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【週1エッセイ】

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定期的にやってくる波のように毎週エッセイを流していきます。
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#大学生

週1エッセイ挽回編 〜カメラロールの写真〜

週1エッセイ挽回編 〜カメラロールの写真〜

週1エッセイ、あまり週1で投稿できていないのでタイトルは挽回編。

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ふとカメラロールを見返すことがある。
例えば電車に乗っているときや、いい写真がたくさん撮れた次の日。カフェでゆっくりとコーヒーを飲んでいるときもか。
毎日いろんなことが起こるなかでどんどん記憶が書き換えられ、見たものや聞いた音、触ったものの感触やその場の雰囲気がどんどん頭から消えていく。そういった手放したく

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週1エッセイ 人は必要なときに必要な人と出会うって本当なのだろうか。

週1エッセイ 人は必要なときに必要な人と出会うって本当なのだろうか。

もはや週1ペースではないものの気にせず書いていくぞ。(早めに本来のリズムに整え直したい、、、)

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行きたいけどなかなかタイミングの合わないお店や場所。普段からまちをよく歩き、活動をしているとそんな場所が多くある。もうタイミングが合わないということはそういうことなんだろう。今は行くべきではない、そう思うことにしている。

そんな ”行きたいけど今じゃないらしいリスト” の中に

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週1エッセイ 堂々と図々しく

週1エッセイ 堂々と図々しく

すっかり投稿が滞っていたこの週1エッセイ。一応、5回分スキップしたことは把握している。ぼちぼち、書けるときに書いていこう。ただできるだけ自分のルーティンにすることは頑張ってみたいと思う。

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住んでいるシェアハウスの駐車場で何かしている人がいた。
よく見ると、住民ではないようだ。見知らぬ誰かが、キレイに咲いた紫陽花を摘み取っていた。

車で駐車場に入ろうとしている僕と目が合う

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週1エッセイ 理由はシンプル

週1エッセイ 理由はシンプル

人に説明するために、よりしっかりしたように見せるために、それっぽい理屈を並べていく。やりがちなことだ。知ったばかりの小難しい言葉を使ったり、横文字ばかり並べたり。冷静になってみれば、難しい概念や言葉でも別の言葉に言い換えながらわかりやすく伝えられるほうが格好いいのだけれど。でもそんなことわかっている。ただ、虚勢を張ってしまうのだ。

僕は今年、地元に古本屋をつくろうとしている。
そのことだけが理由

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【週1エッセイ】 1本ずれれば別世界

【週1エッセイ】 1本ずれれば別世界

今の職場は渋谷3丁目。渋谷駅の新南口あたりだ。

僕の中で渋谷は何か目的があっていくところ。目的もなくふらふらするまちではない。むしろ歩きたくもない。

そう思っていた。

とある日の仕事の昼休憩。
休憩になると僕はだいたい散歩に出る。職場で食事を取ることもできるのだが、そこにいるだけで何かと対応しなければいけないことが出てきて休憩が休憩ではなくなる。それを避けたいのだ。

その日は、少し遠くまで

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【週1エッセイ】 10年のときをこえて

【週1エッセイ】 10年のときをこえて

3月、ゼミの教授が定年を迎え退職した。
ゼミに入るための面接後にすぐに飲みに行くほど意気投合し、1年間をかけて大変お世話になった。こんなにラフに付き合えるのか。当時の自分が少々驚いていたことを鮮明に覚えている。でも社会的な肩書きなどでコミュニケーションに上下関係が生まれることを嫌う僕は素直に嬉しかった。しっかりとリスペクトを持っていることを前提に、過度な敬語を使わなかったし、気も遣わなかった。論文

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