yoda.masayuki

マーケティングプロデューサー/京都芸術大学大学院学際デザイン研究/TCS認定コーチ 参…

yoda.masayuki

マーケティングプロデューサー/京都芸術大学大学院学際デザイン研究/TCS認定コーチ 参画コミュニティ:4TH(さとなおオープンラボ)/hintゼミ/コミュニティラボ/上原銀座旭會など。

マガジン

  • 道をひらく

    松下幸之助さんの『道をひらく』を読んで、自分の今の想いを書いてます。正解にとらわれず、過去の成功にとらわれず、未来に向けて進むためコツコツと。

  • ブランディング研究

    ブランディングに関連する記事をピックアップ!

最近の記事

アスファルトの向こうから見える朝空

早朝の代々木上原駅前。日中は、車と人で埋め尽くされている交差点。 車の交通量もなく、人も少ない、陽が上がるのを待つ静かな朝。 道が空に続いていて、見通しの良い場所からの景色。 いつも騒がしい道路が、静寂に包まれ、自分と景色が一体化されている。 人間が作った道路とビルの間から、自然が作り出した空・雲・朝日が顔を出している。 朝焼けと青い空からもパワーをもらいながら、景色と時間を愛おしく感じる。人間は自然の一部だと気付かせてくれて、謙虚にもなる。 謙虚になることで、呼吸も所作も

    • 伝統文化研究 スーパー戦隊を茶道と比較して考察する

      京都芸術大学大学院にて、伝統文化を学ぶ授業があり、スーパー戦隊が伝統になりうるのかを考察することとした。グループワークでディスカッションし、伝統とは何かを考える機会になりつつも、楽しい課題だった。 伝統文化とは まず伝統とは、多様性・グローバル化の中で、自分たち民族の創造的な営みを物語化することによって、存在価値を高めることになっている。民族が生き残る上で、大事な価値観が伝統に内在し、生存本能を刺激している。継承の仕組みがあり、時代・地域で人から人へ受け継がれていく機能を

      • 世界観をつくるとは

        山口周さんと水野学さんの書籍「世界観をつくる」を読んで思ったこと。 役に立つ仕事ではなく、「意味がある仕事」が楽しい日本はもう「役に立つ」という価値で勝負するのは、結構キツイ。まだ不便が残っている国に市場をシフトすることもできるが、楽しくない。「意味がある」方向に行けば、価値を発揮し、仕事は確実に楽しくなる。 僕は、楽しい仕事は稼げない、仕事は苦しいもの、耐えるものという、何故かネガティブに捉えていることがある。これは、やりたいことで仕事を選ばず、ブランドで仕事場を選んで

        • 芸大大学院での学びを地元活性化につなげたい (大学院研究計画)

          2022年4月から京都芸術大学大学院の学際デザイン研究領域を学びます。 学ぶ目的を改めて意識するために、志望動機と自分の研究計画を公開します。大学院での2年間の学びを通じて、地域社会に貢献できるように成長できればと思います。 大学院で取得するMFA(美術修士)について 大前研一さんの書籍『ハイコンセプト』や、山口周さんの『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で、これからは論理的思考より感性が大事だということに強く共感しました。 論理的に突き詰めて思考した施策

        アスファルトの向こうから見える朝空

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        • 道をひらく
          10本
        • ブランディング研究
          4本

        記事

          人生を旅するように生きてみる

          僕は、0歳児の男の子と妻がいる41歳。 人生100年で考えると、残り半分ちょい。 社会人として18年経過したが、まだ少なくとも30年は社会人をやる事になるだろう。70歳ぐらいまでか。 (本当は、死ぬまで社会と関わりたい) 今現在、サラリーマンとして納税義務は果たしているが、「社会に対して貢献できているのか。」いつもこの質問を自分にしている。 自分の強みにフォーカスして、社会に貢献出来る事は何か。 子供が生まれて、自分の存在意義って何か。 自分が考える幸せとは何か。 家族

          人生を旅するように生きてみる

          道をひらくvol.10-病を味わう-

          いつの時の病が死につながるのか、それは寿命にまかすとして、こんどの病もまた人生の一つの試練となり観ずれば、そこにまたおのずから心もひらけ、医薬の効果も、さらにこれが生かされて、回復への道も早まるであろう。 病を味わう心を養いたいのである。そして病を大事に大切に養いたいのである。(松下幸之助) 僕は41歳になるが、まだ大きな病を患った事がない。だが、生活習慣病であるメタボだ。自分のだらしがない生活が招いた病だから、本気になればどうにかなるだろうと思っているが、既に数年間メタボ

          道をひらくvol.10-病を味わう-

          道をひらくvol.9-是非善悪以前-

          この大自然は、山あり川あり海ありだが、すべてはチャンと何ものかの力によって設営されている。(中略) これは是非善悪以前の問題で、よいわるいを越えて、そのように運命づけられているのである。運命で決められているのが90%。残りの10%ぐらいが、人間の知恵・才覚によって左右される。(松下幸之助) 自分ひとりの人生でなく、人との関係の中で自分が生かされてこその人生。どう調和して生きていくか。 まだまだ自分のこと、私利私欲を満たしたいと思うのは、どういうことか。なんとも未熟な考え方

          道をひらくvol.9-是非善悪以前-

          道をひらくvol.8-若葉の峠-

          一つの峠を越えてホッと息をついたら、次の峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱり次にまた峠がつづいていて、だからとめどもなく峠がつづいて、果てしもない旅路である。(松下幸之助) 皆さんは、今どんな峠を越えようとしていますか。 坂のキツい灼熱の峠。緩やかな涼しい峠。峠の頂上でおにぎりをもぐもぐしてる。峠の下で休んでいる… 同じ世界を生きていても、人それぞれ、さまざま人生の旅路があり、越えようとする峠もどれ一つ同じ峠は来ない。 峠の先にあるワクワク峠を越えた先に、どんな

