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【1分で読める】#29 ツァイガルニック効果:仕事効率化の鍵、ツァイガルニック効果の活用法

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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!自己紹介はこちら

以下のような経験はないでしょうか?

  • 忙しい一日の終わりに、完了していない仕事のことばかりが気になり、リラックスできなかった。

  • 休暇中にもかかわらず、オフィスで未完了のプロジェクトのことを考えてしまい、なかなか気持ちが切り替えられなかった。

  • 試験が終わると、試験勉強で覚えた内容を忘れてしまう。

  • ドラマや映画を見ているときに、次の展開が気になって仕方がなく、次のエピソードが待ち遠しい。

  • 会話の途中で話が切れてしまい、その後どうなったのか気になってしまう。

これらはツァイガルニック効果に陥っている可能性が高いです。

この記事を読むことで、ツァイガルニック効果を理解し、タスク管理や学習効率を向上させ、より生産的な日々を送ることができるようになります!



※そもそもバイアスとは

バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。

これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。

バイアスについて一度勉強すると、2~3週間は耐性が付くと言われています。

逆に言うと、2~3週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、定期的な復習をおすすめします。


ツァイガルニック効果とは

ツァイガルニック効果とは、未完了のタスクや中断された作業が、完了したタスクよりも長く記憶に残るという心理的傾向を指します。

この現象は、1920年代にソビエトの心理学者ブルーマ・ツァイガルニックによって発見されました。

彼女は、人々が未完了の活動について完了した活動よりも詳細に覚えていることに気づきました。

ツァイガルニック効果に陥ると、私たちは未完了のタスクに対して過剰に注意を払い、それが原因でストレスや不安を感じることがあります。

また、この効果は、タスクの完了を促すモチベーションの源ともなり得ますが、同時に集中力の散漫や生産性の低下を引き起こす可能性もあります。

例えば、あるライターが記事を書き始めたものの、途中で別の仕事に取り掛かる必要が生じました。

その夜、彼は未完了の記事のことを何度も思い出し、他の仕事に集中できなくなります。

このように、ツァイガルニック効果は、私たちが未完了のタスクに対して過剰な注意を払い、それが完了するまで心理的な負担を感じ続ける原因になります。

この現象を理解することで、私たちはタスク管理や時間管理の方法を見直し、より効率的で健康的な働き方を目指すことができるようになります。

ツァイガルニック効果を克服する方法

ツァイガルニック効果を克服するためには、まず未完了のタスクが記憶に残りやすいという心理的傾向を理解することが重要です。

以下に、ツァイガルニック効果に対処するための方法を紹介します。

  • タスクリストの作成:
    すべてのタスクを書き出し、それらを可視化することで、何が未完了であるかを明確にします。これにより、タスクに対する心理的な負担を軽減できます。

  • 優先順位の設定:
    タスクに優先順位をつけ、最も重要または緊急性の高いタスクから順に取り組むことで、効率的にタスクを処理できます。

  • 小さなステップに分割:
    大きなタスクは、小さなステップに分割して取り組むことで、達成感を得やすくなり、モチベーションの維持につながります。

  • 明確なゴールの設定:
    タスクの完了条件を明確にすることで、いつタスクが終わったと言えるのかを自分自身で理解しやすくなります。

  • 適切な休憩:
    長時間の作業には適切な休憩を取り入れることが重要です。短い休憩を挟むことで、集中力を回復させ、効率的にタスクに取り組むことができます。

  • タスクの委譲:
    すべてのタスクを自分一人でこなす必要はありません。可能であれば、他の人にタスクを委譲することも検討しましょう。

  • 不要なタスクの削除:
    本当に必要なタスクかどうかを見直し、不要なタスクは思い切って削除することも大切です。

ツァイガルニック効果によるストレスや不安を感じた場合、これらの対策を試してみることで、タスク管理を改善し、心理的な負担を軽減することができます。

まとめ

■ツァイガルニック効果とは
未完了のタスクや物語が頭に残り続ける心理効果。
また、完了すると忘れてしまうという現象も含まれる。

■対策・活用法
・スッキリさせたい場合
 →1つずつ完了させる。
 →完了出来ない場合、やるかやらないか、やる場合はいつやるか日付と時間を計画する
 →または一旦メモに書き出し、「後で確認する」と割り切り眼の前の作業に集中する
・朝イチの仕事に取り掛かるスピードを上げたい場合は、わざと中途半端な状態で退勤する。
・課題解決の良い案が思いつかない場合、一旦、別の事を行う(無意識に脳は考え続けていて、お風呂や、次の日などにひらめく場合が多い)


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