかを自分にインストールしたかったからだ。

今読み直しても、深く感銘する強く、背筋が伸びる文章の数々である。

このnoteでは、松下幸之助さんが残した言葉をたどり、
自分の道を考え、書き残していきた

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勝手に好きなブランド研究vol.01「イケウチオーガニック」

勝手に好きなブランド研究vol.01「イケウチオーガニック」

ぼくは、イケウチオーガニックが好き。
タオルって生まれた瞬間から毎日使っていて、いろんな人から頂き物で、「いいタオルだろう」と言うものは使ってきたわけです。そんな感覚を超えてしまった「イケウチオーガニック」。
熱狂的なイケウチオーガニックファンに比べると、熱量は足りないだろうが、人に自信を持って好きと言えるブランド。

好きになったきっかけは、さとなおさんのこの記事。

はじめてブランド名を聞いた

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