          道をひらくvol.8-若葉の峠-

          道をひらくvol.7-真剣勝負-

          真剣に生きるとは、どう言う事なのか。 もう18年も前に、新卒入社で入った会社の社長から 「髪を振り乱して、真剣に生きてみろ」と言われ、正直どういう事なのか、理解が出来なかった。 当時の僕は、「真剣に生きる事が照れ臭い。」 そんな受け止め方をしていた様な気がする。 本当に、ダサい新卒社員である。 その当時から、18年経過した今、 真剣に生きる、真剣勝負と言う事について考えてみる。 真剣でなくても、それなりに幸せな時代今の時代、真剣に生きなくてもそれなりに生きていける。

          道をひらくvol.7-真剣勝負-

          道をひらくvol.6-さまざま-

          さまざま さまざまの人があればこそ、ゆたかな働き方も生み出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。好みもちがう。それでよいのである。 ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。無限の豊かさを感じたい。 そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。(松下幸之助) 「粒ぞろいより、粒ちがい」 僕がいる会社のマネージャーが良く言うことば。 今の時代、個性の違いが良しとされてきたが、 松下幸之助さんがこのさまざまを書かれたの

          道をひらくvol.6-さまざま-

          道をひらくvol.5-自然とともに-

          20代〜30代前半までは、自分にも他人にも素直になれず、見栄をはり、自分が良ければそれで良し。 自然体でいる事が、照れ臭く恥ずかしい。 本当にそれが自分を守る事だと思っていた。 結果は、いつもこんなはずじゃ無いと、 長く、くすぶり続けている感じもあった。 30代後半に、すーっと、力が抜けて、 自然体でいれる自分になった。 もう出来ない自分を受け入れた。自己受容というやつ。 自然の移り変わりように、季節が変わる事を受け入れ、次の準備をする。秩序正しく、心も流れるように循環

          道をひらくvol.5-自然とともに-

          道をひらくvol.4 -手さぐりの人生-

          僕は、歳を重ねるほどに慎重になっている。 転職をする時も、何度も何度も本当に自分にできる仕事のだろうか。 物を買うときも、何度も何度も本当に必要なのか、 買った後で後悔しないのか。 色んな角度から見て、自分の判断が間違いでも、後悔しないように考えて決断する。 いわゆる、ビビリになっている。 変わる事を恐れている。 40歳を超えると、失敗を嫌う。快適でいたい。 自分の与えられた使命は、 ひとりひとりの幸せを明確にし、 その実現を応援し続けること この使命を掲げた時に、

          道をひらくvol.4 -手さぐりの人生-

          道をひらくvol.3 -志をたてよう-

          松下幸之助さんの『道をひらく』を読んで、その時感じたことを残している。名経営者の心のあり方を学び、すぐにでも、自分の行動に結びつけていくのが目的。 今日は、志について。 志に触れる前に、僕自身の事を軽く触れておきたい。 僕の両親は飲食店を経営しており、毎日お店には、常連さんが出入りし、優しく話しかけてくれた。 色んな大人に可愛がってもらえた。そこそこ愛想良くしておけば、大人は相手してくるし、存在を認めてくれた。それなりに幸せな子供時代だったと思う。 そんなこともあり

          道をひらくvol.3 -志をたてよう-

          道をひらくvol.2 -素直に生きる-

          今の会社に転職して、もうすぐ4年。 会社の居心地が良く、ワークライフバランスも、改善した。 収入も上がり、奨学金返済も終わり、何不自由の無い生活になった。ようやく人生がプラスマイナスゼロになり、心に平穏が来た。 ・・・だが、何か物足りない。 人間とは不思議なくもので、どんなに素晴らしい環境になっても、脳が慣れてくる。 謙虚の心を忘れ、自惚れが出てきているのではないか。 松下幸之助さんは、逆境も順境(恵まれた条件で全てがうまくいっている境遇)もどちらも尊いが、素直さを

          道をひらくvol.2 -素直に生きる-

          道をひらくvol.1 -道-

          松下幸之助さんの書籍『道をひらく』を読まれた方も多いと思う。 1968年に刊行してから、もう50年以上が経過している。 僕が読み直そうと思ったのは、名経営者の思考がどうだったのか、どういう心だったのかを自分にインストールしたかったからだ。 今読み直しても、深く感銘する強く、背筋が伸びる文章の数々である。 このnoteでは、松下幸之助さんが残した言葉をたどり、 自分の道を考え、書き残していきたい。 道 自分には自分に与えられた道がある。(中略)自分だけしか進めない大事な

          道をひらくvol.1 -道-

          勝手に好きなブランド研究vol.01「イケウチオーガニック」

          ぼくは、イケウチオーガニックが好き。 タオルって生まれた瞬間から毎日使っていて、いろんな人から頂き物で、「いいタオルだろう」と言うものは使ってきたわけです。そんな感覚を超えてしまった「イケウチオーガニック」。 熱狂的なイケウチオーガニックファンに比べると、熱量は足りないだろうが、人に自信を持って好きと言えるブランド。 好きになったきっかけは、さとなおさんのこの記事。 はじめてブランド名を聞いた人は、こちらのnoteもぜひ。 家のコットン製品は、ほぼ「イケウチオーガニック

          勝手に好きなブランド研究vol.01「イケウチオーガニック」