【1分で読める】#20 内集団バイアス：他部署と揉めていませんか？「自分たち」を優遇してしまう原因

2024年3月6日 06:31

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こんにちは！xxIPPOxx(いっぽ)です！（自己紹介はこちら）

以下のような経験はないでしょうか？

これらは「内集団バイアス」に陥っている可能性が高いです。

この記事を読むことで、バイアスを取り払い、より公正で公平な判断を下せるようになりましょう！

バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。

これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。

バイアスについて一度勉強すると、２～3週間は耐性が付くと言われています。

逆に言うと、２～３週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、定期的な復習をおすすめします。

内集団バイアスとは

内集団バイアスとは、自分が所属する集団（内集団）のメンバーを、自分が所属しない集団（外集団）の人々よりも高く評価したり、優遇したりする心理的な傾向を指します。

このバイアスは、「内集団ひいき」とも呼ばれ、内集団に対する肯定的な評価や好意的な態度を示すことにより、内集団の結束力が強まる一方で、他の集団のメンバーの行動や意見を否定的に解釈することにつながります。

内集団バイアスに陥ると、自分が所属する集団のメンバーの成功を集団全体の特性として一般化し、失敗を個々の特例として解釈する傾向があります。

一方、他の集団のメンバーの成功を個々の特例として解釈し、失敗をその集団全体の特性として一般化します。

これは、自分が所属する集団の価値観や規範を他の集団のそれよりも優れていると感じることにつながります。

例えば、あるサッカーチームのファンが、自分の応援するチームの勝利をそのチームの能力や戦略の結果と解釈し、敗北を審判の判断ミスや運の悪さと解釈する場合があります。

一方、他のチームの勝利を運の良さや審判の判断ミスと解釈し、敗北をそのチームの能力の不足と解釈します。

このように、内集団バイアスは、私たちが情報を一方的に選んでしまうことで、現実を歪めたり、偏った視点を持ち続けたりする原因となります。

内集団の例
・出身が同じ国の人、違う国の人
・同じ部署
・家族
・学校での仲良しグループと他のグループ
・◯◯のファン
・父親、母親
・同じ趣味を持っている人

内集団バイアスを克服するためには、まずその存在を認識し、自分がそれに陥っていないかを自己評価することが重要です。

これには、自分の思考や行動を客観的に観察し、内集団バイアスの傾向がないかをチェックすることが含まれます。

次に、自分が所属する集団と他の集団とを公平に評価するため、意識して、自分が所属する集団の短所、他の集団の長所を認識し、尊重することが有効です。

また、他の集団とのコミュニケーションを増やすことが重要です。

これには、他の集団のメンバーとの交流を増やし、その視点や経験を理解し、尊重することが含まれます。

■内集団バイアスとは
自分が所属する特定のコミュニティ（”父親”などの共通点による、心理的な括りも含む）と、その他のコミュニティを偏った視点で捉えるバイアス。
「内集団ひいき」。

■対策
・バイアスを認識する
・バイアスに気づいたときは
「同じ地球に生まれた生命体」「同じ時代を生きる仲間」「同じ人間」
というような大きい括りで考える。
・他の集団とのコミュニケーションを増やす
・他者批判は何も生まない（不毛）なので、止める。自分に出来ることをやる

最後までお読みいただき、ありがとうございます！（自己紹介はこちら）

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